強制執行に至るには、大きく分けて「民事訴訟手続」と「民事執行手続」とい
う二段階構成になっているという話しは、した。
民事執行手続きは、債権・債務の存否の「争い」から切り離して、一定の文書
が執行機関に提出された時は、有無を言わせず執行するという建て前にしている。
そう言う強制執行が開始される契機(キッカケ)となる文書のことを、「債務名義(さいむめいぎ)」と言う。
まあ、債権債務が確かに存在していることを証明している文書、と言ったような
意味だ。
最も代表的なものは、「確定証明書付き判決正本」だ。
「判決」は、一般用語なんで説明の必要もなかろうと思うが、裁判所に訴状を
提出して訴訟が開始され、ガチャガチャ訴訟手続が進行していって、最後に原告
の請求の当否について裁判所が判断を下したものだ。原告の勝訴の場合は、「被
告は原告に金○○円を支払え。」とかなるし、原告敗訴の場合は、「請求を棄却
する」となる。
「正本(せいほん)」と言うのは、こういう裁判所が下した判決の「原本(げ
んぽん)」は、1個しかなく、厳重に裁判所に保管されている。そういう「原本」
を、裁判所外に持ち出す訳にはいかず、しかしそれだと何かと不便なので、法律
的には原本と同じ効力のある写しを作成して、それで用を足すことにしてある。
こういうものを、「正本」と言う。
「確定証明書付き」と言うのは、日本の裁判制度は、基本的に三審制だ。しか
も、事実審(法律効果の存否に関わる、事実関係を争う審理手続き)を二回まで
はやっても良いことにしてある。
実体法というものの構造は、「法律要件」と「法律効果」で構成されている。
一定の「法律要件」が充足されると、一定の「法律効果」が発生すると実体法の
条文は記述されている。
例えば今まで金銭債権の代表みたいに記述してきた、金銭消費貸借による金銭
債権については、民法587条に条文があって、
「第587条 消費貸借は、当事者の一方が種類、品質及び数量の同じ物をもって返
還をすることを約して相手方から金銭その他の物を受け取ることによって、その
効力を生ずる。」と規定されている。
「法律要件」として分析すれば、
1、当事者の一方(借り手)が
2、種類、品質及び数量の同じ物をもって返還をすることを約して
3、相手方(貸し手)から金銭その他の物を受け取ることによって
消費貸借契約が成立して、効力が生じるということになってる訳だ。
だから、貸し借りの対象物は、別に金銭に限らず、「種類、品質及び数量の同
じ物をもって返還をすること」が可能なものであれば、成立する契約だというこ
とになる。まあ、米の貸し借りや、灯油の貸し借りなんかが考えられるのか
…。実際には、金銭消費貸借以外に判例なんかで見たこと無いけどな…。
それと、目を引くのは、「金銭その他の物を受け取ることによって」成立する
と規定されている点だ。こういう、単なる約束(契約)の他に物のやり取りを必
要とする契約を、「要物(ようぶつ)契約」と言う。
だから、この観点からは、天引き契約(100万円を貸し付けたことになって
いるが、実際には利息の天引き(前払い)とか言って20万円を差し引いて、8
0万円しか渡さない。契約上は、100万円貸したことになっていて、利息も1
00万円を基準にして計算する、と言ったもの)が問題になる。確か、判例があ
って(オレも、大昔にやった話しなんで、もはやうろ覚えだ)、契約は100万
円として成立させ(無効ではない)、利息の計算で加算して(天引きされた20
万円は、利息の支払いとして計算する)解決してたはずだ。
こんな風に、実体法の構造が、法律要件 → 法律効果 となっていることから、
債権・債務(権利関係)の存否を巡る争い(訴訟)は、一定の法律要件該当事実
を主張し、それを相手側が争えば、証拠をもって証明していく、というものにな
る。
例えば、100万円の金銭を貸し付けたんで、支払えと主張する場合は、
1、何月何日に100万円の金銭を1年間貸し付ける旨の契約を締結し、
2、利息年5%を付けて返還すると約束し、
3、その時、確かに金100万円を引き渡した
4、しかるに、1年後の何月何日になっても、支払いがなされていない
5、よって、元金100万円と利息1年分の5万円と支払われるまでの遅延損害
金年5%分を請求する、なんてな訴訟を提起して、支払いを請求していく。
被告の方は、契約締結は代理人名義でされているようだが、そもそも、その代
理人として表示されている者には、代理権が授与されていないとか、金は受け取
ったが、借りたものではなく、こっちが貸してた金の支払いを受けたものだとか、
果ては、仮に金銭消費貸借が有効に成立したとして、既に時効(消滅時効)が成
立している、とかいろいろ主張する訳だよ。
そうやって、被告側に争われると、原告としては、契約書を提出したり、銀行
