『午前8時現在、東京・赤坂の衆院議員宿舎。
午前8時16分、同議員宿舎発。
午前8時24分、東京・元赤坂の迎賓館着。
午前8時39分から同51分まで、トルクメニスタンのセルダル・ベルドイムハメドフ副首相と会談。
午前9時9分から同26分まで、モンテネグロのクリボカピッチ首相と会談。
午前9時41分から同10時2分まで、ポーランドのドゥダ大統領と会談。
午前10時10分から同25分まで、コソボのオスマニサドリウ大統領と会談。
午前10時40分から同54分まで、スイスのパルムラン大統領兼経済・教育・研究相と会談。
午前11時10分から同33分まで、アルメニアのサルキシャン大統領と会談。
午後0時6分から同21分まで、フランスのマクロン大統領と会談。
午後0時30分から同1時55分まで、同大統領と昼食会。同58分、同所発。同2時6分、公邸着。
午後2時7分から同29分まで、藤井健志官房副長官補、和泉洋人首相補佐官、吉田学新型コロナウイルス感染症対策推進室長、樽見英樹厚生労働事務次官。
午後2時30分から同47分まで、和泉首相補佐官。
午後3時28分、公邸発。
午後3時33分、東京・赤坂の衆院議員宿舎着。
午後10時現在、同議員宿舎。 』
カテゴリー: 国内、政治
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引退表明、与野党で相次ぐ 衆院選「10減」も念頭に
議長・閣僚経験者や中選挙区組
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA08EE70Y1A700C2000000/


『秋までにある衆院選を前に、与野党で引退・不出馬表明が相次ぐ。1990年代前半より前に初当選した議員も目立つ。現行の小選挙区制導入から四半世紀となり、中選挙区時代を知る議員が減ることになる。衆院選で10県の選挙区が減る「10増10減」に備えた動きも垣間見える。
自民党竹下派会長の竹下亘元総務会長(島根2区)は8日、体調不良を理由に次期衆院選に出馬しないと明かした。
「兄の登(元首相)からバトンを受け継いで21年間、全身全霊をもって走り続けた」と文書に記した。2018年から登氏が創設した派閥のトップを務めてきた。同派事務総長の山口泰明・党選挙対策委員長が記者会見を開き、代読した。
その山口氏も6日、次の衆院選は埼玉10区から立候補しないと明言した。選挙を仕切る現職の選対委員長が衆院選に出ないのは異例。山口氏の秘書である次男が後継候補として同選挙区から出る見通しだ。
閣僚経験者では衆院議長も歴任した伊吹文明元財務相(京都1区)や、塩崎恭久元厚生労働相(愛媛1区)、宮腰光寛元沖縄・北方相(富山2区)らが政界を退く。
野党でも立憲民主党は赤松広隆衆院副議長(愛知5区)が不出馬を決め、県議が後を継ぐ。立民が強い北海道でも荒井聡元国家戦略相(北海道3区)や佐々木隆博氏(北海道6区)が今期限りで後進に道を譲る。
比例東京ブロックで立候補予定だった国民民主党の山尾志桜里氏、社民党で唯一の衆院議員の照屋寛徳氏も出馬しないと決断した。
衆院議員の任期は10月21日で満了する。9月の衆院解散が濃厚となり、準備の見通しが立てやすくなった点も引退宣言が続く背景にある。予期しないタイミングでの解散だと余裕がなく、代替わりを進めづらい。
自民、公明両党は12年、14年、17年の過去3回の衆院選で、いずれも全体の3分の2超の議席を得た。今回は新型コロナウイルス対策への国民の不満が根強く「厳しい選挙になる」との共通認識がある。
4月の衆参両院の3つの補欠選挙・再選挙でひとつも議席を得られなかった。7月4日投開票の都議選は33議席と過去2番目に少なかった。
自民党は比例代表候補に「73歳定年制」を適用する。長崎1区で前回は比例復活だった冨岡勉元文部科学副大臣は73歳で、引退理由を「比例復活がなくなり、世代交代や政治家の若返りも必要だ」と説明した。
三重2区で前回比例復活の川崎二郎元厚労相(73)も10日に次期衆院選に出ないと明かした。
自民党候補同士が競合した中選挙区時代を経験する議員も少なくなる。1980年初当選の川崎氏や83年に政界入りした伊吹氏、93年組の塩崎氏、横浜市長選に立候補するため議員辞職した小此木八郎前防災相らが該当する。
