【速報】教皇、サミットでAIの兵器利用に懸念表明
https://www.47news.jp/11061216.html
『2024年06月14日 22時29分 共同通信
【ファサーノ共同】ローマ教皇フランシスコは14日、G7サミットに初めて出席し、AIの兵器利用に懸念を表明、規制強化を求めた。』
【速報】教皇、サミットでAIの兵器利用に懸念表明
https://www.47news.jp/11061216.html
『2024年06月14日 22時29分 共同通信
【ファサーノ共同】ローマ教皇フランシスコは14日、G7サミットに初めて出席し、AIの兵器利用に懸念を表明、規制強化を求めた。』
Copilot+ PC対応を巡る、CPU大手3社の三つ巴
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/ubiq/1598371.html









※ 今日は、こんな所で…。
『 笠原 一輝 2024年6月7日 16:35
COMPUTEX 2024での最大のテーマが「AI」であった。NVIDIAのジェンスン・フアンCEOは、開幕2日前に行なった同社の基調講演で、3月に発表した次世代AI GPU「Blackwell」を再び紹介した。
Armのレネ・ハースCEO、Qualcommのクリスチアーノ・アーモンCEOは、Arm版WindowsやSnapdragon Xシリーズ搭載Copilot+ PCについてアピール。
そしてAMDのリサ・スーCEOとIntelのパット・ゲルシンガーCEOは、これからCopilot+ PCをサポートする新しいSoCとなる「Ryzen AI 300」、「Lunar Lake」のアピールを行なった。
それぞれの詳細は別記事をご参照いただくとして、本記事では、ASUSのブースでAMDのRyzen AI 300シリーズを搭載した「Copilot+ PC」の注意書きとして貼られていた「Free Upgrade to Copilot+ PC Experience when available」がどんなことを意味するのかについて解説したい。
実は、この表示こそ半導体メーカー3社(AMD、Intel、Qualcomm)が激しい競争を行なっているということを象徴する出来事だからだ。
COMPUTEX TAIPEI 2024の話題の中心はAI
AMDのリサ・スーCEOが手に持っているのがRyzen AI 300シリーズ
AMD、Intel、NVIDIA、QualcommによるCOMPUTEX 2024の基調講演は、データセンターでのAIにフォーカスを当てたNVIDIAは別にすれば、AMD、Intel、Qualcomm3社ともにAI PCやCopilot+ PCがメインだ。
QualcommにArm ISAのアーキテクチャライセンスを供給しているArmも、話題の中心はArm版Windowsだった。
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「Windowsで過半シェア」というArmの目標は“裏付けある”とQualcomm
この中でもたCopilot+ PCに最も焦点を当てていたのがQualcommだ。
というのも、現時点ではSnapdragon Xシリーズ(X EliteとよびX Plus)だけが40TOPSのNPUを内蔵している要件を満たしており、6月18日に販売が開始される「Surface Pro」、「Surface Laptop」をはじめ、Acer、ASUS、Dell、HP、Lenovo、SamsungといったグローバルOEMメーカーから販売されるCopilot+ PC製品もすべてSnapdragon Xだからだ。少なくとも6月18日の時点では一択だ。
Intelのパット・ゲルシンガーCEO
NVIDIAのジェンスン・フアンCEO
Qualcommのクリスチアーノ・アーモンCEO
「Free Upgrade to Copilot+」ってどういう意味?