通帳を提出したり、証人を呼んだりして、いちいち立証していく訳だよ。
そういうのが、訴訟手続だ。
裁判所としては、争点を整理して、争いとなっていることを明確にして、期日
を指定して、あらかじめ準備書面(期日にいきなりある主張をされても、即時に
対応できない場合があるんで、主張・立証を書面で準備させる、ということを行
う)を提出させたりして、期日を重ね、判決に熟したと判断した場合は、判決期
日を指定して原告・被告を呼び出して、判決を言い渡す、という段取りになって
いる。
だから、大変なのは、「債務名義」を獲得するまでの訴訟手続の方だ。長く掛
かる場合もある。数年に及ぶ場合もある。
こういう法律要件該当事実の主張・立証を行う審理手続きを「事実審」と言い、
日本の裁判制度では、2回までやっても良いことにしてある。
だから、第一審(1回目の裁判)で判決が出されたとしても、控訴されると、もう一回事実関係を争えるんで、その判決はまだ確定していない、とされる。
一審判決が出されてから、二週間以内に控訴しないと判決は確定すると定めて
いるんで、二週間経っても控訴されないで、初めて判決は「確定」することにな
る。
そういう事情は、裁判所の職員である裁判所事務官が精通しているので、請求
すれば「確定証明書」ってのを判決正本に付与してくれることになっている。
こういう証明書が付いたのが、「確定証明書付き判決正本」というもので、こ
れを執行機関に提出すると、有無を言わせず強制執行が開始されることになって
いる。
強制執行を開始させることのできる文書である「債務名義」は、まだいろいと他にもある。
興味があったら、まあ、ここら辺でも見といて。
( https://saimu4.com/attachment/24194/ )
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※ 画像元のサイトです。
https://www.bing.com/images/search?q=%E4%B8%89%E5%B3%B6%E7%94%B1%E7%B4%80%E5%A4%AB&FORM=HDRSC2ここまで、簡単に金銭債権を持っていると、すぐにも強制執行を掛けて、債務
者(金を借りてる人)の財産を強制的に換金できるような感じで記述してきた。
しかし、そう簡単な話ではない。
と言うのは、「私は、○○さんに対して金銭債権を有しています(100万円
のお金を貸しています)。」と言ったところで、本当かどうか分からないからだ。
さらに、その話が本当だとして、実際に強制執行を制度として運用していく
には、迅速に、しかも債務者(金を借りてる人)に知られないように執行していく
(強制執行の「密行性」と言われる)必要がある。債務者が、財産を隠したりして
執行されることを妨害することも、予想されるからだ。
そこで、本当に金銭債権なんかを有しているのか確定する手続きと、確定した
場合に実際に強制執行を実現していく手続きを別々にして、それぞれ制度を組み
立てている。
前者が「民事訴訟手続」で、後者が「民事執行手続」だ。それぞれ、「民事
訴訟法」と言う法律と「民事執行法」と言う法律で、主に規定されている
豆知識として、あの三島由紀夫(本名「平岡公威(ひらおかきみたけ)」)
は、学習院高等科を首席で卒業。卒業生総代となった。後に、東大法学部に進学
し、独法(ドイツ法)を専攻したという変わり種だ(親父は、高等文官試験合格の
内務官僚だ)。
『東京大学法学部に在学中、團藤重光(だんどうしげみつ)(※ 戦後、刑事法の
大斗。戦後の刑事訴訟法は、この人が作ったと言われている。最高裁の裁判官も
務めた。2012年6月26日に死去(98才だった))から刑事訴訟法を学び、その
論理的な体系に大きな感銘を受けたのは有名な話だ。
一方、團藤のほうは、三島が刑法も学んでいれば、あのような最期とはなら
なかっただろうと語っている。論理性を貫徹できる手続法と現実の問題に直面する
実体法とは、確かに異なる。…
観念の世界では、論理をいかようにも駆使できる。しかし、現実の世界は非合
理に満ち溢れ、人々はそれと向き合い、なんとか折り合いをつけて生きている。
論理によって現実を完全に支配しようとするのは、無謀で破滅的な行為である。
…』という話しもある。紹介しとくぞ。
まあ、民事訴訟法の方は、民事法関係全体が「私的自治の原則」ってのに貫か
れていて(要するに、自分の財産関係は自分が自由に処分できるという原則だ)、
刑事法関係と比較すると、相当弾力的なんだがな。それが、手続法たる民事訴訟
法にも反映されていて、ゴリゴリの杓子定規なものでもない。だから、精緻な
論理性で組み立てられている、という程のものでもない。三島も、民事法をやれば
良かったのにな…。 -
