ドレイクは中央アメリカからスペインへ向かう交易船を襲撃して財宝を奪い、イギリスへ戻るが、ホーキンスと同じように英雄として扱われた。ドレイクもナイトになっている。デスモンドの反乱を鎮圧するためにアイルランドへ派遣されたローリーもナイトの爵位が与えられた。(Nu’man Abo Al-Wahid, “Debunking the Myth of America’s Poodle,” Zero Books, 2020)
この当時、アメリカ大陸で「失われた十支族」を特定したという話が流れ、それに基づいて1650年にオランダのラビ、メナセ・ベン・イスラエルは『イスラエルの希望』という本を出版している。イスラエルはイギリスのオリバー・クロムウェルに対し、アメリカ先住民のスー族とコマンチ族を「再ユダヤ化」するためにユダヤ人を派遣するように求めている。(Laurent Guyenot, “From Yahweh To Zion,” Sifting and Winnowing, 2018)
そして1898年にキューバのハバナ港に停泊していたアメリカの軍艦メインが爆沈。艦長は石炭庫で火災が発生し、それが原因で爆発したと推測していたのだが、アメリカのメディアはスペインが爆破したと宣伝し、政府による調査が行われる前に議会は戦争へと向かう。そこで戦争に消極的だったウイリアム・マッキンリー大統領も宣戦布告せざるをえなくなった。その背後では海軍次官補のテディ・ルーズベルトが戦争熱を高めていた。(James Bradley, “The Imperial Cruise,” Little, Brown and Company, 2009)
棍棒外交のテディ・ルーズベルトと親しかったことで知られている日本人が金子堅太郎。日露戦争の最中、金子は政府の使節としてアメリカへ渡り、ハーバード大学でアングロ・サクソンの価値観を支持するために日本はロシアと戦っていると演説、同じことをシカゴやニューヨークでも語っている。戦争後、テディは日本が自分たちのために戦ったと書いた。(James Bradley, “The China Mirage,” Little, Brown and Company, 2015)
※ 『2018年ロシアW杯での歴史的惨敗を受け、UEFA EURO 2020予選ではベテラン勢を一掃し世代交代に着手した。ヨシュア・キミッヒ、レオン・ゴレツカ、セルジュ・ニャブリ、アントニオ・リュディガー、カイ・ハフェルツといった若手選手が台頭し、強豪オランダと同グループとなったものの、首位で予選を突破している。
1年延期され2021年に開催されたUEFA EURO 2020では、グループリーグの第1戦でフランスに敗れるも第2戦でポルトガルに勝ち、第3戦でハンガリーと引分け勝ち点4の2位で通過した。ラウンドオブ16では、イングランドに敗れた。大会終了後にレーヴ監督は退任、レーヴ監督の後任には監督時代にアシスタントコーチを務め、バイエルンの監督として2020年に3冠達成したハンジ・フリックが監督に就任した。