AMDのRyzen AI 300シリーズを搭載したノートPCの展示
それがCOMPUTEXで少し状況に変化が生じた。その震源は、AMDとIntelだ。
まずは6月3日に開催されたAMDのリサ・スーCEOの基調講演の中で、Strix Pointの開発コードネームとして呼ばれた次世代のノートPC向けCPUが、「Ryzen AI 300シリーズ」として発表した。
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Ryzen AI 300シリーズの特徴は、50TOPSという現時点で発表されている製品の中で最高性能を持つNPUを搭載していること。
「XDNA 2」と呼ばれるこのNPUは、もともとAMDが買収したXilinxの製品に搭載されていたNPUを発展させたもので、従来のRyzen 7040/8040に搭載されていた初代XDNAの10TOPS、16TOPSから大きく性能が引き上げられている。
AMDはRyzen AI 300を既にOEMメーカーに出荷しており、ASUSが搭載PCを7月に投入すると明らかにしている。実際、ASUSはAMDの基調講演後に記者会見を行ない、Ryzen AI 300搭載PCを発表している。
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ASUSのRyzen AI 300搭載ノートPCだが、この記者会見の場にも、そしてCOMPUTEXのASUSブースでの展示にも「Free Upgrade to Copilot+ PC Experience when available」という注意書きが入っているのを見て、筆者が「おや? 」と思った。
ASUSのブースに展示されたRyzen AI 300シリーズの展示
AMDのRyzen AI 300のマーケティング担当であるRyzen AI 製品責任者 ラケシュ・アニグンディ氏にその点を問い正すと「7月の発売時点ではCopilot+ PCの機能は有効にはならない。将来どこかのタイミングでそれが有効になった段階で自動アップグレードが行なわれ利用できるようになる」と述べ、AMDがRyzen AI 300シリーズを発売しても、発売時点ではCopilot+ PCの機能は使えないという事実を明らかにした。
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この事実によりはっきりしたのは、6月18日のCopilot+ PCが発売された時点で、提供されているであろうWindowsの最新版(24H2)には、実行環境になるWindows Copilot Runtimeをはじめ、Recall、Cocreator、Live CaptionsなどのMicrosoftのローカルAIアプリケーションは、Arm版しか含まれていないということだ。
将来どこかのアップデートのタイミングでx86版のWindows Copilot RuntimeやAIアプリケーションが提供開始されることになるが、それまでAMDのRyzen AI 300シリーズを搭載したノートPCを購入しても、強力なNPUを搭載したAI PCとしては活用できるが、Copilot+ PCの機能は利用できないわけだ。
ASUSで展示されていた製品を注意して見てみたが、デモされていたのはCopilot+ PCのアプリケーションではなく、一般的なAIアプリケーションだった。現状ではMicrosoftからそうしたx86版が提供されていないので、デモしようがないということだろう。
それに対して、Acerで展示されていたSnapdragon X Eliteを搭載したノートPCはCocreatorが搭載しており、Windows Copilot Runtimeが有効になっているのが見てとれた。
Acerが展示したSnapdragon X Eliteを搭載したCopilot+ PCではCocreatorが搭載していた
AMDはRyzen AI 300の前倒しを決断、ASUSも早期投入へ
AcerがCOMPUTEXに展示したRyzen AI 300搭載のSwiftシリーズ、触れない状態での展示になっていた
さらに取材を進めると、どうも元々AMDのRyzen AI 300はかなりAMDが頑張って7月にOEMメーカーの出荷という形に前倒しにしたのだということが分かってきた。確かにRyzen AI 300シリーズは、2つのSKUだけとかなり限定された製品展開になっている。
HPはOmniBookのRyzen AI 300シリーズ搭載版をAMD基調講演でチラ見せ
LenovoはYOGAのRyzen AI 300シリーズ搭載版をAMD基調講演でチラ見せ
しかもAMDのRyzen AI 300シリーズで7月に販売すると発表したのはASUSだけで、ほかのメーカーは発表したが参考展示のみ、あるいはAMDの基調講演で製品をチラ見せはしたものの、皆「Later this year」とだけ発表しているにとどまる。
つまり、AMDが行なった前倒しに付き合うことにしたのはASUSだけで、ほかのメーカーは元々の予定通りにリリースすることにしたということだ。
ASUS側のメリットは、台湾という地元のインターナショナルなイベントで新製品として大々的に発表できること。逆にAMD側にとって、7月の時点でCopilot+ PCの機能は提供できないとはしても、ユーザーがCopilot+ PCを目当てにQualcommに逃げてしまうことを引き留められる。
さらに、このタイミングより後になると、第3四半期中とIntel自身がアナウンスしたLunar Lakeと同じようなタイミングになってしまい、アナウンスのインパクトが小さくなってしまう。そうしたASUS側のニーズと、AMDのニーズが合致して、7月に販売開始されるということになったということだ。
では、x86版のCopilot+ PC(のソフトウェア)はいつから提供開始されるのだろうか?