http://www.sankei.com/affairs/news/180817/afr1808170009-n1.html
『 買収目的のわからない事例の一つに日高山脈の麓の平取町豊糠(びらとりちょうとよぬか)地区がある。幌尻岳(ぽろしりだけ)の西側の麓に位置し、過疎化と高齢化で、住民はわずか12世帯23人ほど。冬季は雪深く、袋小路のような地形の集落は陸の孤島になる。
この豊糠地区で、平成23年に中国と関係があるとされる日本企業の子会社の農業生産法人(所在地・北海道むかわ町)が約123ヘクタールの農地を買収した。地区内の農地の56%にあたる広さだが、農業生産法人は何の耕作もせず、放置するという不可解な状態にあった。』
『 農作物を作れば利益が期待できる広い農地を放置しているのはなぜなのか。買収が行われた7年前から、住民の間で一つの仮説が立てられていた。
『農地を荒れ地にしておき、いずれ地目(ちもく)を『雑種地』に変更するつもりではないか。制約の緩い雑種地になれば自由に売買でき、住宅や工場を建てられる」
豊糠地区は抜け道のない行き止まりにある集落で他の地域との行き来も少ない。豊かな水源地でもあることから「土地が自由に利用できるようになる時期まで待って、何者かが意図的に隔離された地域を作ろうとしているなら、これほどうってつけの場所はない」と懸念する住民もいた。』
『 この懸念を増幅するように、複数の取材協力者が地図を示しながら「農業生産法人は実に効率的な買い方をしている」と指摘した。3つ並んだ農地があれば中央の1つ、あるいは左右の2つという具合に飛び飛びに買収しているのだという。あたかも囲碁やオセロゲームを連想させる手法で「56%しか買収していないとはいえ、実質は豊糠の農地すべてを買われたのと同じだ」というのだ。』
『 水面下で何かが動いているのだろうか。そんな不安がよぎる。平取町に住む情報提供者の一人が気になる話を語った。
「平取町に住んでいる中国人女性が、日本人と結婚して帰化して道内に住む女性に『仲間に入らないか』と誘ってきた。断ると『日本にいられなくしてやる』とすごんだという。この女性は、他にも数人の帰化した中国出身女性を個別に訪ね、勧誘しているようだ」
勧誘を受けた女性が「仲間に入れ」という意味を尋ねても、平取町の女性は説明しなかったという。
不可解な集落の丸ごと買収、非耕作地で放置された農地、空を舞う正体不明のヘリ、不釣り合いな高級車の来訪、日本国籍を得た者に対する「仲間に入れ」という強い勧誘、中継基地計画…。情報提供者らは「不可解なことだらけだ。いったい何をやろうとしているのか。年月がたつに従って不安と危機感が膨らんでいる」と話した。
閉鎖的でアンタッチャブルな集落を計画しているのではないかという住民の声が現実的に思えてくる。』対馬は、韓国人に買われ、北海道は中国人に買われか…。やれやれだ…。
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https://www.bing.com/images/search?q=%E7%89%A9%E6%A8%A9&FORM=HDRSC2


債権と言うのは、「一定の行為をすることを、要求できる法律上の地位」と言った感じのものだ。。
例えば、人にお金を貸したとする。当然、「返せよ」と言える(金銭債権を有している状態だ)し、返さなければ強制執行を掛けて、その人の財産を差し押さえて、無理やり換金することができる。
しかし、不動産(まあ、土地だな。建物も不動産だが、競売するとなれば、二束三文だ。あまり高くは競売できない。築30年以上だと、却って解体費用が掛かったりする)に「抵当権」が設定されていると、競売した時に、まず抵当権の方(抵当権付きの金銭債権)から、充当していくんだよ(債権しか持ってない人は、後回しにされてしまう)。
抵当権って、「担保物権」だ。前に「賃借権」の説明のところで、「物権は、債権を破る(物権は、債権に優先する)」ってことを説明したと思うが、担保物権も物権の一種で(金銭債権の担保のための物権で)、一般の金銭債権に優先するという風に法律上構成されてる(そう取り決められてる)んだよ。
物権(物に対する直接の支配権)の親玉は、「所有権」だ。この所有権と言うものは、すべての「物権」の源泉だ。所有者は、その物を煮て食おうと焼いて食おうと自由だ。破壊して廃棄することも、認められている(建物所有者は、建物を解体して木材にして、それを売り飛ばしても、自由だ)。
土地の所有権を有していると、その土地を自由に利用できる。他人に所有権の権能の一部を与えることも、自由だ。
例えば、土地の利用権を与える(「地上権」という物権を設定する)ことも自由だし、「抵当権」という担保物権を設定することも、自由だ。