立民の赤松氏は90年に初めて当選し、55年体制下の旧社会党で書記長を務めた。その後、旧民主党で政権交代を果たしたリベラル派の重鎮だ。
次々回の衆院選にも各都道府県に配分する小選挙区の数が15都県で「10増10減」になるのも影響する。2020年国勢調査をもとに「1票の格差」の是正のため、22年以降に選挙区の区割りが変更される。
現行制度下で小選挙区は14年衆院選の「0増5減」、17年衆院選の「0増6減」などと変わってきた。「10増10減」は最も大きな変化になる。
特に定数が減る宮城、広島、山口、愛媛、長崎などで候補者の絞り込みが難しくなる。
その前に次の衆院選で意中の後継候補を擁立するなど制度変更に備える議員心理が働きやすい。塩崎氏の愛媛1区は同氏の長男が継ぐ方向だ。
自民党岸田派の林芳正参院議員は衆院山口3区へのくら替え出馬を表明した。同選挙区の現職は二階派の河村建夫元官房長官だ。岸田派議員は「山口の定数が4から3に減る前の今回の衆院選がラストチャンスだ」と解説する。』
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【点描・永田町】小此木氏横浜市長選出馬の“怪”
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021071400325&g=pol※ 部外者には、「何が何やら…。」という感じだ…。
※ いずれ、「総裁選」を前に、各政治家が、「自分の身の振り方」を考えているんだろう…。
※ 「選挙落ちれば、タダの人…。」だからな…。
※ 子供がいれば、その「行く末」も考えにゃならんしな…。
※ 一族・郎党の「将来」がかかっているから、大変だ…。
※ 真田家なんか、親父と次男(幸村、信繫)は豊臣方に、長男(信之)は徳川方に分裂したしな…。
「お家の一大事」なわけだ…。※ まあ、そもそも幸村(信繁)は「大谷吉継」の娘を正室に、信之は「本田平八郎忠勝」の娘を正室に娶っているから、既にその時から、両にらみで「保険」をかけてたわけだ…。
昨日今日の話しじゃ、ない…。『国家公安委員長だった小此木八郎氏(56=衆院神奈川3区=)の横浜市長選(8月8日告示・22日投開票)出馬が、永田町に揣摩臆測(しまおくそく)を広げている。閣僚辞職による市長選出馬はほとんど例がなく、菅義偉首相(神奈川2区)の最側近なのに、首相が目指すカジノを含む統合型リゾート施設(IR)の横浜誘致に反対を表明しているからだ。しかも、小此木氏が辞職した国家公安委員長は、目前に迫る東京五輪・パラリンピック警備の最高指揮官。このため、与党内から「東京五輪直前の辞職はあり得ない」(有力閣僚)との批判が噴出する一方、野党からは「菅政権の内部分裂の始まり」(立憲民主幹部)との声が出る。
小此木氏は6月25日に首相と官邸で会談、横浜市長選出馬を理由に閣僚の辞表を提出し、受理された。同氏はその後の記者会見で「無責任のそしりは免れないが、私自身の政治判断だ」と強調。同日夕の横浜市内での記者会見では、市長選の争点となる横浜港へのIR誘致について、「取りやめる」と明言した。カジノを軸とするIRは菅政権の観光政策の目玉だが、小此木氏は「IR自体は賛成だが、横浜では信頼が得られず、環境が整っていない」と反対の理由を説明した。同氏は、首相が父親の彦三郎氏(故人)の秘書だったことなどから、最側近とみられている。自らの方針に逆らう形でのIR横浜誘致反対での小此木氏の市長選出馬に、首相はしばらく沈黙した上で、「分かった。お疲れさまでした」と辞職を了承したとされる。小此木氏は告示前に衆院議員を辞職することになるが、自民党神奈川県連前会長として、神奈川3区の同党後継候補に参院神奈川選挙区選出の中西健治財務副大臣の鞍(くら)替え出馬を軸に調整を進める意向とされる。
◇IR誘致反対は「身内の反乱」だが
