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韓国憲法裁、「弾劾への判断」はいつになるのか。今週末か、それとも月を超えるのか……どちらにせよ社会の分断は深まり、混沌となっていく模様
https://rakukan.net/article/511955661.html『2025年03月17日 カテゴリ:ユン・ソンニョルコメント:(30)
タグ: 弾劾 憲法裁判所 戒厳令 ユン・ソンニョル イ・ジェミョン 大統領選挙2025
韓国憲法裁の熟考の中、「尹大統領宣告日」推測が乱舞…与党「4月初め」 野党「今週」(中央日報)
憲法裁判所が尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領弾劾事件に対して歴代最長期間の熟考を繰り返しながら、法曹界と政界では宣告日をめぐる各種推測が乱舞している。16日基準で尹大統領弾劾審判は昨年12月14日の訴追から93日目となり、従来の最長期間である盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領の弾劾審判期間(91日)を超え、連日記録を更新している。先月25日の弁論終結以降、裁判官の評議だけで4週目に入った。
共に民主党など野党は「今週中の宣告」を予想している。当初の3月上旬・中旬という予想が外れたものの、憲法裁が「最優先審理」という立場を明らかにしただけに速度を出すと期待している。今週中に出る場合、通常2、3日前に期日を指定した慣例からみて19-21日中の宣告が有力だ。18日には朴性載(パク・ソンジェ)法務部長官の弾劾審判弁論期日が予定されている。
A裁判官が知人との約束を23日以降に延期したという「噂」も根拠に提示された。野党および法曹界に詳しいある関係者は「A裁判官が知人と当初13日だった約束を取り消して『23日(日曜日)以降に会おう』と話した」とし、この伝言を根拠に「宣告は来週に持ち越されるだろう」と推測した。この関係者は「尹大統領の拘束取り消しが変数になったが、ひとまず1週ほどだけ延期した」とし「23日前の今週中に宣告が出るようだ」と話した。ただ、A裁判官の23日以降の約束延期が事実だとしても、追加で延期する可能性もあるため宣告日と見ることはできない。
与党側は宣告日がさらに遅れるとみている。保守陣営は弾劾審判初期から「5(認容)対3(棄却)」を主張してきたが、「実際に棄却される可能性が可視化すると、文炯培(ムン・ヒョンベ)憲法裁判所長権限代行が認容票を増やす馬恩赫(マ・ウンヒョク)裁判官候補の任命のまでひたすら待っている」というのが主張の骨子だ。弾劾審判は6人以上の裁判官が認容側に立ってこそ罷免される。
(引用ここまで)ユン大統領に対する憲法裁の弾劾認容・棄却がいつ言い渡されるのか、ちょっと紛糾しています。
当初は14日前後ではないかとされていました。
これはパク・クネ大統領の弾劾案可決から91日であったこと前例を考慮して、90日前後で判断が下されるのではないかとの憶測があったためです。
実際にはその直前にユン大統領の釈放もあって実現せず。次には今週の20、21日頃ではないかともされています。
ただ、ユン大統領以外のハン・ドクス首相等への弾劾案も可決されており、それらの審議もあるために長引くのではないかとの憶測も流れています。
どちらにせよ最大で180日以内に判断が下されることが決まっています。6月よりも前には結果が出るのは間違いない。イ・ジェミョンに対する公職選挙法違反の高裁判決(26日予定)よりも前なのか後なのかもポイントになると思われます。
あ、中央日報は「ノ・ムヒョン元大統領の弾劾審判期間(91日)」としていますが、翻訳ミスか大元が間違っているかしていますね。ノ・ムヒョンのそれは60日ほどでした。
91日なのはパク・クネのはず。どちらにせよ結果は「認容(ユン大統領の失職)」となるでしょう。
ユン大統領の戒厳令発令は憲法違反であり、もはや大統領職を続けるべきではないと判断されるはずです。
現在、大法官(最高裁判官に相当)は8名で、このうち6名以上が弾劾に賛成すれば失職となります。
大法官には中道派や保守派もいますが、今回の国政混乱は座視できないとの判断になるでしょう。ただ、宣告が長引いているのは全員賛成ではないからかもしれません。
前回のパク・クネ弾劾は国民含めて大多数が「これ以上大統領職を続けさせるべきではない」との認識だったのですが。今回は党支持率を見てもそこまで一色に染まっているわけではありません。
韓国政党支持率 与党39.0%・最大野党44.3%(聯合ニュース)
前週は与党が上となっていましたが、今回はまた再逆転。
ちょっとしたきっかけでいくらでも与野党への支持率が変わりうる状況にあるのです。あくまでもどちらかに一辺倒って状況ではありません。
認容、棄却のどちらの結果となってもさらに分断は深まり、韓国社会は混乱の度合いを増すでしょうね。前回のパク・クネ失職の際にはデモなどで4人が亡くなりましたが、今回はどうなることやら……。』
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エジプト、スエズ運河収入が月8億ドル減 中東情勢が海運に影響
https://jp.reuters.com/world/us/NJ56PB4G3ZJ6DFGFS72X26XLCM-2025-03-18/『2025年3月18日午前 9:06 GMT+91時間前更新
エジプト、スエズ運河収入が月8億ドル減 中東情勢が海運に影響
エジプトのシシ大統領は3月17日、イエメンの親イラン武装組織フーシ派が紅海の船舶を攻撃する中、スエズ運河の月間収入が8億ドル前後減少していると明らかにした。2024年10月、ロシアのカザンで代表撮影(2025年 ロイター)
[カイロ 17日 ロイター] – エジプトのシシ大統領は17日、イエメンの親イラン武装組織フーシ派が紅海の船舶を攻撃する中、スエズ運河の月間収入が8億ドル前後減少していると明らかにした。
イランが支援するフーシ派は、イスラエルとの戦争でパレスチナ自治区ガザの住民を支援するため、2023年11月以来紅海地域で船舶を攻撃。船舶が近くのスエズ運河を避けてアフリカを迂回せざるを得なくなり、世界の海運の混乱と輸送コストの上昇につながっている。