現時点では筆者も確実な時期は掴んでいないが、そのヒントは、Intelのアナウンスの中にあるかもしれない。
IntelはLunar Lakeの正式発表は第3四半期中だとアナウンスしたが、搭載するシステムは年末商戦に出荷すると説明している。
そうしたことに、アグレッシブなAMDと、やや保守的なIntelといういつも構図を考えると、x86版のCopilot+ PCの機能アップデートはそのあたりから提供開始されると考えるのが妥当ではないだろうか(あくまで筆者の推測に過ぎない、念のため)。
筆者の推測通りなら、x86版のCopilot+ PCが提供開始されるのは半年近く先になる。その意味で、フェアに言ってQualcommのリードは1カ月の類ではなく、年末までの少なくとも半年ということになる。
従って、Copilot+ PCをいち早く体験したいユーザーにとっては、安心してSnapdragon Xシリーズを搭載したCopilot+ PCを買っていい。
その一方「そのうちCopilot+ PCが使えるようになればいいや」と考えるとユーザーには、Ryzen AI 300搭載モデルや、Lunar Lakeを待つのもありだろう。
筆者の偽らざる感想は、本当にQualcommがSnapdragon Xシリーズを出してくれたおかげで、競争が激化してノートPCのSoC選択の幅は広がったなということだ。そのことはエンドユーザーの1人としてシンプルに歓迎して良いのではと感じた。 』
AI戦争ではすでに中共の敗勢が固まった。
https://st2019.site/?p=22176
『AFM Editorial Office による2024-5-14記事「How China is losing the chip war」。
AI戦争ではすでに中共の敗勢が固まった。
2032年までに、米国内で、全世界の10ナノメーター未満の回路密度のチップの総生産量のうち28%が製造される見通しだ。
それに対して中共が生産できるナノチップは、世界生産量のわずか2%なのである。
ナノチップをふんだんに使えないのでは、生成AIの機能で敵と競争することは難しく、電力ばかりが消費されてしまう。勝負は決まった。
この予測数字を出したのはSIA=半導体工業協会と、BCG=ボストン・コンサルティング・グループ。
ちなみに米中どちらも、現時点ではナノチップを量産できていない。これからの話なのだ。
米国は2022年に「CHIPS」法を通した。390億ドルの連邦予算が、ナノチップ製造に投じられる。 』
OpenAI「中ロが当社AI使い世論工作」 日本も標的に
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN30EMF0Q4A530C2000000/
『【シリコンバレー=山田遼太郎、ワシントン=八十島綾平】米新興企業オープンAIは30日、中国やロシア、イラン、イスラエルのグループが同社の生成AI(人工知能)技術を使い、世界で様々な世論工作を図っていたと発表した。日本を標的にした事例もあった。米国などの大型選挙を控え、AIが情報操作に悪用される恐れが浮き彫りになった。
オープンAIはSNSのアカウントや投稿の作成、文章の翻訳、ウェブサイトの作成な…
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。』
知っ得!企業トップのAI活用法。日本マイクロソフト社長のCopilotの使い方がすごく勉強になる
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/topic/feature/1594733.html




『 大河原 克行 2024年5月28日 06:28
日本マイクロソフトの津坂美樹社長は、生成AIである「Microsoft Copilot」を、自ら積極的に利用している経営者だ。2023年2月の社長就任時は、生成AIが国内に広がり始めたタイミングだ。「日本マイクロソフトの社長に就任して、最初にやったことは、生成AIを有料契約し、徹底的に使い始めたことだった」というほどに、生成AIの活用には前向きだ。
そして、生成AIを使いこなすには、「AIの筋トレ」が必要であると明言。それを自ら実践するとともに、ビジネスパーソンや開発者に対しても「AIの筋トレ」を勧める。
そこで今回は特別企画として、津坂社長が生成AIをどのように使いこなしているのかを探るため、一日の姿を追ってみた。これは、「AIの筋トレ」の実践方法とも言え、ビジネスパーソンにとって、生成AIの使いこなしのヒントになるはずだ。