小此木氏は当選8回のベテランで、半世紀近く前には彦三郎氏の秘書と家事手伝いだった首相と真理子夫人とは、「家族同然の間柄」(周辺)だ。さらに小此木氏は、首相と同じ神奈川県選出の河野太郎規制改革担当相や小泉進次郎環境相と共に「神奈川三郎」と呼ばれる側近グループの一員で、昨秋の自民党総裁選では菅陣営の選挙対策本部長を務め、「その論功で入閣」(自民幹部)と噂(うわさ)された。このため、小此木氏のIR誘致反対での市長選出馬は、首相にとって「身内の反乱」ともみえる。IR誘致を進めてきた自民党市議団は「裏切り行為」と反発するが、小此木氏は無所属で出馬して、自民、公明の支援を求める構えだ。
現在3期目の林文子横浜市長はIR推進派で出馬に意欲を見せるが、自民党は多選を理由に支援しない方針。小此木氏の出馬によりIR誘致の可否は市長選の最大の争点とはなりそうもなく、「横浜の顔の一人」の小此木氏を自公両党が実質支援すれば、「当選の可能性は高い」(地元関係者)とみられている。そもそも、「自民党がIR推進派候補を擁立しても敗北必至」(同)とみられていただけに、次期衆院選直前の8月下旬の大型地方選で野党系候補の当選を阻止できれば、政権への打撃も避けられる。だからこそ首相も「小此木氏を止めなかった」(周辺)とされる。
しかし、首相の肝煎りで進んできた横浜IR誘致は頓挫するだけに、自民党内に「首相の求心力低下につながる」(閣僚経験者)との声も広がる。永田町では「首相が五輪で失敗して退陣に追い込まれる前に、転身を図ろうというのが小此木氏の本音」との見方もあるが、東京での感染再拡大など“コロナ・五輪政局”での苦闘が続く首相にとって「もはや横浜市長選やIRなどどうでもいい心境」(周辺)というのが実態かもしれない【政治ジャーナリスト・泉 宏/「地方行政」7月12日号より】。
◆「点描・永田町」バックナンバー◆ 』
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過熱する自民「上州戦争」 二階、安倍氏が火花
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021071700370&g=pol※ ここでも、「紛争」勃発だ…。
『次期衆院選群馬1区の自民党公認をめぐり、二階俊博幹事長と安倍晋三前首相がそれぞれ別の現職議員を推し、火花を散らしている。かつて福田赳夫、中曽根康弘、小渕恵三各元首相が議席を争う「上州戦争」と呼ばれた群馬。新たな争いは上州戦争の再来とささやかれる。
菅首相、自民総裁再選へ意欲 衆院選前改造は否定的―支持率低下「謙虚に受け止め」
公認を争うのは、前回、同区で勝ち上がった細田派の尾身朝子氏と、二階派所属で比例北関東ブロック選出の中曽根康隆氏だ。尾身氏は安倍氏に近い尾身幸次元財務相の長女。中曽根氏は祖父に元首相、父に中曽根弘文元外相を持つ。(※ 大勲位の孫のようだ…)。

二階氏は17日、側近の林幹雄幹事長代理を伴い前橋市で開かれた中曽根氏の後援会会合に参加。「私もしっかりバックアップする」と檄(げき)を飛ばした。
中曽根氏は2014年、17年の衆院選で群馬1区からの出馬を目指したが断念した経緯がある。後援会会合では、次期衆院選に向けて「群馬1区の代弁者として仕事がしたい」と訴えた。これまでの慣例に従えば、前回小選挙区で勝った尾身氏が現職優先で公認候補に選ばれることになる。しかし、中曽根氏は20年の同党国会議員による党員獲得数で上位8位になるなど活動に力を入れており、林氏は会合で「党員獲得の実績も大きく影響する。強い方が選挙区で戦うのが道理だ」と尾身氏側をけん制した。
一方、安倍氏も臨戦態勢だ。先月25日に前橋市で開かれた尾身氏の集会に駆け付け、マイクを握った。安倍氏も「尾身氏は前回衆院選で相手候補に完勝した。活動に瑕疵(かし)はない。公認候補でなくなることはあり得ない」と一歩も引かない構えだ。
ただ、二階氏は山口3区では群馬1区とは逆に、現職優先を主張。山口3区は二階派所属の河村建夫元官房長官が現職だが、参院からくら替え出馬する岸田派の林芳正元文部科学相には処分をちらつかせている。二階氏の自派優遇ともとられる言動に党内からは「ダブルスタンダードだ」(竹下派中堅)との批判も広がっている。』
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自民・河村氏「公認漏れは出馬辞退を」 衆院山口3区、林氏けん制