エジプト大統領府の声明はフーシ派に直接言及していないが、シシ氏は昨年12月、この混乱で24年のスエズ運河からの収入が約70億ドル減少すると述べていた。
フーシ派は、15日に少なくとも53人が死亡した米国の攻撃への報復として、紅海で米船舶への攻撃を再開すると表明。また先週には、イスラエルがガザへの援助物資搬入阻止を解除しなければ、紅海を通過する同国船舶への攻撃を再開すると表明している。』
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EUのウクライナ軍事支援案、イタリアとスペインは支持に難色
https://jp.reuters.com/world/ukraine/ZU6BXG4AJZJZVD7TJCCQ6DD2PU-2025-03-18/『Lili Bayer, Andrew Gray
2025年3月18日午前 9:22 GMT+943分前更新
EUのウクライナ軍事支援案、イタリアとスペインは支持に難色
イタリアとスペインは17日、ウクライナへの軍事支援に今年最大400億ユーロ(436億7000万ドル)を拠出するという欧州連合(EU)の提案について、現時点で支持する用意がないとの姿勢を示した。ブリュッセルで撮影(2025年 ロイター/Yves Herman)
[ブリュッセル 17日 ロイター] – イタリアとスペインは17日、ウクライナへの軍事支援に今年最大400億ユーロ(436億7000万ドル)を拠出するという欧州連合(EU)の提案について、現時点で支持する用意がないとの姿勢を示した。
提案はEU外相に当たるカラス外交安全保障上級代表が行ったもので、実現すれば、EUのウクライナ軍事支援は昨年の約200億ユーロから倍増する。
17日にブリュッセルで開かれたEU外相会議の後、カラス氏は、提案は「広範な政治的支持」を得ており、現在詳細について議論していると述べた。
外交筋によると、提案は北欧や東欧諸国から強い支持を得る一方、ロシアから地理的に遠い一部の南欧諸国は消極的な姿勢を示している。
イタリアとスペインの閣僚は会議前に、この提案について明確な立場を取るのは時期尚早だと述べた。
イタリアのタヤーニ外相は、提案は今後の動向を踏まえて深く議論する必要があると主張。「停戦に向けた前進があるかどうか、トランプ米大統領とロシアのプーチン大統領の電話会談を待っているところだ」とした。』
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ムーディーズ、VWの格付けを「Baa1」に引き下げ
https://jp.reuters.com/business/autos/MH7HR6RZWZMAVK7VJVJ547EH6I-2025-03-18/『2025年3月18日午前 9:48 GMT+915分前更新
ムーディーズ、VWの格付けを「Baa1」に引き下げ
格付け会社ムーディーズは3月17日、ドイツのフォルクスワーゲン(VW)の格付けを「A3」から「Baa1」へ1段階引き下げた。写真はVWのロゴ。11日、ボルフスブルクで撮影(2025年 ロイター/Liesa Johannssen)
[ベルリン 17日 ロイター] – 格付け会社ムーディーズは17日、ドイツのフォルクスワーゲン(VW)の格付けを「A3」から「Baa1」へ1段階引き下げた。Baa1は投資適格級では下から3番目の格付けとなる。
ムーディーズは引き下げの理由として「Baa1への格下げは営業利益率とフリーキャッシュフローの最近の縮小を反映しており、今後数四半期にわたって回復材料はほとんど見込めない」とコメントした。
VWは今年も困難な年になるとの見通しを先週示し、理由として電気自動車(EV)の販売拡大やコスト削減、中国勢との熾烈な競争の中での貿易摩擦への対応などを挙げた。
VWは二大市場となっている中国とドイツで新モデルの投入やコスト削減を含めた大幅な改革を進めており、中国では25年に最大10億ユーロ(10億9000万ドル)の減益になると予想した。ムーディーズは声明で「これらの施策が成功裏に実行されれば、26―27年までに収益性を改善できるだろう」と分析。また、VWの強固なバランスシートは「低いレバレッジと非常に良好な流動性を持つ」とし、「戦略的に移行して、業界の課題に対処するための時間を与える」と指摘した。』
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アフリカの自動車生産国と日本メーカーの動向
https://abp.co.jp/contents/insights/insights-2381/



『トヨタ、スズキ、いすゞ、ホンダ、日産、三菱、日野がアフリカで自動車を組み立て生産中
アフリカのビジネス環境
2023.08.06(トヨタの南アフリカ工場、ABP撮影)
アフリカにおける自動車の生産・販売状況についてまとめました。
アフリカでは日本の中古車が普及しているものの、自国での生産が悲願
スズキのエブリィが並ぶナイジェリア・ラゴスの街角
スズキのエブリィが並ぶナイジェリア・ラゴスの街角(ABP撮影)よく知られているように、アフリカでは日本車が多く走っています。国によっては道路を走る自動車の9割程度がトヨタやスズキを始めとする日本車です。乗用車だけでなく、トヨタ・ハイエースや日産・キャラバン、スズキ・エブリイは、改造してバスとして使われ、文字通り庶民の足となっています。
しかし、南アフリカやエジプトを除いて、登録台数の8-9割は中古車です。その中古車の多くは日本から輸出されており、日本企業とアフリカの間の大きなビジネスとなっていますが、アフリカの政府はどこも、中古車でなく新車を国内で生産して国内で販売する「地産地消」を目指しています。自動車産業は裾野が広いため部品製造業の勃興とレベルアップが期待できること、雇用を確保できること、自動車を輸入する外貨を節約できることなどが理由です。
自動車の国内生産を増やすためには、中古車の輸入に制限をかけ、自動車生産への税制面(関税・法人税)などの優遇策を制定し、新車メーカーを誘致しなければなりません。南アフリカは中古車輸入を禁止し、関税優遇策を取り入れるなどの政策が功を奏し、アフリカ最大の新車生産国となっています。国内販売だけでなく、トヨタがカローラなどを欧州に輸出し、BMWが米国など向けに輸出するなど、自動車や自動車部品の輸出拠点にもなっています。
アフリカで自動車が生産ができている国は?