記事目次
(1) 一日の始まりはAIの呼び出しから
(2) ミーティング前にCopilotで調査結果を分析
(3) 未出席のミーティングをCopilotで要約
(4) スピーチのための話題をCopilotで収集
(5) 顧客の難質問をCopilotで事前予測
(6) 初訪問の顧客をライバル関係なども含めてCopilotで情報収集
(7) 社員への日本語・英語ビデオレターをCopilotで短時間に作成
(8) 返信できていない重要なメールをCopilotに探してもらう
(9) 海外出張先の状況をCopilotで把握
(10) AIを使いこなすには「AIの筋トレ」も必要
一日の始まりはAIの呼び出しから
日本マイクロソフトの津坂美樹社長は、一日の始まりとともにCopilotを活用している。
iPhoneを使ってメールをチェック。Copilotによって優先度の高いメールからチェックする
津坂社長が、自宅で朝食をとりながら手にしているのはiPhoneだ。前夜から早朝にかけて送られてきたメールのチェックで一日の仕事が始まるが、このときすでにCopilotは津坂社長の作業をサポートしている。
日本の深夜でも米国本社は稼働している時間だ。早朝から多くのメールが送られてきているのは毎日のことである。津坂社長はCopilotに頼んで、優先度の高いメールをレコメンドし、表示してもらい、それをもとにメールを順番にチェックする。
さらに、長文のメールはサマリを表示し、必要な情報を短い時間に把握するといったことも行なっている。今日中に返信をしなければいけないメールは、Copilotが教えてくれる。
そして、グローバルチーム向けに英語でメールした内容は、Copilotで日本語化して、日本のチームと情報共有するといったことも行なう。
Copilotは朝食の時間にも、副操縦士として津坂社長の作業をしっかりとサポートしているのだ。
ミーティング前にCopilotで調査結果を分析
社長室でSurface Laptop 5を使って執務中の津坂美樹社長
クルマで移動して出社すると、Copilotが活躍するデバイスは、津坂社長が日常利用しているノートPCのSurface Laptop 5に移る。
津坂社長が、東京・品川の日本マイクロソフト本社の社長室に入ると、すぐに最初のミーティングをスタートさせた。まずは、マーケティング担当者とのミーティングだ。
会議では、先月開催したイベントの調査結果を共有。担当者はFormsで集めた自由記述のコメントをCopilotで分析。Copilotは、良かった点の上位5項目と、課題となっている上位5項目を示し、それをもとにディスカッションが行なわれた。
短時間に課題を整理し、その成果を共有するとともに、次回のイベント開催に向けた議論を進めることができるわけだ。
ミーティングでもMicrosoft Copilotは副操縦士としての役割を果たす
次のミーティングは、今週末に迫った運輸業界の顧客へのプレゼンテーションの社内レビューだ。
チームはCopilotの助けで日英両言語のスライドを用意して、市場と社内のデータを組み合わせ、説得力のある内容の資料に仕立ててくれていた。津坂社長の要望も反映しながら、スライドを修正。Copilotを使って、顧客のコーポレートカラーを使ったり、フォントを統一したりといった細かい部分までブラッシュアップしたりすることができたという。
未出席のミーティングをCopilotで要約
参加できなかった会議の内容を要約して確認するといった使い方も
ここで突然入ってきたのが、役員との緊急ミーティングだ。当初予定していた複数のミーティングには参加できなくなってしまったが、Teamsを利用して会議の内容を録画。Copilotで録音内容の要点を確認することにした。重要な部分や自分に関わる部分だけを抽出することで、効率的に会議の内容を把握できる。
Copilotにより長文のメールを要約して表示することができる
津坂社長は、ミーティングの件数が集中しているときには、情報共有が主体となっている会議には出席せず、空いた時間を使ってあとから会議の要点を確認したり、節約した時間を別の会議の深いディスカッションに充てたりといったことを日常的に行なっているという。
スピーチのための話題をCopilotで収集
ランチタイムの時間を利用して、iPhoneでイベントでのスピーチを準備
ランチタイムになると、津坂社長は再びiPhoneを取り出し、食事を取りながら、来月のイベントでのスピーチの準備を始めた。