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021071800331&g=pol『自民党の河村建夫元官房長官は18日、自身が現職の衆院山口3区をめぐり、林芳正元文部科学相(参院山口選挙区)が次期衆院選でのくら替え出馬を表明したことに関し、「候補者調整は(党本部に)委ねないといけない」とした上で、「公認から漏れた方が(出馬を)辞退するべきだ。私も公認されなかったら辞退する」と述べた。無所属での出馬も辞さないとする林氏をけん制した発言だ。山口県宇部市で記者団の質問に答えた。』
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連合、立・国との3者協定断念
次期衆院選、共闘不透明に
https://nordot.app/787977443452551168?c=39546741839462401『連合は、次期衆院選に向けた政策協定を立憲民主、国民民主両党との3者で結ぶことを断念した。先の東京都議選で進めた立民による共産党との連携強化路線に国民が反発。個別に協定を交わすよう強く求め、連合が受け入れた。連合関係者が14日、明らかにした。国民と結ぶ協定には「立民と連携・協力」と明記するものの、立民と国民の共闘は不透明になった。
立民の枝野幸男、国民の玉木雄一郎両代表は15日、東京都内で連合と協定を別々に結ぶ予定だ。』
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自民、横浜市長選は自主投票
分裂選挙へ
https://nordot.app/786877317966970880?c=39546741839462401※ 争点は、例の「IR(統合型リゾート)への賛否」か…。
※ 「統合型」とは、ボヤかした言い方だが、要するに「カジノを含んだリゾート地」のことだ…。
※ 一応、推進派の考えでは、西日本に1つ、東日本(首都近郊)に1つは作りたい…、という腹づもりという話しも、聞いた…。
※ 首都近郊では、「横浜」は最有力な候補地だろう…。
※ しかし、パ※※利権も絡む話しなんで、揉めに揉めているのは、ご存知の通りだ…(国会議員絡みの、贈収賄事件も起こった)。
※ ここへ来て、小此木さんが、「反対派」を標ぼうして、国会議員を辞めて立候補したんで、いよいよ混沌としてきた…。
※ 小此木さんは、菅さんと近いだけでなく、小池都知事とも近かったという話しだ…。
※ それで、有力な「国とのパイプを失って」、すわ小池さんが国政に打って出る目もあるのか…、と騒ぎになっているらしい…。
※ 菅さん自身は、「推進派」と見ていたが、どういうことになるのかな…。
『自民党横浜市連は11日の総務会で、8月22日投開票の横浜市長選は自主投票と全会一致で決めた。小此木八郎前国家公安委員長への推薦は見送る一方、現職の林文子市長を支援しても処分はしない方針。自民は分裂選挙となる見通しだ。
出席者によると、小此木氏がIR誘致中止を打ち出したことを受け「IRを推進してきた立場として、反対する議員を推薦するのはとても無理だ」との意見が出たものの「しっかりと推薦すべきだ」との声も上がった。
市長選には、立憲民主党が推薦を決めた横浜市立大元教授の山中竹春氏、元長野県知事の田中康夫氏、東京地検特捜部元検事の郷原信郎氏ら8人が出馬を表明。』
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長崎1区に初村氏 擁立 安倍前首相の秘書 自民県連方針
https://nordot.app/787491376596434944?c=39546741839462401『自民党県連は11日、今秋までに実施される次期衆院選長崎1区に、安倍晋三前首相の政策秘書で諫早市出身の初村滝一郎氏(41)を擁立する方針を決めた。16日の選挙対策委員会と常任総務会で正式決定し、党本部に公認申請する。