ある国で自動車生産が可能となるには、前述の(1)政策や税制面の他に、(2)投資規模(固定費)に合うだけの市場、(3)生産が可能となる技術水準が必要となります。政府は通常、優遇策と同時に国内部品調達率を定めますので、国内で部品を調達できる水準に達していることが必要となります。
これらの観点を満たして、国内で自動車が生産されているアフリカの国は、南アフリカ、モロッコ、エジプト、ケニア、アルジェリア、チュニジア、ガーナ、エチオピア、ナイジェリア、ルワンダの計10カ国となります。これらアフリカの工場はすべてCKDまたはSKDの組み立て生産となっています。
関連記事:アフリカ各国のマクロ数値、経済構造、日本企業の進出事例(アフリカ国別情報)
関連記事:アフリカの国別工業化の水準(アフリカ進出にあたっての基礎知識)
このうち、年間56万台生産している南アフリカと、46万台のモロッコが、アフリカにおける自動車生産の2大拠点です(2022年実績)。ただこの2カ国、生産の内容が少し違います。
アフリカの自動車生産国と台数
南アフリカは、前述の通り中古車の輸入が禁止されているため、国内で生産した新車は国内向けにも販売されています。アフリカ最大の工業国であるため、トラックやダンプカーなど商用車の需要も大きく、国内で生産した車両が国内で販売されています。国内生産台数56万台のうち、乗用車は2割、商用車は5割にあたる計約21万台が国内向けに販売されています。
また、輸出されている35万台とほぼ同じ32万台が販売用に輸入されており、新車の販売市場自体は53万台あります。アフリカのなかでは最大の新車市場です。トヨタ、日野、いすゞ、日産、UDトラックスが南アフリカで生産・販売しているほか、スズキ、ホンダ、三菱、マツダ、ダイハツ、スバル、FUSOなどが輸入者を販売しており、日系の主要自動車メーカーはみな南アフリカでの販売を行っているといえます。
モロッコの新車市場は、乗用車と商用車あわせて17万台ほどと小さく、モロッコで生産されている車両は欧州への輸出向けです。政府は、トルコやウクライナに代わる欧州の工場となることを目指し、ルノーやステランティスとの仏系メーカーを誘致し、輸出特区の設置や港、道路といったインフラの整備を進めてきました。
生産されている車両はほぼ乗用車で、国内で生産され国内で販売されている車両は5万台ほどです。日系自動車メーカーは生産は行っていません。
南アフリカとモロッコに続くのは、生産台数5万台のエジプトと、1万台のケニアです。
エジプトは原則的に中古車の輸入が禁止されており、国内で生産する車両は国内向けが中心です。日産、シボレー、奇瑞汽車がシェアの上位で、トヨタ、スズキ、BYDが続きます。
ケニアは、実は古くから国内組み立て生産を続けてきた国です。たとえばトヨタのランドクルーザーは1977年からケニアで生産されています。ケニアには複数のメーカーの車両を製造する共同工場が2つ存在しており、外資メーカーはみなそこで生産しています。例外はいすゞ自動車で、かつての提携先だったGMが開設した工場を買い取り、自社の工場を保有しています。ケニアにおいて、新車販売台数が最も多いのは、いすゞ自動車となっています。
一方、ガーナ、エチオピア、ルワンダ、ナイジェリアなどは、近年あらたに自動車生産を開始しようとしている国です。とくに注目を浴びているのはガーナで、2019年に自動車産業政策を発表したことで、外資の参入が相次ぎました。
日本の自動車メーカーの動き
トヨタ自動車は南アフリカに主力工場を持ち、乗用車を中心に年間約13万台を生産しています。南アフリカの国内向け乗用車のシェアでは、2位のVWに大きな差をつけて長らくトップです。ケニアとエジプトでは長年現地の生産受託会社に生産を委託しています。
ちなみにアフリカで最も人気があるトヨタ車は何だと思いますか?ハイラックスです。強く、丈夫で、人間も物も乗せられるため、特に所得が低い国や地方にいくほど、場所によってはハイラックスだらけになります。ほかには南アではカローラクロス、ハイエース、フォーチュナーが人気で、ケニアではランドクルーザーやハイラックス、ハイエース、フォーチュナーを、エジプトではフォーチュナーを生産・販売しています。
もっとも最近に生産を始めたのはガーナでは、豊田通商がハイラックスを生産しています。なお、トヨタ自動車と豊田通商の業務提携に基づき、アフリカにおいてトヨタ車を販売しているのは豊田通商です。
南アフリカで5万台を販売しシェア3位に急上昇するなど、近年販売台数を大幅に増やしているのがスズキです。スズキは、南アフリカには生産拠点を持っておらず、インドのクジャラートの工場から輸出したスイフトやエルティガ、バレーノなどを販売しています。
アフリカで生産を行っている国はエジプトとガーナで、エジプトでは現地企業との合弁で、ガーナでは上記の豊田通商の工場で生産をしています。輸出販売を行うエチオピアやコートジボワール、アンゴラでも販売を伸ばし、アフリカでの年間販売台数は10万台を超えました。スズキの小型車は、個人需要のほかUberなどの配車アプリ用途としても人気です。本体価格が国内中古車と比較しても手頃な上、燃費が良いため昨今のガソリン価格高騰が販売好調の後押しとなっています。
トヨタ自動車とスズキはアフリカでの自動車販売やスズキのインド車のOEM供給で提携していることから、トヨタ車への品質イメージはスズキに対しても同様にもたれており、「手頃なトヨタ車」と認識されていることも人気の理由でしょう。なおこの提携により、南アフリカ以外の多くの国でスズキ車は豊田通商のディーラーで販売されています。