担保物権という物権は、ちょっと分かりにくいが、要するに普段は今まで通り、所有者(金を借りてる人)が自由に使っていても良いが、いざ借りた金を返さないとなれば、競売に掛けて換金して、そこから優先的に支払いを受ける権利をキープしている、と言った物権のことだ。
イメージ的には、「所有権」(物権の親玉)を有していると、様々にその権能の一部を切り出して、その一部を他人に与えることができる。切り出された権能の一部(所有権の権能の一部が制限されているようなものなんで、「制限物権」と言ったりする。所有権の権能の一部しか備えていない点からは、「一部所有権」とも表現できようか…)は、「物権」としての性質を有していて、純粋の債権に優先する、と言った感じか…。
ただし、「どんな物権を切り出すのか」は、自由にはできない。物権の種類は、決められていて(一定の型が法定されていて)、自分で勝手に”型”を作り出すことは、できない(「物権法定主義」と言う)。
物権は、強力な(約束ー契約ーしていなくても、その支配を脅かす他人に対しては、それが誰であっても主張できる)権利だから、みんながそれぞれ勝手な”型”を作り出すと、収拾が付かなくなるんだよ。それで、予め「型」を決めといて、「こういう物権は、こういう権利」と言うことを決めておくことにしてある。
そもそも、何で物権が債権に優先する(と取り決められている)のか、と言えば、物権が物に対する「直接の」支配権と構成されているからだ。
「直接の」と言うのは、「人を介さないで」という意味だ。
これに対して「債権」は、約束したその人に対してしか主張できない権利と構成されている。貸した金返せよ、と言えるのは、借りた人(返すと約束した人)に対してだけしか、主張できない。
これが物権だと、物を直接支配してる権利だから(法律上、そういう風に構成されている)、その物に対する様々な権能を脅かす全ての人に対して主張できる。
例えば、土地の所有者は、その土地を不法に占拠してたりする人全てに対して「オレの土地からどけよ」と主張できる。何らかの約束を、していなくてもだ。
こういう風に、物に対する支配と人に対する権利と二本立てで処理をしていくやり方は、実は人に対する、人の人格に対する尊重でもあるんだよ。
物は人格を有しないから、煮て食おうと焼いて食おうと自由にしても良いが、人に対しては、そうは行かない。あくまで、約束をベースにして、約束したから権利を主張できる(「約束したから、約束したことを守れよ」と言える)と言う風にしてあるんだよ。
こういう処理に至るまでには、長い歴史が掛かっている。人類の歴史上、人を物のように扱うということは長く行われてきた。「奴隷制」なんてのは、その典型だ。「奴隷」は人では無く、物に近いものとして、(法律上は)処理されてきた。
アメリカ南部の奴隷制は、南北戦争で北軍が勝利するまで続いたんだぞ(1865年に終結だ。たかだか、153年前の話しだ。日本で言えば、幕末のペリー来航の後の話しだ。
1865年は慶応元年で、「5月に土佐勤王党の頭目・武市半平太が処刑される。
坂本龍馬が薩摩藩の支援を得て、亀山社中を設立する。」なんてな出来事が起こっている。薩長同盟の成立は、翌1866年だ。だから、そんなに大昔の話しじゃないんだよ。
ローマだって、奴隷制に立脚してる。「自由人」と「奴隷」の厳然とした区別があった。「剣奴」なんてものも、存在した。「スパルタカスの反乱」とか、聞いたことあるだろ?
ギリシャも、奴隷制に立脚している。労働は、ほぼ奴隷任せだった。だから、ソクラテス・プラトンのギリシャ哲学も、奴隷の労働無しには成立しなかった。労働は奴隷任せだったから、自由人は思弁的な思考に集中できたという訳さ。
スペイン・ポルトガルの南米での植民地支配も、現地人(インディオとか、インドでも無いのに「インド人」とか勘違いで呼んでた)を人扱いしなかった。キリスト教(カトリック)も、そういうことに加担した。
日本でも、九州のキリシタン大名の一部が、鉄砲の火薬に必要不可欠な硝石欲しさに、自国の領民をほぼ奴隷として売り飛ばした(女子、それも若い女子が喜ばれたー商品価値が高かった)。
帝政ロシアの農民は、「農奴」とも評価されている。
別に、過去の話だけではない。現在では、さすがに表だって「奴隷制」を正面から採用することは、はばかられる風潮になっている。
しかし、形を変えて似たような形態は存在している。中国共産党の二重戸籍制なんてのは、農民を奴隷化するものとも評価できる。
北朝鮮の海外労働者も、国家によるある種の奴隷の輸出とも評価できる。
日本でもサラ金全盛期には、貸した金を返せないとなると、若いねーちゃん・奥さんはフーゾクに沈めたり、オッサンやにーちゃんはたこ部屋に送って働かせたり、果ては「腎臓2個あんだろ。1個取っても、命に別状ないだろ? 」とムリヤリ臓器を取ったりした…。
