エクアドル大統領候補、銃撃で死亡 選挙活動中に
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB1035X0Q3A810C2000000/
『【サンパウロ=共同】南米エクアドルで今月予定されている大統領選の候補の一人、中道右派フェルナンド・ビジャビセンシオ国会議員(59)が9日、首都キトで選挙活動中、武装した人物に頭部を撃たれ死亡した。同国メディアが報じた。
ビジャビセンシオ氏は頭部を数発撃たれたという。他に8人程度が負傷し病院に搬送された。撃ったとみられる人物は、ビジャビセンシオ氏の警護員に射殺されたとの情報もある。エクアドルでは刑務所での暴動が頻発し、一部で緊急事態宣言が出されるなど治安悪化が問題となっている。
5月に議会が右派ラソ大統領の罷免手続きを開始、対抗したラソ氏が議会を解散し大統領選と総選挙の前倒しが決まった。大統領選は今月20日に投票が行われる予定。世論調査では各候補の支持が割れており、10月15日の決選投票に進むとみられていた。』