関連記事:スズキの躍進に関する最新のニュース(アフリカのビジネスニュース)
ケニアの道を走るいすゞ車両を改造したバス
ケニアの道を走る、いすゞのトラックを改造したバス(ABP撮影)
いすゞ自動車は、南アフリカ、ケニア、エジプト、チュニジアで、トラックやバスを中心に生産しています。直近ではエチオピアに工場を開設しました。ガーナはまだ開始していませんが、生産を行う予定を明らかにしています。
いすゞのトラックは、現地でとても信頼されており、人気です。ケニアではバスに改造され、ファンキーなペイントを施されて、人々の足となっています。前述通り、ケニアの新車販売台数で乗用車・商用車含めてもっとも販売台数が多いのはいすゞ自動車です。エチオピアの人々は、トラックのことを「Isuzu」と呼んでいます。
販売面では、ピックアップトラックD-Maxも人気です。いすゞ自動車のアフリカ販売台数は年間6~8万台で、その半分は南アフリカやエジプトで販売するピックアップトラックです。D-Maxは南アフリカ工場でも生産を開始しています。
関連記事:いすゞ自動車に関する最新のニュース(アフリカビジネスニュース)
日産自動車は、南アフリカでナバラを、エジプトでサニーを中心に生産を行っています。エジプトではシェアが高く、2023年はトップとなっています。エジプト政府は国内生産車の輸出強化を目指しており、サニーも一部湾岸諸国に輸出されています。
ホンダは、1981年から二輪車を、2015年から四輪車をナイジェリアで生産してきました。2013年にはケニアでも二輪の生産を開始しています。かつては南アフリカでも委託販売により四輪車を生産していましたが、いまは販売のみとなっています。昨年2023年からは、ガーナでも四輪車の生産を開始しています。
二輪では、ヤマハ発動機がナイジェリアで豊田通商との合弁で生産・販売を行い、ケニアでは販売を行っています。
アフリカの電気自動車(EV)市場の動向は?
ここまではすべてガソリン車の生産についての話でしたが、アフリカで電気自動車は、生産されたり販売されているのでしょうか。電気自動車で世界を席巻しているBYDに代表される中国車は、アフリカにもやってきているのでしょうか。
以下で詳しく解説しましたので、御覧ください。
アフリカの電気自動車(EV)市場のトレンドと国別動向
日本の自動車メーカーの日々の動きは、週刊アフリカビジネスで毎週お知らせしています。
日本企業のアフリカでの動きは、こちらの「アフリカにおける日本企業の動き」で毎月まとめています。自動車メーカーの動きは頻繁に取り上げられています。
アフリカで事業を行っている日本企業については、「日本企業のアフリカ進出動向と事例」で包括的にとりまとめています。日本の自動車メーカーの他、自動車メーカーに納品している部品メーカーについても掲載しています。
アフリカビジネスパートナーズは、アフリカ各国の自動車生産台数やメーカー別のシェアといったデータを保有しています。ご関心がある方は、スポット相談や市場調査・産業調査として、お問い合わせください。※引用される場合には、「アフリカビジネスパートナーズ」との出所の表記と引用におけるルールの遵守をお願いいたします。
執筆者: 梅本優香里
アフリカビジネスパートナーズ代表パートナー 』
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南ア、トランプ政権と緊張緩和へ代表団 副大統領が会見
編集委員 下田敏
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCD142OQ0U5A310C2000000/『2025年3月18日 5:00 [会員限定記事]
南アフリカのポール・マシャティル副大統領が日本経済新聞のインタビューに応じ、トランプ米政権との緊張緩和に向けて米国に代表団を派遣する方針を明らかにした。トランプ大統領が土地政策などで南アを厳しく批判し、両国関係は急速に冷え込んでいる。南アは貿易関係の維持や自動車輸出関税をにらみつつ、米国との距離感を慎重に探る構えだ。
駐米大使が国外退去に
世界がトランプ威圧外交に振り回されるなか、南アへの風当た…この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。』
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AIの「長期記憶」実現なるか Google研究チームが論文
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC284FK0Y5A220C2000000/『2025年3月18日 5:00 [会員限定記事]
人工知能(AI)モデルの「長期記憶」がにわかに注目を集めている。これまで大規模言語モデル(LLM)が一度に処理できるトークン(テキストの最小単位)量を表す「コンテキストウインドー」には限界があり、プロンプト(指示文)で入力された情報を長らくとどめておけなかった。この弱点を克服できればLLMの用途は一気に拡大する。
「鍵を握るのは長期記憶だ」――。2025年2月、米オープンAIと企業向けAIエージ…
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。』
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Wi-Fi 7時代の失敗しないWi-Fiルーター選び。必ず見るべき重要項目とは?