アメリカ建国は、表向きは本国で迫害された「ピューリタン(清教徒)」の「ピルグリム・ファーザーズ」が建国したということになっているが、実態はイギリスやヨーロッパで食い詰めて借金を背負って、貸し主に無理やり送りこまれた白人の「債務奴隷」が建国した、という説を言ってる人もいるんだよ。
オーストラリアやニュージーランドも、ご同様だ。特に、この2国は、イギリスの流刑地でもあった。
だから、オーストラリア人やニュージーランド人と知り合いになる時、自分の祖先は流刑にされた囚人でもないし、借金背負った債務奴隷でもないって話しを長々とやり出す人もいるんで、メンドくさくて、大変だ…、という話しも聞くぞ。
人間、欲に駆られると、そういうことを平気でやらかすし、やらかしてきたのが人類の歴史なんだよ…。 -
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『自衛官の採用上限、32歳に引き上げ 人材確保の司令塔部署も新設 少子化で迫る「静かな有事」対応』
http://www.sankei.com/politics/news/180807/plt1808070002-n1.html
『 防衛省は、自衛官の採用年齢の上限を現行の26歳から32歳に引き上げる方針を決めた。関連規則を改正した上で今年10月から施行する。少子化などの影響で自衛官の確保が困難になっていることを踏まえた措置で、平成31年度には人材確保に関する政策立案の司令塔となる部署も新設する。複数の政府関係者が6日、明らかにした。
自衛官のうち「自衛官候補生」と「一般曹候補生」の現行の募集対象は18~26歳で、上限を6歳引き上げる。今週中にも採用年齢を定めた省令を改正するための意見公募(パブリックコメント)を開始する。自衛官の採用年齢を変更するのは2年以来で、当時は24歳だった上限を26歳に広げた。…』どんな最新の兵器を揃えたとしても、防衛の最後の要(かなめ)は、結局は
「人」だ。オレは、「国家」とか、「祖国」とか言うものは、多くの人(国民、市民、住民…)を乗っけてる『器(うつわ)』みたいなモンだと、思ってる。
しかも、今現在そこに生きてる人達だけの話しでは、ない。
今現在そこに生きてる人達は、過去の祖先達の”生存”の恩恵を、受け継いでいる…。過去と現在のことで終わる話し、でもない。
この先ずーっと、オレらの子供や孫…、そのまた子供や孫達の”生存”の基盤を、提供していくものだ。だから、どの国でも、「侵攻してきたら、反撃するぞ。」という気概を、常に示しているんだよ。
そういう「精神性」を失ったら、直ぐに亡国だ…。
国が亡んで行くのは、軍備の備えが不足だったからではない。
「自分たちの子や孫に、受け継いでいくための「くに」を、絶対に守り抜くぞ。」という精神性を失ったときに、亡んで行くんだよ…。 -
※ 画像元のサイトです。
https://www.sankei.com/politics/news/180810/plt1808100037-n3.html
『私は(防衛庁)長官のときに、人民解放軍の陸海空の青年将校が参りました。私は自衛隊に対し、機密以外はすべてみてもらうように命を下しました。それを見た上で、日本が中国が侵略しようとしているか判断してくれと申し上げました。そういうような相互理解、認識の共有、国益を踏まえた上でのそういう信頼関係の構築は、日中間に限らず必要なことだと承知をしております』
総裁選への立候補表明でこんなこと言ってるとは…。
自分のやってることの危険性に、皆目気付いて無いんだな…。
そういうヤツが、防衛大臣やってた訳だ…。
日本、終わってるな…。 -

(※ 画像元のサイトです)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%B3%E3%82%AChttp://www.afpbb.com/articles/-/3186083?cx_part=top_latest
『トンガ、中国に太平洋島しょ国の債務帳消し要請』
『【8月15日 AFP】南太平洋の島国トンガのアキリシ・ポヒバ(Akalisi Pohiva)首相は、14日掲載された地元紙のインタビューで、中国に対し、南太平洋の国々の債務を帳消しにするよう求める考えを明らかにした。南太平洋地域では近年中国が援助を急増させているが、大半は国有の中国輸出入銀行(China Exim Bank)からの貸し付けだ。ポヒバ首相は、貧困にあえぐ域内各国にとって債務履行が非常に大きな負担になっていると訴えている。
オーストラリアのシンクタンク、ローウィー研究所(Lowy Institute)によると、トンガが中国に対して抱える債務は1億米ドル(約110億円)以上。ポヒバ首相は、このままでは返済に苦慮することになると危機感を示している。