長崎1区の同党候補を巡っては、現職の冨岡勉氏(73)=比例九州、4期目=の不出馬表明を受けて、県連が5~9日に公募した。県議ら11人が応募し、6人が書類選考を通過。県連は11日の初回選考委員会で面接した後、委員27人が無記名で投票した。関係者によると、初村氏が7割の19票を得た。
初村氏は長崎日大高、大阪芸術大卒。2004年から安倍前首相の秘書を務めている。父謙一郎氏は元衆院議員、祖父滝一郎氏(故人)は元参院議員、鈴木改造内閣で労相を務めた。
選考委終了後、県連会長の古賀友一郎参院議員は「長崎の将来を引っ張っていく若さと力に期待している。(長年の秘書経験から)永田町にも多くの人脈を持っており、長崎のためにも大いに力を発揮してほしい」と述べた。初村氏は12日、県連事務所を訪れ、山本啓介幹事長らにあいさつした。初村氏は取材に「まだ正式決定ではない。(決定すれば)とにかく頑張るだけだ」と話した。
長崎1区には国民民主党現職の西岡秀子氏(57)と共産党新人の安江綾子氏(44)が立候補を予定している。』 -
岸田・二階派の対立激化へ 自民・林氏、15日にくら替え表明
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021071200966&g=pol※ いよいよ「くら替え」か…。
※ 岸田さんの「鼎の軽重」、領袖としての「力量」が問われるな…。
※ 二階さんの「神通力」も、落ちてきた…、という判断もあるんだろう…。
※ しかし、その行く末は、菅さんの「再選戦略」にも影響する話しだ…。
※ 菅さんは、「当面の諸課題」で手一杯で、動きが取れないハズだ…。
※ 3A、なかんずく安部氏が、暗躍することになるのか…。
『自民党の林芳正元文部科学相(60)=参院山口選挙区、岸田派=は15日に山口県宇部市で記者会見し、次期衆院選山口3区からの出馬を正式に表明する。衆院へのくら替えは、将来の党総裁選への出馬が視野にある。ただ、現職の河村建夫元官房長官(78)=二階派=も立候補する方針で、両派の対立が激化しそうだ。
自民・岸田氏「理屈通る判断を」 山口3区で二階氏をけん制
林氏の後援会事務所は12日、林氏の会見の日時などを発表した。会見に先立つ後援会会合で支持者にくら替え出馬を明らかにするとみられる。
林氏は11日、山口3区内で5カ所目となる事務所を同県萩市に開設。あいさつで「この国のかじ取りをやらなければならない」「防長(周防、長門)からは数々のトップリーダーを生み出してきた」「国のために身命をささげたい」と国政を担う強い意欲を示した上で、「近いうちに正式な場で思うところを述べたい」とした。
林氏は故義郎元蔵相の長男で、1995年の参院選で初当選し現在5期目。政策通として知られ閣僚経験も豊富だ。自民党が野党だった2012年9月の総裁選に立候補した際は、5人の候補のうち最下位に終わった。早くから首相候補と期待されたが、参院議員が首相になった例がないことがハードルとなっていた。
林氏は、これまでも衆院転出がたびたび取り沙汰された。08年の衆院山口2区補欠選挙では、当時の古賀誠党選対委員長が出馬を打診。17年の前回衆院選でも同3区へのくら替えの動きを一時見せていた。
河村氏が所属する二階派は反発している。会長の二階俊博幹事長は6月末の記者会見で「現職優先だ。(処分は)党則に書いている」と除名をちらつかせけん制。河村氏は12日、宇部市内で街頭に立った後、記者団に「みんなのために命を懸けてやる」と一歩も引かない構えを見せた。18日には麻生太郎副総理兼財務相を招いて集会を開く。
一方、岸田派会長の岸田文雄前政調会長は、林氏について「党にも日本にも大事な人。同志としてしっかり応援したい」と、派会長として支援する考えを示している。ただ、林氏のくら替えは「ポスト菅」を狙う岸田氏の足元を揺るがしかねない。同派中堅は「両雄並び立たずだ」と語った。』
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「キングメーカー」二階俊博幹事長の失せた神通力
政治・外交 2021.01.22
与良 正男 【Profile】
https://www.nippon.com/ja/in-depth/d00670/?cx_recs_click=true『緊急事態宣言と菅内閣の危機