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/topic/feature/1670119.html













『清水 理史2025年3月14日 06:01
バッファローの「WXR9300BE6P」のパッケージ
5,764Mbpsと2,882Mbpsで何が違うのか?MLO?メッシュ?……。Wi-Fiルーターを購入したいが、よく分からない用語ばかりで、選び方の基準が分からないという人は少なくないことだろう。特に現状は新しいWi-Fi 7と古いWi-Fi 6の両モデルが混在し、微妙なスペックの違いを見極めるのが難しい状況となっている。
パッケージのどこを見ればいいのか?スペックが何に影響するのか?Wi-Fiルーター選びで重要となる項目についてチェックしてみよう。
記事目次
パッケージを読み解く
Wi-Fiルーター選びの重要項目
おすすめは3万円前後のトライバンドWi-Fi 7ルーター
パッケージを読み解くWi-Fiルーターのパッケージは、その製品がどれくらいの性能で、どのような環境に適しているのかを判断するのに最適な手がかりだ。
最近ではネット専売モデルなどを中心に、簡易パッケージ版の製品も増えてきたが、その代わりに販売サイトやメーカーのWebページで、パッケージ写真や同様の情報が記載された製品紹介画像などを参照できる。
パッケージや製品紹介画像には、対応する規格、速度、搭載する機能、セールスポイントなどがコンパクトにまとめられている上、情報の強弱がうまくデザインされているため、よくできたプレゼンスライドのように、1枚でその製品のポイントを判断できるように工夫されている。
これらの情報を参照することで、そのモデルが自分のニーズに合っているかどうかを判断することが可能だ。たとえば、冒頭にあるバッファローの製品情報ページに掲載されている「WXR9300BE6P」というモデルの画像や、以下のTP-Link「Archer BE7200」のパッケージ写真だ。
TP-Linkの「Archer BE7200」のパッケージ
ひと目で分かる通り、「Wi-Fi 7」という規格や「9300」や「5764+1376」といった速度が強調されている。
この2つは、Wi-Fiルーター選びで必須のチェック項目だ。前述したように、現状は旧世代のWi-Fi 6/6Eと新世代のWi-Fi 7が混在する状況となっているため、最新のWi-Fi 7を購入したい場合の大きな目安となる。また、速度によってWi-Fiルーターの性能が変わる上、価格の違いにも影響してくる。
その一方で、競合との差異化のためにあったほうがいいが、なくても困らない機能もパッケージには記載されている。こうした情報は、小さい文字で表記されていたり、アイコン化されたりしている。こうした情報まで取捨選択しながら、自分に合ったWi-Fiルーターを選べるようになるのが理想だが、まずは基本を押さえておくことが重要となる。
Wi-Fiルーター選びの重要項目
それでは、実際にWi-Fiルーター選びで重要となる項目を具体的に見ていこう。
①Wi-Fi規格
Wi-Fiの規格は、「Wi-Fi 7」「Wi-Fi 6」のように、Wi-Fiに数字を組み合わせた形式で呼ばれる。昔はWi-Fiの通信規格を定めたIEEE 802.11nやIEEE 802.11acなどと呼ばれていたが、分かりにくいということで世代を表す数値で表現されるようになった。
【表1】Wi-Fiの規格
表示 規格 周波数帯 最大速度 実際の製品の最大速度
Wi-Fi 4 IEEE 802.11n 2.4/5GHz 600Mbps 600Mbps
Wi-FI 5 IEEE 802.11ac 5GHz 6.93Gbps 2,167Mbps
WI-Fi 6 IEEE 802.11ax 2.4/5GHz 9.6Gbps 4,804Mbps
Wi-Fi 6E IEEE 802.11ax 6GHz 9.6Gbps 4,804Mbps
Wi-Fi 7 IEEE 802.11be 2.4/5/6GHz 46Gbps 11,528Mbps2025年時点での最新の規格は、「Wi-Fi 7」ことIEEE 802.11beとなる。2024年から国内でのラインナップも増え、ハイエンドモデルだけでなく低価格なエントリーモデルも入手可能になった。
Wi-Fiの規格は、新しいほうが高速で多数の機器を接続しても速度が低下しにくい。詳しくは後述するが、特にWi-Fi 7は320MHz幅での通信やMLO(Multi-Link Operation)と呼ばれる新機能が利用可能となっており、高速化や安定性向上が期待できる。
もちろん互換性も問題ない。Wi-Fiは基本的に下位互換が確保されているので、規格の違いによる接続に問題が発生しにくい。たとえば、Wi-Fi 7対応のルーターを選んでおけば、Wi-Fi 6/5/4対応のPCやスマホを接続できる。
ただし、Wi-Fi 5/6対応の古い機器は、Wi-Fi 7で規定された最新機能(4096QAM、320MHz幅、MLOなど)には対応していない。このため、接続先のWi-FiルーターがWi-Fi 7対応であっても、PCやスマホがWi-Fi 6対応であれば、通信速度はWi-Fi 6の上限までとなる。
Wi-Fi 6とWi-Fi 7の違い
基本的に上位の規格を購入するほうが速度的にも機能的にもメリットが大きい