地元紙サモア・オブザーバー(Samoa Observer)のインタビューに答えたポヒバ首相は、南太平洋地域の島しょ国ではどこも状況は同じだと指摘。来月ナウル(Nauru)で開く太平洋諸島フォーラム(PIF)でこの問題について話し合う必要があると語っている。
「全ての太平洋島しょ国はこの提案書に署名し、中国政府に債権の放棄を要請しなければならない」「われわれが債務を果たせないのなら、私の考えでは、前に進める方法はこれしかない」
トンガは2006年に起きた暴動で首都ヌクアロファ(Nuku’alofa)中心部が徹底的に破壊され、その再建のために中国の貸し付けに頼ることになった。
中国政府はこれまで、貸し付けを無償援助に切り替えるトンガからの要請を繰り返し拒絶。債務履行の猶予には一度応じている。
ポヒバ首相によると、中国はここへきてトンガに貸し付けを返すよう求めているという。
トンガは2018年9月までに中国に1400万ドル(約1億6000万円)を返済する見通しだが、これは「国に予算のかなりの部分を占める」(同首相)。トンガは今年2月、強力なサイクロンが首都を直撃し、大規模な再建が必要になったことから、債務の履行がますます難しい状態に陥った。
ポヒバ首相は、返済できなければ中国が建物などトンガの資産を差し押さえる恐れがあるため、「中国政府に債務帳消しを求める提案書に署名するのが唯一の選択肢だ」と述べている。(c)AFP』地理的な位置からして、中国の意図は明かだな。
アメリカ海軍の台湾、中国本土接近の牽制だろう。また、なにかの軍事的な拠点でも作ろうということだろうよ。
オーストラリア海軍(アメリカ軍との共同作戦を、取る可能性が高い)の牽制も、あろうな。
「トンガは2006年に起きた暴動で首都ヌクアロファ(Nuku’alofa)中心部が徹底的に破壊され、その再建のために中国の貸し付けに頼ることになった。」とあるが、その背後に中国の工作員が暗躍した可能性は、ないのか? -
http://www.sankei.com/life/news/180815/lif1808150002-n1.html
(※ 画像元のサイトです)
前にも言ったと思うが、尖閣は中国が台湾侵攻に出る時の、「要石」だ。
明らかに、アメ(のトランプ政権)と示し合わせてのことだと思うぞ。
最近は、ウイグル人の人権侵害も言い立てているしな。
「人権」を持ち出されると、中国は対応のしようが無いんだよ。
だから、「人権」を言ってる限り、「お前とは、妥協する余地は、無い。」と言うメッセージになるんだよ。
つまり、アメとしては、「妥協する余地の有る、経済の問題で、大幅に譲歩しろ!」という意味になる。
しかし、どうも最近の流れを見てると、米中は「技術冷戦(技術分野における、中国封じ込め)」に突入したようにも、思われる。
前に、イージス艦の民間船との衝突の時に、「ハッキングされた説」を紹介したが、その後の調査で、中国製の電子部品が原因だった…とでも判明したのかなあ…。
そういうあたりは、軍事機密だろうから、情報は、一切出てきてはいないがな…(オレの収集能力ではな…)。
あと、この小型衛星は、北朝鮮の「瀬取り」対策にも使うつもりなんだろう。
中露は、制裁を緩和する方向で動いているようだから、動かぬ証拠を突きつけようと言うんだろう(衛星画像は、軍事機密になるんで、提供できないだろうが、連絡して艦船が接近して、写真でも撮ろうと言うんだろう)。
『政府は7月24~26日、大量破壊兵器の拡散阻止を目的とした多国間訓練を千葉県房総半島沖などで実施した。目玉となったのは、大量破壊兵器の関連物資を積んだ疑いがある船舶に海上自衛隊員らが乗り込み、立ち入り検査を実施した実動訓練だった。特定の国を想定した訓練ではなかったが、北朝鮮による洋上での違法な物資の移し替え「瀬取り」を抑止するための次なる一手を示唆する意味もあった。
一連の訓練は、2003年に米国のブッシュ政権が提唱した「拡散に対する安全保障構想(PSI)」に基づいて行われた。現在は日本、米国、韓国、豪州、ニュージーランド、シンガポールの6カ国が1年ごとに持ち回りで開催しており、日本が主催するのは4回目。日本を含め計26カ国が参加した。
実動訓練では、日米豪の哨戒機が大量破壊兵器の関連物質を積んだ疑いがある国籍不明船を伊豆半島沖で捜索・追跡。空の動きと連動して、海自と米韓の沿岸警備隊が房総半島沖で容疑船舶に乗り込み、立ち入り検査を行うまでの手順を確認した。』なんてなことも、やってるしな。
( http://www.iza.ne.jp/kiji/politics/news/180814/plt18081412040007-n1.html ) -
https://diamond.jp/articles/-/168348
(※ 画像元のサイトです)
