EU、NATOのロシア資源離れが加速と無謀な侵略で経済がどん底のロシア
https://nappi11.livedoor.blog/archives/5583095.html
『エストニア、ラトビア、リトアニア:EST,LAT,LITHのバルト3国は2025年2月8日、ロシアの電力網との接続を遮断し、9日からポーランド経由で 欧州の電力網に統合される。
接続先の切り替えは、ロシアのウクライナ侵攻を受け、緊急性を増していた。
かつてソ連の一部で、現在は欧州連合(EU)と北大西洋条約機構(NATO)に加盟し、ウクライナを 強く支持する3国は、切り替えを数年前か eb7f5e4bら計画していたが、2022年2月に始まったロシアの侵攻で3国が次の標的になるかもしれないという恐怖から、ロシアが電力システムを使って脅迫してくることを懸念しプロセスを加速させた。
当局は電力網の切り替えに関連するロシアの妨害行為や混乱を警告していたが、電力網の切断作業は支障なく行われ、 運営会社は、ロシアが遮断プロセス中に協力したと明かした。
欧州委員会のダン・ヨーエンセン委員(エネルギー担当)は「歴史的な日」だとし、「これは安全保障に関することだ」 「欧州諸国はいかなる点においてもロシアに依存すべきではない」と語った。
ウクライナのエネルギー相も8日、ロシアとの電力網遮断を「欧州全体にとって重要な出来事」 と称賛。「こうした措置は、侵略者が電力部門を脅迫や政治的駆け引きに利用する機会を奪うものだ」と述べた。参照記事 過去ブログ:2024年7月ウクライナで活躍するスウェーデン製兵器と新型兵器の開発とバルト3国:
FireShot Capture 393 – ウクライナに史上初めてアメリ__これより先、2024年12月27日、ウクライナが史上初めてアメリカから液化天然ガス(LNG)を受け取ったと報道された。
2025年1月1日に、ロシアから欧州連合(EU)域内へ、ウクライナを経由して届くガスの輸送契約は終了し、ウクライナが更新しない事を決めた事に米国が対応したもので、ウクライナは大量に地下の備蓄庫に保管すると同時に、国内はもとより、既存ガスパイプを通して欧州へもガスを供給する計画だ。
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LNGを搭載した船は、アメリカのルイジアナ州から、地中海経由でギリシャの港に到着し、約1億m3のガス(1テラWhに相当と言われる)を積んでいた。
ギリシャの再ガス化ターミナルを経て、パイプラインでウクライナに輸送される。
ウクライナ企業DTEKは公式ホームページで、ギリシャのアテネ近郊にあるレヴィソーサLNGターミナルなどで再ガス化されたあと、ギリシャ、ブルガリア、ルーマニア、ハンガリー、スロバキア、モルドバ、ウクライナの間でガスを輸送する垂直回廊イニシアチブなどの国境を越えたパイプラインを使用するだろうと述べている。 参照記事
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この様なロシア離れや新たな経済制裁の効果で、ロシアのルーブルは歴史的下落を続け、インフレ率は20%を超え、ロシアの経済破たんが目前だとする見方が出始めている。
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客観的に見ればロシアはすでにダルマ状態で、ユーラシア全体に及ぶと思われる経済的混乱は、中国、北朝鮮へ及び、さらに、経済同盟‣上海協力機構(SCO:Shanghai Cooperation Organization)にも影響するだろう。
マクロ経済を度外視し、国家主義を優先した侵略、全ての思惑で失敗したb686c03cプーチン(習近平、金正恩:キム・ジョンウンも)だが、彼(彼ら)が想像した事がほとんど現実となった今、プーチンの、ウクライナの一部をロシアにという願望も、はかない夢で終わりそうだ。
一部にロシアの将来を心配する声もあるが、これまでのプーチンの残忍さを見れば、主義が異なるにせよ、直接、間接的に人権や人命を軽んじて来た彼らに、こちらから頭を下げる道理はない。
今も毎日、余りにも多くの人が犠牲になっている。お粗末な国家主義と妄想の為に、、。 過去ブログ:2024年11月フランスとトルコのプーチンへの温度差:7月フィンランド大統領、ロシアは中国に依存 習近平の電話で停戦可能と皮肉述べる:2月中国株が大暴落!習近平も誰も経済を救えず:1月日中会談は単なる時間の浪費。官僚は何の事前交渉もできず状況悪化:
FireShot Capture 394 –
「脱ロシア化」: カザフスタンがロシアルートを迂回しアゼルバ以下の映像記事では、深刻なロシア経済の現状と、上海協力機構加盟国でありながら、ロシアとの経済関係から距離をとるカザフスタンKazakhstanの動向が説明されている。
港を持たないカザフスタンはこれまで、石油タンカーでバクーBakuまで運び、図のBTCパイプライン(青い線)でロシアを経由して黒海から輸出していたが、パイプラインでアゼルバイジャン経由でトルコの港まで送ってからタンカーで輸出するルートに切り替え「脱ロシア化」を進めていると説明されている。
FireShot Capture 397 – 「脱ロシア化」:
カザフスタンがロシアルートを迂回し映像記事は「対決」と言っているが、経済制裁で、ロシア向けタンカーが規制され、ロシアからの海上輸送が困難な以上、プーチンはこれを認めるしかなかっただろうと思える。
一方、カザフスタンは以前から、ロシアの対ウクライナ侵略などでロシアに不満を持っていると言われている。
映像記事:ロシアで企業倒産の津波が迫っているとロシア国防大臣の弟ベロウソフ氏率いる経済分析センターが指摘!:「脱ロシア化」: カザフスタンがロシアルートを迂回しアゼルバイジャン経由で歴史的な石油輸送を開始! :過去ブログ:2024年12月12月25日、ロシア軍がクリスマスに合わせて大規模攻撃と旅客機墜落:
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