Copilotに向かって、「出席者のグループに関連した驚くべきニュースを3つ教えて」、「出席者に最も注目が集まっているSNSのポストは?」などと尋ね、聴講者の心を掴めそうな話題を収集。スピーチに使えそうな話題を選んで、内容を構成していった。
かつては、担当者が聴講者の傾向を捉えた資料を揃え、それをもとにスピーチ内容を構成するというやり方だったが、津坂社長はCopilotを相棒に、自ら必要と思われる情報を収集する。担当者の作業時間を減らし、津坂社長自身もより理解を深めながら、最新の情報を取り入れて、スピーチの構成を考えている。
午後になると、品川本社を飛び出して顧客先に向かった。まずは、通信業界の客先へ訪問するというスケジュールが設定されている。
顧客の難質問をCopilotで事前予測
移動するクルマの中でも、津坂社長の手にはiPhoneが握られている。
自らが事前に用意してきた資料だけでなく、チームが用意してくれたドキュメントを再度確認。Copilotに対して、相手がしそうなタフな質問をいくつか予想してもらうという驚くべき使い方をして見せた。
客先に到着する最後の瞬間まで、準備に万全を尽くすのが津坂社長のやり方だが、そこにCopilotが準備の内容に幅と深みを持たせる役割を果たしているというわけだ。
訪問先では、Copilotのデモを行なったが、その際に、Microsoftが取り組む「責任あるAI」に対する姿勢を紹介。顧客は、生成AIに対する不安を持っていたそうだが、津坂社長の説明を聞き、Copilotの採用に前向きな返答が得られたという。
日々、津坂社長自らがCopilotを使い込んでいることが、自信を持って機能を紹介したり、説得力を持った「責任あるAI」の説明につながったりしていると言えよう。
初訪問の顧客をライバル関係なども含めてCopilotで情報収集
Microsoft Copilotとのやりとりでさまざまな情報を収集、分析している
この日はいくつかの訪問先を回ったが、その中の1社は初めて会うことになる企業だった。
津坂社長は、準備のためにその企業の情報だけでなく、競合する2社が発表した最近のニュースをCopilotに検索してもらったほか、競合企業との比較表を作ってもらい、事前に分析を行なったという。
また、経営者のプロフィールや、市場に関するシンクタンクなどのレポートもまとめ、Copilotに要点を整理する作業を行なってもらっていた。
ここでは、Copilotとやり取りの応酬を行なっている。
たとえば、最初の質問は訪問する企業の経営理念やミッションに関するものだが、次にその回答をもとに、社長が打ち出した方針などについて質問。
さらに、社長の人柄や趣味などのパーソナルな面についても質問するといったように、複数の質問を繰り返すことで深堀りし、情報を収集するといった具合だ。
社員への日本語・英語ビデオレターをCopilotで短時間に作成
品川本社のオフィスに帰社すると、オフィスでの終業時間まではわずかとなっていた。
津坂社長は、毎週金曜日に日本マイクロソフト全社員に向けて動画メッセージを配信しているが、この日は動画制作の日であった。
津坂社長の動画メッセージの特徴は、日本語と英語の2つのバージョンを用意していることだ。1つの映像に字幕を入れるのではなく、それぞれに収録するという手法を用いている。
Surface Laptop 5を起動させた津坂社長は、まずはCopilotを使って動画メッセージに使用する日英両方のドラフトを準備し、内容に差が出ないように整えた。
さらに、今回は海外や国内の出張先の写真を動画メッセージに挿入することを決定。Copilotと一緒になって説明用の画面をPowerPointで作り、動画の中に挿入することにした。
Copilotの支援を得て、短時間に完成度の高い動画メッセージを制作できたという。
津坂社長は動画メッセージに使用するイラストや、講演の際に使用する画像にCopilotを使用することが多い。
2024年2月に東京・有明の東京ビッグサイトで開催した「Microsoft AI Tour – Tokyo」の基調講演の中でも、東京をイメージした画像を作成し、これを基調講演の中で公開して見せた。
「Microsoft AI Tour Tokyo」の基調講演で公開した生成AIで作成した東京をイメージした画像
同イベントは、世界13都市で開催したワールドツアーであったため、東京での開催を訴求する意味で画像を作成したという。大型スクリーンに映し出した「作品」の出来栄えについて津坂社長は「ちょっと富士山が大きかった」と語り、会場を沸かせた。
返信できていない重要なメールをCopilotに探してもらう