『「かぼちゃの馬車」被害者をさらに騙す“二重詐欺”の卑劣な実態』一度騙されると、ある種の「カモリスト」に載ってしまい、それが出回って、何度でも騙される、って話しだ。
もちろん、騙すヤツが一番悪いんだが、騙される方(カモ)にも、共通の性質があるように思われる。
以下のような点だ。1、 自分の頭で考える習慣が身についていない。肝心なことを自分で考えようとせず、他人にお任せする習慣が逆に身についてしまっている。
だから、「あなたのためを考えてます。」「私にお任せ下さい。決して、悪いようにはしませんから。」といった甘言を吹き込まれると、易々と信じてしまう。
その癖、欲の皮だけは突っ張っているから、現実離れした「儲け話し」に易々
と乗っかってしまう。「サラリーマンでも、10億円!!」とか、「ビットコイ
ンで、億り人!!」とかのあり得ない話しに乗っかってしまう。2、 プロセス(結果が出るまでの課程)に関心がなく、結果(自分にとっての利益)にしか関心がない。
おそらく、苦労して何かを作り上げたとか、成し遂げたとかの経験が、乏しいのだろう。人は、そういう体験を通して、実は結果よりも、結果に至るまでの過程こそが貴重なんだ、ということを学んでいくもんなんだがな…。3、メンドくさいことを、粘り強く考えることが苦手だ。
人生はできたら、メンドくさいことから軽やかに逃れて過ごしていけたら最高なのに…、と考えている。4、 問題(困りごと)の解決策は、他人が必ず授けてくれるものだと思って(考えて)いる。特にお金を支払いさえすれば、解決策が手に入るハズだと、考えている。だから、高額の相談料(コンサルタント料)を支払えば、きっと解決策が手に入るものだと考えている。
5、 自分は、今はちょっと不調・不運なだけで、調子が上がってくれば、運が向いてくれば、きっと結果が出せるハズだと考えている。
しかも、そのキッカケは、自分ではなく他人が与えてくれるものだと、考えている。学習塾のコマーシャルでよく見る、「やる気スイッチ、オン!!」とかがその典型だ。6、物事がうまくいかない原因は、決して自分の内部には無く、必ずや自分以外の点にある、と考えている。
だから、決して自分を変化させようとは、考えない。
常に、自分の外部(他者)の変化を求める(請求する)。まあ、そういう人は、何度でも繰り返し騙されるだろうよ…。
-
※ 画像元のサイトは、以下のところです。
http://京都のitベンチャーで働く女の写真日記.com/kiji.html?entry=2016-01-25-01http://www.sankei.com/life/news/180602/lif1806020025-n1.html
『アメフット部の反則問題の影響はどこまで広がるのか。7月には、同大への進学を
検討する高校生や保護者らを対象にオープンキャンパスが開かれ、秋には進学
アドバイザーによる個別進学相談、英語受験対策講座、過去の試験問題の展示などが
行われる。
受験生集めのイベントを控え、大学教員らも神経をとがらせている。
同大教職員組合文理学部支部が5月24日に出した声明には、「(オープン
キャンパスまでに)信用回復の有効な手立てを講じない限り、教職員は受験生やその
保護者からの問い合わせに真摯に応答できない」と危機感を募らせ、理事会の刷新
などを求めた。』
『さらに懸念されるのが受験者数へのしわ寄せだ。日大公式サイトによると、30
年度の一般入試志願者数は全国トップクラスの約11万5千人で、前年度より約
2500人増えている。多様な学部をそろえる日大は受験生の大きな受け皿となって
きたが、都立高校で進路指導を担当した経験がある男性教諭は「日東駒専(日大・
東洋大・駒沢大・専修大)を狙う学生は、日大が第一志望でない限り、他の大学に
流れる可能性はある」と話す。』実は、非常に重要なことに触れていると思われる。
前回、私学助成金の観点を指摘したが、それよりももっと重要なことがある。それは、「世間」という語で表現されてるモンだ。まあ、世の中の評価・評判と
言ったものか…。
それは、この日本社会で日々生活を送っている人々の「内心の声」「意識」
「認識」「考え」と言ったものにより構成されている。
それは、今現在生活している人のものに限定されることではない。過去、何代・
何世代にも渡って形成されて来たものに関係することだ。
過去の話しで終わることでもない。これから未来へと繋がっていくものでもある。
人の精神活動は、生物学的には脳細胞によって作り出される(と、今のところ考え
られている)。脳細胞の連結・連絡によって作り出される。
その脳細胞は、遺伝的なモンにある程度規定され、後天的な学習によって連結・
連絡が変化する(心理学の本なんかには、一卵性双生児での観察結果から、遺伝が