今(2025年3月時点)、Wi-Fiルーターを購入するなら、「Wi-Fi 7」がおすすめだ。PCやスマホもWi-Fi 7対応モデルが増えてきたため、Wi-Fi 7ならではの機能を活用しやすい状況となっている。
もちろん、安くなったWi-Fi 6/6E対応モデルを選ぶという手もある。ただし、Wi-Fiルーターは比較的長く(5年以上)使うケースが多いので、将来的にWi-Fi 7が当たり前の時代になることを考えると、Wi-Fi 7に投資しておくメリットが大きい。リーズナブルな価格帯のエントリー向けWi-Fi 7対応モデルも増えているので、価格面でも検討しやすい。
実際、Wi-Fi 7対応のPCを使ってWi-Fi 7/6/5対応の3つのWi-Fiルーター接続時の実効速度を比較したのが以下の図だ。
Wi-Fi 7/6/5での検証結果
iPerf3による速度比較
Wi-Fi 7は、1階で3Gbpsを超える速度を達成できており、近距離でのパフォーマンスに優れていることが分かる。床を1枚隔てた2回でも1Gbps越えで通信できる。
2階以上はWi-Fi 7よりWi-Fi 6のほうが高速だが、これは利用する周波数帯が異なるためだ。上記の測定では、Wi-Fi 6で5GHz帯、Wi-Fi 7で6GHz帯を利用している。6GHz帯は、長距離での伝送や遮蔽物に弱いため、Wi-Fi 7に限らず、Wi-Fi 6Eでも速度が低下しやすい。
ポイントは、Wi-Fi 7は基本的に6GHz帯も5GHz帯も利用できることだ。Wi-Fi 7は、2.4/5/6GHzの3つの帯域を利用できる。このため、近距離は6GHzで、中長距離では5GHz帯と帯域を使い分けることができる。実際の利用時には、最適な帯域が自動的に選択されるので、意識する必要はないが、6GHz帯は近距離向けという点は理解しておいたほうがいいだろう。
なお、こうした6GHz帯の特性から、Wi-Fi 7対応であっても6GHz帯を省いた製品も登場しつつある。具体的には、冒頭で紹介したTP-LinkのArcher BE7200がこれに相当し、ほかにも以下のような製品がある。
TP-Link Archer BE7200/Archer BE450
エレコム WRC-BE36QS-B
アイ・オー・データ機器 WN-7D36QRこれらは、Wi-Fi 6と同じ2.4GHz+5GHzというデュアルバンド構成にすることで低価格を実現しつつ、Wi-Fi 7の一部の新機能(4096QAMやMLO)を搭載した製品だ。Wi-Fi 7のエントリーモデルとして定着しつつあり、長距離に弱い6GHz帯は不要と割り切ればお買い得だ。
ただし、Wi-Fi 7対応だからと言ってすべての製品で6GHz帯(320MHz幅)が使えるとは限らない点は覚えておく必要がある。
デュアルバンドとトライバンドの違い
同じWi-Fi 7対応ルーターでもデュアルバンドとトライバンドの2種類がある
②通信速度
通信速度は、製品によってさまざまな組み合わせがあり、前述したようにこれが製品ラインナップの位置づけや価格を決定する要素となっている。
現在主流のWi-Fi 7ルーターであれば、速度は2.4GHz帯が688Mbpsと1,376Mbpsの2種類、5GHz帯が2,882Mbps、5,764Mbpsの2種類、6GHz帯が5,764Mbpsと11,528Mbpsの2種類となっており、モデルによって組み合わせが変更される。
前掲したパッケージでは、この速度の組み合わせが合計や「+」で表現されている。バッファローの「WXR9300BE6P」では、「9,300」という合計を表す切のいい数値、および5,764+2,882+688という計算式。TP-LinkのArcher BE7200も「7,200」という合計の概数と5,764+1,376という計算式が表示される。
この値からは、利用できる周波数帯域の数とそれぞれの通信速度を判断できる。たとえば、5,764+2,882+688なら、6GHz帯が5,764Mbps、5GHz帯が2,882Mbps、2.4GHz帯が688Mbpsとなる。6GHz+5GHz+2.4GHzで表されるのが一般的で、3つの数値があればトライバンド対応であることが分かる(ハイエンドモデルでは4つの組み合わせのクアッドバンドもある)。
一方、5,764+1,376は、5GHz帯が5,764Mbpsで2.4GHz帯が1,376Mbpsとなる。こちらは2つの数値の合計なので、6GHz帯が省略された5GHz+2.4GHzのデュアルバンドということになる。
例外もあるが、Wi-Fi 7対応製品の場合は、この組み合わせからモデルのグレードを判断できる。以下のように考えるといいだろう。
【表2】グレードの判断基準
グレード 表記
トップクラス(クアッドバンド) 11,528+5,764+5,764+1376
ハイエンドクラス(トライバンド) 11,528+5,764+688
ミドルハイクラス(トライバンド) 5,764+2,882+688
ミドルクラス(デュアルバンド) 5,764+1,376
エントリークラス(デュアルバンド) 2,882+688これら速度の値は、以下の表の例のように、主に帯域幅とストリーム数によって決まる。正確には変調方式や誤り訂正率、干渉を避けるためのガードインターバルのパラメータなども影響するが、パッケージやスペック表を読み解くまでなら単純に帯域幅とストリーム数で考えていい(興味がある人はMCSインデックスを参照)。
【表3】Wi-Fi 7の通信速度の考え方