オフィスでの仕事を終えようとすると、返信をし忘れているメールをCopilotが教えてくれた。今日中に返信しなくてはならないメールをすべて完了させたところで、ちょうど終業時間を迎えた。
だが、津坂社長の仕事はまだ続いていた。
夕方から夜にかけて若いビジネスパーソン向けに、自分のキャリアを語る講演会にメインスピーカーとして登壇。
デモンストレーションの場面では、Copilotに気の利いたジョークで助けてもらおうとしたが、それがおもしろくなさすぎて、逆に会場で受けてしまうという一幕もあった。
講演会にメインスピーカーとして登壇。聴講者に関する情報を事前に収集して臨んでいる
また、その後に行なわれた会食では、カジュアルな雰囲気の中で話題はゴルフに発展。Copilotが特定のホールの必勝法などについての情報を提供し、その場の雰囲気を盛り上げることに一役買ったという。
海外出張先の状況をCopilotで把握
ようやく帰路についた津坂社長だが、クルマの中では来週海外出張で訪れる3つの都市の状況を把握。各都市の天気予報や降水確率、帰国時に空港で買うといいお土産などの情報をCopilotに尋ねながら帰宅。荷造りの参考にしたという。
仕事をあらゆる角度からサポートしてくれるCopilotと過ごす津坂社長の1日が終わった。
AIを使いこなすには「AIの筋トレ」も必要
津坂社長の毎日は、このようにCopilotとともにあると言ってもいい。
津坂社長自身も「私にとってCopilotは100%必要なものになっている。もはやCopilotなしでは仕事ができない」とも語る。
今回紹介した使い方のほかにも、参加した会議の日本語の記事録を英語に変換して海外拠点に送るといった使い方や、会議そのものの精度を分析するといった用途にもCopilotを使用している。
「エンジニアでない私でも使えて、いつでも、どこでも、誰にでも、呼び出すことができるのがCopilotの特徴である。
アシスタントとしての役割だけでなく、先生や同僚、部下というさまざまな立場になり、時には通訳者にもなって、業務を支援してくれる。
CopilotはAIの民主化を実現するプラットフォームであり、すべての人をエンパワーし、多くのことを達成できるようにしてくれる」と語る。
ただ、津坂社長はCopilotを使いこなすには「AIの筋トレ」が必要だとする。
「最初のうちはなかなか言うことを聞いてくれなかったが、毎日使用していると、より良い結果が出るようになった。ある程度やったところで、AIの筋肉が付いたかなと思えるタイミングあった」
としながら、
「ただ、さらに活用を進めると、またスキルが横ばいになっているなと感じる場面があった。しかしそれでも毎日毎日使い続け、Copilotと議論を繰り返すことで、AIの筋肉がさらに付いたと感じることができるようになった」とする。
生成AIそのものが進化を遂げている一方で、対話のために入力するプロンプトによって、回答内容や回答の質が変わるのが生成AIの特徴でもある。
最適な回答を得るためにはノウハウの蓄積や、工夫した入力が必要であり、そのスキルを身に着けるために、「AIの筋トレ」が必要だという。
津坂社長も、当初は短いプロンプトの入力だったため、適切な回答が得られないことがあったようだが、最近ではプロンプトを長くして、より適切な回答が得られるようになったという。これも「AIの筋トレ」の成果だ。
生成AIは、多くの人が利用できるテクノロジであるという側面はあるものの、その一方で、使い方によって効果に差が出やすい特性もある。
それぞれの組織や個人が利用する際に、最も効果的な使い方ができるプロンプトやユースケース、ノウハウを蓄積し、それらを共有することで組織全体がより効果的に生成AIを利用できるようになる。
日本マイクロソフト社内でも、そうしたノウハウや工夫を共有する仕組みが構築されているという。
津坂社長は「2024年は生成AIをフル活用する年になる」と語る。
そして、それを実践しているのが津坂社長自身である。
津坂社長のように、毎日「AIの筋トレ」を実践している経営者と、そうでない経営者の差が、これから明確になってくるのかもしれない。』
イーロン・マスクは、彼のAI事業のスタートアップである「xAI」社が…。
https://st2019.site/?p=22135
『AFPの2024-5-26記事「Musk plans largest-ever supercomputer for xAI startup」。
イーロン・マスクは、彼のAI事業のスタートアップである「xAI」社が「ギガファクトリー・オブ・コンピュート」と称すスパコンを建築するのに、これから巨額の投資をするつもり。土曜日に報じられた。