6割で学習の成果が4割くらいだろう、何てことが書いてある)。
言ってみれば、オレら一人一人が、情報処理能力を備えた生物学的なコンピュータ
と過去のデータを蓄積した生物学的なデータベースで、日々体外から栄養分を摂取
しつつ、せっせと排泄してる、生きてる情報処理器官な訳だよ。
その情報処理の結果、知・情・意などの様々な精神活動が生まれ、それを「生き
てるということ」なんぞと称してる訳だ。
だから、全ての人がそう言った頭脳を備えている。そう言った精神活動をして
いる。
百人いれば百人、千人いれば千人、万人いれば万人、億人いれば億人がそう言った
精神活動をしている。その全ての人が、「内心の声」「意識」「認識」「考え」と
言ったものを備えている。「千差万別」「十人十色」と言った表現は、そういうこと
を表現したものだ。人として尊重する、と言うことは、そう言った一人一人の精神
活動に敬意を払う、ってことだ(「あなたのお考えは、そうですか。なるほど
ねえ。」ということだ。
「人権」「個人の尊重」という概念の根底には、そういう考察が横たわって
いる)。
もちろん、ある程度は外部から働きかけて一定の方向に誘導することは可能だよ。
近時では、ナチス・ドイツ(「ハイル・ヒトラー!」)や大日本帝国(「天皇陛下、
バンザーイ!」)の国民に対する洗脳が記憶に新しい。過去の話だけではない。
中国共産党の毛沢東の神格化、デジタル・レーニン主義によるアメとムチによる
人民の行動規制、北朝鮮の金日成一族の神格化なんてのが絶賛進行中だ。
しかし、完全にこれをコントロールするのは、まず不可能だ。できるのは、
せいぜい監視の目が届くところでの、人々の行動に対する一定の影響ということ
くらいのモンだろう。
人の「内心」まで規制するのは、まず不可能だろう。
世の中の評価・評判というものは、そう言った日々生活を送っている人々の精神
活動が作り出す、「内心の声」「意識」「認識」「考え」と言ったもので形成
されてるモンな訳だ。
だから、一朝一夕で作り出せるモンではない。なにしろ、「脳細胞」に規定されて
いるものだからな。
人類誕生、へたすれば哺乳類誕生、いやいや生物誕生まで遡る話しかもしれない…。
後天的な学習による脳細胞の連結・連絡の方も、未だにあまりよく分かって
いない。
そういう研究成果も乏しいようだ。第一、どうやって観察するのかも確立されて
いないようだ。せいぜいが、脳のどの部分に血流が多くなるのか観察する、と言った
程度だ。
だから、上に立つ人、組織の上部の方にいる人、一定の職責に就いている人は、
こういう日々平凡に生活している人々(一般国民、衆生、パンピー、一般人…etc)の
意識に対する「畏れ」と「尊重」が絶対に必要なんだよ。
それを忘れたときは、必ず反撃・しっぺ返しを喰らう。
「一寸の虫にも五分の魂」、石舟斎遺訓の「一文は無文の師」なんてのも同根だ。
人の精神活動ってのは、他者の精神活動(及び、その結果)を以てしか鍛錬
できない。
他者の精神活動を尊重しないヤツに、自分の精神活動を成長させていくことは
できない。
お前にしてから、強い相手と戦えるのが好きだってのは、その相手の精神活動の
成果を味わうのが楽しみだ、ってことだろ?
だから、問題の本質は、相手が強いかどうかという点ではない。後輩でも、始めた
ばかりの初心者でも、そこには相手の精神活動が反映されてて、そこに思いも
寄らない(自分の精神活動からは、とても出ないようなもの)が湧出していて、
それに触れる・それを感得するのが楽しみだ、ってことだろ?
以前に、持ち回りの当番の中で、どっかの**で不祥事が生じた(集めた費用を
使い込んで、パチに使ったんだっけ? )時に、お前が「ばか**」とか発言した
ことに、オレが相当キツく叱責した(「鼻持ちならねえエリート臭が臭うぞ」とか
言ったっけ? )ことがあったろ?
あれは、こういう問題に繋がっているからなんだよ。
そりゃあ、人には能力の差が存在してるよ。しかし、だからと言って能力が
低ければ、その人のかけがえのない精神活動を全否定してもよい、というもの
でもない。
「能力」の高低なんてのは、あくまで当てているスケール(尺度)上での
物言いだ。そもそも、そういうスケールを当てることが本来的に正しいのか、
という問題がある。
また、場面が異なれば、当てるべきスケールも、当然違ってくる。「乱世の姦雄、
治世の能臣」という言葉もある。
だから、常に「一文は、無文の師」という他者に学ぶ謙虚な態度が必要なんだよ。
石舟斎遺訓について、検索してたら、また新たな名言に当たった。
ゾクっと来たんで、紹介しとくぞ。
「うつすとも水は思はず、うつるとも月は思はず、広沢の池。
(塚原卜伝作らしい)」…
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