周波数帯 変調方式 帯域幅 2ストリーム 4ストリーム
Wi-Fi 6 5GHz 1024QAM 80MHz 1,201 2,402
5GHz 1024QAM 160MHz 2,402 4,804
Wi-Fi 7 5/6GHz 4096QAM 160MHz 2,882 5,764
6GHz 4096QAM 320MHz 5,764 11,529要するに、一度にどれくらいの幅の通信を同時に何本使えるかで最終的な速度が決まるわけだ。帯域幅はどれくらいの電波を使って通信するかを示し、ストリーム数は同一空間中で通信を多重化するMIMOという技術で何本の通信を同時に行なうかを示している。帯域幅が倍(160→320MHz)になれば速度も倍、ストリーム数が2→4でも速度が倍になることが分かるはずだ。
よくあるトラックの図で、この仕組みを表現すると以下のようになる。変調方式が荷物の高さ、帯域幅がトラックの荷台の長さ、ストリーム数がトラックの台数だ。規格によって通れる道路に違いがあり、6GHz帯はWi-Fi 6EとWi-Fi 7しか通れない。しかも、320MHz幅の長い荷台を使えるのはWi-Fi 7のみとなる。
ストリーム数の違いによる速度の違い
Wi-Fiの速度の仕組み
なお、ストリーム数はアンテナ数で表現される場合もある。同一空間中で異なる通信を多重化するには、それぞれの通信を個別の無線モジュールとアンテナを使って放出する必要がある。ストリームの数だけアンテナが必要ということになる。
長くなったが、結局どれを選べばいいのかというと、Wi-Fi 7のメリットを余すところなく享受したいなら、ミドルクラスとなるトライバンドの5,764+2,882+688Mbpsをおすすめする。
出費を抑えたいなら、エントリークラスとなるデュアルバンドの2,882+688Mbpsと割り切るのもいいが、近距離で有線LANを超える通信速度を実現できるWi-Fi 7の魅力を堪能できるのは、やはり5,764+2,882+688Mbpsのミドルハイクラスを選んでおきたい。
ちなみに、前掲の表のように、同じ5,764Mbpsでも、320MHz×2ストリームのケースと、160MHz×4ストリームのケースの2種類が存在する。このうち、Wi-Fi 7対応のノートPCなどで最大5,764Mbpsのリンク可能なのは320MHz×2ストリームのケースだ。
一方、160MHz×4ストリームは、端末の最大速度は2,882Mbpsとなる。一般的なノートPCやスマホの場合、2ストリームまでしか同時に通信できない(アンテナ2本内蔵)。4系統同時に通信できるのは、同じく160MHz×4ストリーム対応のWi-Fiルーターと組み合わせたメッシュ構成の場合となる。
前述したTP-LinkのArcher BE7200は、まさに160MHz×4ストリームで5,764Mbpsを実現しているケースとなる。
デバイスによる対応ストリーム数の違い
同じ5,764Mbpsでも使い方が異なるケースがある
③Wi-Fi 7ならではの機能
製品によっては、MLOなどの機能がセールスポイントとして紹介されるケースもある。MLOはMulti-Link Operationの略で、Wi-Fi 7で新たに採用された機能で、簡単に言うと、2.4GHz、5GHz、6GHzの各帯域を同時に利用する通信方式となる。
従来のWi-Fi 6までは、PCなどの端末が通信する際、2.4GHz、5GHz、6GHzのいずれか1つを選択して接続していたが、MLOに対応したWi-Fi 7製品では、2.4GHz+5GHz、2.4GHz+5GHz+6Ghzといったように複数帯域を併用できる。
製品によってサポート状況が異なり、複数帯域使って同時に通信できる場合と、複数帯域で待機しておき通信状況のいい帯域を選択する場合などさまざまな方式が採用されている。
メッシュ構成でアクセスポイント間通信(バックホール)を高速にリンクするなど、高速化技術としても利用されるが、どちらかというといずれの帯域で干渉が発生しても、通信が途切るのを防いだり、遅延しないようにしたりする技術となる。
Wi-Fi 7対応製品であればほぼサポートされているが、製品によっては標準では無効化されているケースもある。また、実際に利用するにはPCやスマホなどの接続する側の対応も必要となる点に注意したい。
Wi-Fi 7ならではの機能となる「MLO」。Wi-Fi 7対応製品ならサポートされているが、利用するには対応機器が必要
④中継/メッシュ
中継やメッシュは、複数台のWi-Fiルーターを利用することで、Wi-Fiのエリアを広げることができる機能となる。中継機やメッシュポイントとして設定した機器が、電波を中継することで、1台では電波が届かない場所での通信を可能にしたり、長距離や遮蔽物がある環境で速度を向上させたりできる。
メッシュ機能の効果
メッシュ対応ルーターを購入すれば、複数台利用することで通信エリアを拡大できる
メッシュは、最初からセットで販売されているメッシュ専用モデルと、Wi-Fiルーターを複数台組み合わせて利用するパターンがある。最近は多くの製品がメッシュ対応となっているが、Wi-Fi 7では一部対応していない製品もある。現状はバッファロー、TP-Link、ASUSがメッシュに対応しており、同社製品同志であれば、簡単に接続できるようになっている。メッシュ構成はWi-Fiルーターが複数台必要なので、広い家やマンションなどの遮蔽物が電波を通ししにくい環境で検討すべき機能となるが、設置後に電波が届かない部屋があることに気づくケースも少なくない。