あれは、菅義偉政権自体が危機だという宣言ではなかったか。
新型コロナウイルスの感染拡大が一向に収まらず、菅義偉首相は年明け早々、東京都などを対象とした「緊急事態宣言」の再発令に追い込まれた。
しかし、この宣言も「遅すぎる」「対策も中途半端だ」といった厳しい評価がほとんどで、昨年末から急落している菅内閣の支持率が好転する気配はない。菅政権は発足4カ月で、そんな深刻な状況にある。
首相の苦境に拍車をかけているのが、二階俊博自民党幹事長の相次ぐ失態や失言だ。菅内閣誕生の立役者であり、政権ナンバー2として首相を守り、支えるべき二階氏の力も、同時に衰え始めている。それが今回の危機の大きなポイントだ。
「2人の失態」を象徴したのが、2020年12月14日夜、東京・銀座のステーキ店で、菅、二階両氏とプロ野球ソフトバンクの王貞治球団会長、俳優の杉良太郎氏らが会食した「ステーキ事件」だった。
コロナ対策を担う政府の専門家による分科会が「勝負の3週間」と再三呼びかけ、「5人以上の飲食で感染リスクが高まる」と注意を促していたさなかに、8人ほどが集まった会食である。
その後、菅首相は「国民の誤解を招くという意味においては真摯に反省している」と一応、謝罪はした。ところが二階氏は「会食を目的にやっていない。意見交換を考えてやっている。全く無駄なことをしているわけではない」と反論した。その開き直りのような姿勢が、火に油を注ぐ結果となった。
自民党内に高まる二階氏への不満
会食の同席者は、菅氏以外は、元々二階氏と親しく、毎年「忘年会」を開いているメンバーだという。今回は二階氏が「来ないか」と首相を誘ったというのが真相らしい。
ご存じのように二階氏は、安倍晋三前首相の辞任表明を受けた昨秋の自民党総裁選で、官房長官だった菅氏をいち早く支持して一気に流れを作った。「そんな恩人の誘いを断れるはずがない」と首相周辺は弁護する。
だが、この時期に夜、多人数で会食すれば、連日、我慢を強いられている国民がどう受け止めるのか。両氏は想像できなかったのだろうか。会食を止める人が周りにいなかったとすれば、組織として重大な欠陥がある。
実は、この一件の前から自民党内には二階氏への不満がたまりにたまっていた。
一つは二階氏が率いる自民党二階派に所属する議員に不祥事が続出していることだ。
2019年夏の参院選での大がかりな買収事件(公職選挙法違反)で公判が続く河井案里被告。あるいは統合型リゾート(IR)をめぐる汚職事件の秋元司被告。両被告は自民党を離党したものの、国会議員は辞職せず、今も二階派に「特別会員」として所属している。
そして大手鶏卵業者から現金を受け取ったとされる贈収賄事件で在宅起訴された吉川貴盛元農相。吉川氏は二階派の事務総長を務めた幹部で疑惑発覚後、既に議員辞職している。
いずれの疑惑でも二階氏は幹事長として、そして派閥の領袖として明確なコメントを避けている。例えば、吉川氏が議員辞職した際には、報道陣が何を聞いても「(吉川氏)本人ら関係者でないと分からない」と、まるで他人事のようだった。二階派の無軌道な膨張主義
「政治は数(がモノをいう)」が長年の二階氏の信条という。政治の師と仰ぐ、故田中角栄元首相から引き継いだものであろう。
「だから、二階氏は『来る者は拒まず』で安易に議員を引き入れて、二階派を膨張させてきた。そのツケが回っている」と、恨み節も込めて指摘する自民党議員は少なくない。
幹事長は選挙で公認するかどうかの権限を握る。そこでも強引な手法が目立つ。
2020年秋には、次期衆院選で衆院へのくら替えを目指す林芳正参院議員が、二階派のベテラン、河村健夫元文部科学相の地元・衆院山口3区から立候補しそうだとみるや、二階氏はどう喝じみた行動に出た。
河村氏の地元決起大会に、二階派所属議員19人を引き連れて出席した騒動である。岸田文雄前政調会長の岸田派に所属する林氏に対して、二階氏は集会で「売られたけんかは買う」と息巻いた。林氏の出馬を「反党行為」と断じて、自民党から除名する考えを示唆する二階派議員もいたほどだ。
確かに候補者擁立は「現職優先」が自民党の原則である。ところが、その一方では、他派閥の現職のいる衆院小選挙区で二階氏が別の候補を推そうとしている選挙区がある。それもまた、他派閥からは「身内優先のルールなき膨張主義」だと映る。
