カナダ首相、妻との別居発表 「これからも仲良い家族」
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB030F10T00C23A8000000/
※ ロイターの英文ニュースだと、
『OTTAWA, Aug 2 (Reuters) – Canadian Prime Minister Justin Trudeau and his wife Sophie said on Wednesday they were separating in an unexpected announcement that appeared to mark the end of the couple’s 18-year high-profile marriage.
The couple had talked frankly in the past about difficulties in their relationship and in recent years were seen less often together in public.
Trudeau, 51, and Sophie Gregoire Trudeau, 48, were married in May 2005 and have three children, aged 15, 14 and nine. On their anniversary in 2020, he described her as “my rock, my partner, and my best friend.”』、と言うことだ…。
※ 別居 → separate 離婚 → divorce と言うらしい…。
※ 正式に「離婚」するとなると、大変だ…。
※ まず、「離婚に伴う財産分与」の問題がある。
法律的には、「夫婦で築いた財産があれば、妻の貢献分を考慮して分配する」。精 神的な苦痛を与えた(浮気などで)場合は、その慰謝料も考慮する。妻もしくは夫の離婚後の生活が成り立つように考慮するなどという問題が生じてくる…。
※ 次に、子ども(特に、未成年の子ども)の今後の生活を考慮する必要もある。
養育費の分担の問題、親権の問題、面会権の問題(週に1回は、会わせるとか)な どが派生する…。
※ カナダの家族法の法体系がどうなっているのかは、寡聞にして知らないが、日本でも、「分担を決めた養育費を、支払わない。」「週1で会わせると約束したハズなのに、会わせない。」とか、種々の問題が生じるのは、ご存知の通りだ…。
※ そういうことで、まず「別居」を決めて、あとは徐々に「法律的に詰めて行く」という話しなんだろう…。
※ 特に、こういう「上流階級」の人々は、奧さんの方も結婚時に「自分の財産(親から分けてもらった持参金)」なんかを持っている人が多いから、さらにややこしい話しとなる…。
※ そういう持参金に旦那の自前の財産を加え、それを「資本」として、「事業」やったりしていると、その「分配」の問題で難儀する…。
『【ニューヨーク=時事】カナダのトルドー首相(51)は2日、18年間連れ添った妻のソフィーさん(48)との別居を発表した。インスタグラムに「たくさんの有意義で困難な話し合いを経て、別れるという決断をした」と投稿した。既に別居の法的合意書に署名したという。
カナダのメディアによると、トルドー氏は2005年、元テレビリポーターで弟の同級生だったソフィーさんと結婚。2男1女をもうけた。ただ、両者は時折、結婚生活の難しさについて言及しており、トルドー氏は14年に出版した自伝で「私たちの結婚は完璧ではない」とつづっていた。
トルドー氏は2日の投稿で「これまでと変わらず、私たちは深い愛と互いを尊敬する仲の良い家族で在り続ける」と強調。カナダ首相府も、来週からの休暇に家族で出掛ける予定だと明らかにした。
トルドー氏は大学卒業後に高校教師として働いた後、08年に下院議員に初当選。15年から首相を務めている。父の故ピエール・トルドー元首相も在職中の1977年に別居を公表、その後離婚している。』