メッシュに対応したWi-Fiルーターを選択しておけば、こうしたケースでも後からメッシュでエリアを拡張できる。メッシュ対応の製品を選んでおくのが無難だ。
⑤IPv6対応
Wi-Fiルーターは、Wi-Fiでの接続に加えて、インターネット接続も担う機器となる。このため、対応するインターネット接続方式も重要なチェックポイントの1つとなる。
インターネット接続に関しては、現在であればIPv6対応が必須と言える。IPv6機能は、厳密にはIPv6で接続するIPoE IPv6機能と、IPv6ネットワーク上で従来のIPv4通信を実現するIPv4 over IPv6の2種類があるのだが、両方がセットで搭載されているので、単にIPv6機能と呼ばれることが多い。
IPv6機能については、国内メーカーの製品であればほぼ対応している。バッファロー、NECプラットフォームズ、アイ・オー・データ機器、エレコムであれば、むしろ対応していないモデルを探すほうが難しい。
一方、海外メーカーの製品は対応がまちまちだ。TP-Linkは対応が進んでいるが、一部機種のみだったり、ファームウェアのアップデートが必要だったりするメーカーもある。メーカーのWebページで対応を確認してから購入することをおすすめする。
TP-Link
IPv6(IPoE/IPv4 over IPv6)対応確認済みリスト
ASUS
IPv6(IPoE/IPv4 over IPv6)対応確認済みリスト
ネットギア
IPv4 over IPv6サービス(transix/v6プラス)対応製品一覧⑥2.5Gbpsや10Gbpsの有線LAN
Wi-Fiルーターの有線LANと言えば、長らく1Gbpsが一般的だったが、最近では2.5Gbpsや10Gbpsに対応した製品も登場している。
これらは上記IPv6同様、契約中のインターネット接続環境によって選択すればいい。インターネット接続回線が10Gbpsなど高速な環境なら、10Gbps対応の有線LANを備えたWi-Fiルーターを購入することで、せっかくの速度を無駄にせずに済む。
なお、1Gbps以上の有線LANがいくつ搭載されているかは製品によって異なる。WAN側(インターネット接続用)のみが2.5Gbpsや10Gbps対応のケースもあれば、PCなどを接続するためのLAN側にも2.5Gbpsや10Gbps対応のポートが用意されている製品もある。
理想は、WAN/LANともに2.5Gbps以上だ。高性能なPCは2.5Gbps対応のLANを備えているケースも増えているので、有線でも高速に接続することが可能になる。
1Gbpsと10Gbps環境の違い
10Gbpsで高速回線やPC、NASなどを高速に接続できる
ただし、2.5Gbpsよりも10Gbsp対応、WANのみよりもWAN/LAN対応のWi-Fiルーターのほうが価格は高くなる。これらはメーカーもハイエンドに位置づける高級品になりがちなので、費用をよく検討する必要があるだろう。
⑦必須ではない機能
このほか、パッケージやWebページには特徴として記載されているものの、実際にWi-Fiルーターを使う上で必須ではない機能について触れておく。
まずは、ゲーミング機能だ。ゲーミングルーターというのは、言わばメーカーのブランディングで、高性能な製品の代名詞として使われるケースが多い。CPUやメモリなどのスペックが高く、特定の端末やアプリの通信を優先的に処理する「QoS」機能によって、ゲームなどの遅延を下げられるのが特徴とされている。
ただし、実際の環境では、インターネット側の遅延や無線そのものの遅延のほうが大きいため、Wi-Fiルーターを選ぶ際の重要な指標とはなりにくい。
もう1つは、最近、国内メーカーでも採用例が増えているセキュリティ機能だ。これらは、あると便利な機能であることは確かだ。接続中の端末を把握したり、子どもが悪質なサイトにアクセスできないように制限したり、フィッシングや不正アクセスなどの攻撃を遮断することができる。
しかしながら、製品によっては、利用するために月額料金が必要になるケースがあるため、この費用をどう考えるかが判断の分かれ目になる。個人的には、小中学生の子どもがいる家庭であれば、利用する価値はあると思うので、自分の環境で必要かどうかを事前に検討しておくといいだろう。
おすすめは3万円前後のトライバンドWi-Fi 7ルーター
以上、Wi-Fiルーターを購入する際の重要項目について解説した。
まとめると、選ぶべきはWi-Fi 7でトライバンドがおすすめだ。Wi-Fi 7ならではの6GHz帯で320MHz幅の高速な通信は魅力な上、近距離は6GHz帯、長距離は5GHz/2.4GHz帯と使い分けることもできる。ミドルハイクラスの製品となるため、3万円前後となるが、これから5年以上使うことを考えれば、高くはない投資と言える。
なお、すでに次世代のWi-Fi 8(IEEE 802.11bn)の話もチラホラと聞こえているが、登場は2028年が予定されており、基本的な技術もWi-Fi 7と大きな差はなく、複数台のアクセスポイントを協調させる技術などが検討されている。このため、当面、Wi-Fi 7が主役となることが想定される。Wi-Fi 7への投資が、無駄になることは当分ないだろう。』
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