政権最大の弱点はトップ二人が裏方タイプなこと
菅氏と二階氏は国会議員の秘書を振り出しに、それぞれ横浜市議(菅氏)、和歌山県議(二階氏)を経て衆院議員となった。国会議員の二世や官僚出身ではない「たたき上げ」であり、世間受けを狙ったパフォーマンス嫌いという点でも共通している。
さらに両氏はともに観光業界に幅広い人脈がある。それが観光支援策「GoToトラベル」を推進した原動力となり、一時停止の決断が遅れた要因ともなったのは間違いない。
違いと言えば、二階氏はかつて小沢一郎氏と行動を共にして自民党を離党し、その後、2003年、自民党に復党したことだ。
二階氏の強みは「総理を目指そうと思ったことは一度もない」と公言している点にあるのだろう。同様に、一度離党して復党した石破茂氏が何度も総裁選に出馬しながら挫折を繰り返している姿を見れば明らかだ。
2020年秋の総裁選がそうであったように、素早く党内の大勢を見極めて勝てるトップ候補を担ぐ。トップは自分の後を狙わないナンバー2を安心して大事にするし、ナンバー2であれば最終的な責任も取らなくて済む。そしてまた次のトップ候補に乗り換える……。復党組の二階氏は今、文字通り、「キングメーカー」と言っていい。
一方、菅氏は若い頃から虎視眈々と首相の座を狙っていたという。だが、世間の印象で言えば、菅氏も「裏方の人」だろう。官房長官として自民党や霞ケ関の官僚からの評価が高かったにもかかわらず、なぜ、首相として評価が低いのか。菅氏自身が今、そのギャップに苦しんでいるように思える。
考えてみれば、首相も幹事長も「裏方タイプ」というのは、歴代自民党政権の中でも異例であり、この政権の最大の弱点かもしれない。とりわけ、このコロナ禍では、政府や政党トップの情報発信力や、国民に語る言葉の切実さや説得力が大きく左右するからだ。
党内で派閥抗争勃発の可能性も
もう一つのアキレス腱は対中国政策だ。かねて中国共産党指導部と太いパイプを持つ二階氏は自他ともに認める「親中派」であり、米国も警戒していると言われる。イデオロギー色が極めて薄い現実主義者である菅首相も日中間の経済を重視し、香港問題をはじめ中国への批判は抑制的だ。安倍前首相は中国と厳しく対峙(たいじ)することで固い保守層の支持を得ていた。それが長期政権を支えた大きな要因でもあった。そんな保守層からすれば、中国と融和的な菅、二階両氏には、そもそも根強い不信感がある。
新型コロナ対策として政府は1月13日、中国・韓国を含む11カ国・地域からのビジネス関係者らの日本への受け入れを全面的に止めると発表したが、これもまた「判断が遅すぎる」と自民党内から突き上げられて急きょ、方針転換したものだった。中国、韓国に気を遣っているように見える菅、二階両氏への不満が足元からも公然と出てきたということだ。
衆院議員の任期は2021年10月に満了となり、それまでには確実に総選挙がある。9月には自民党総裁選もある。菅首相は総裁選で再選された後、衆院解散に臨むシナリオを描いているようだが、その前に「これでは衆院選に勝てない」と「菅降ろし」が自民党内で始まる可能性は十分ある。当面の焦点は、4月25日投開票予定の衆院北海道2区補選と参院長野選挙区補選だ。ところが自民党は吉川元農相の辞職に伴う北海道2区は候補者を擁立せず、早々と不戦敗を決めてしまった。選挙で勝つことで盛り返してきた安倍前政権とは大きく様変わりし、もはや菅政権は「守り」にきゅうきゅうとしていると言うほかない。
ただし、仮に「菅降ろし」が始まったとしても、それを誰がリードするのか。
冷徹に政界を渡り歩いてきたキングメーカーとしての神通力が失せた今、二階氏が「次はこの人」と言い出せば、直ちに流れが決まるといった状況ではない。むしろ党内で派閥抗争が始まり、混乱が続く可能性が高いだろう。そこに今の自民党の閉塞(へいそく)状況がある。それは所属議員が長く「一強体制」に安住してきたツケだと言い換えてもいい。
バナー写真:2020年11月25日、来日した中国の王毅(おうき)国務委員兼外交部長(右)と会見した二階俊博幹事長(左) 新華社/共同通信イメージズ 』