このスパコンには、Nvidia社製のチップを10万個、組み入れるそうである。
現存するGPU集積体の、最大のものよりも、すくなくも4倍は、デカいのだという。
運開は2025年秋からとする計画。
ちなみに、超巨大GPUクラスターを、メタ社は、自社のAIをトレーニングするのに駆使している。マスクも同じことをするつもりだろう。
サム・アルトマンが率いるOpenAi社の「ChatGPT」と競えるようなAI体系への投資ができる金満起業家は、多くはいない。しかしマスクなら企画が可能だ。(マスクは2015のOpenAi立ち上げに一枚咬んでいたが、2018に離れ去った。同社が金儲けしか眼中になく、ビジョンが低劣なのが不満だったという。)
xAI社のチャットボットの名前は「Grok」だそうである。「X」のユーザーは、これにアクセスができるようになる。』
米政府の予測。AI時代にはテロが進化する。
https://st2019.site/?p=22133
『Chris Jahn 記者による2024-5-25記事「Our Chemical Facilities Are Vulnerable To Attack」。
米政府の予測。AI時代にはテロが進化する。上水道システム、輸送交通システム、金融システムに対する破壊工作には要注意だ。
しかし、国内のケミカル・プラントへのテロ攻撃を予防せんとする米連邦法「CFATS」の期限は、昨年夏に切れて、そのままだ。
この法律は、8万人以上いるケミカル産業従業員がテロリストと関係がないか、バックグラウンドを調べることを官憲に許す。それについて、ユニオンすら反対していなかったのだが、連邦上院は昨年7月、この法律を延長させないことに決めた。
※上院をしてそうせしめた反対勢力が誰であったのか、この記事は書いていない。強いて勘繰れば、投資筋=経営陣?
石油・ガス、水道、コンピュータ・チップ、医薬品……等々の、米国人にとってヴァイタルな加工工場に対するテロ攻撃を、敵が考えていないと思うか? 』
国力左右するAIチップ 米国繰り出す兵糧攻め、悩む中国
米中半導体ウォー(中)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN130670T10C24A4000000/
『2024年5月21日 5:00
3月18日、米半導体大手エヌビディアが米西部カリフォルニア州サンノゼで開いた開発者会議。革ジャン姿のジェンスン・ファン最高経営責任者(CEO)が披露した最先端の人工知能(AI)半導体に聴衆が沸くなか、それを複雑な心境で眺める中国人技術者がいた。
「米企業がうらやましい」
中国の新興AI開発企業に勤める。新型のAI半導体は本来なら歓迎すべきニュースだが、素直には喜べない。「うちでは使えないだろう。…
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Microsoft、生成AI特化のパソコン開発 翻訳も瞬時に
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN193RK0Z10C24A5000000/
『2024年5月21日 4:25
【シアトル=渡辺直樹】米マイクロソフトは20日、生成AI(人工知能)に特化したパソコンを開発したと発表した。端末に搭載した高性能半導体を使ってAIの処理性能を従来より最大20倍高め、瞬時に翻訳するほか画像生成ソフトが高速で動く。通信がつながらなくても一部機能が使える。生成AIの活用で端末が大きく進化しそうだ。
パソコンの基本ソフト(OS)「ウィンドウズ」向けの新しいAI機能「コパイロット+PC(…
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。』
『マイクロソフトは対話型AI「Chat(チャット)GPT」を開発した米オープンAIと提携し、AIが自動で文書の要約やメールの下書きをする「コパイロット」の機能を提供してきた。
今まではクラウド上のサービスだったが、今回の製品から端末上でも動くAIや専用半導体を組み合わせ、AIをより高速でスムーズに使えるようにした。』
『自社製品としてまずキーボード付きタブレット端末の「サーフェスプロ」とノートパソコンの「サーフェス・ラップトップ」を用意した。価格は999ドルからで、6月18日から順次発売する。』
『ハードの面で大きく変わったのは半導体だ。英アームの設計技術を用いた米クアルコムの「スナップドラゴンX」シリーズを搭載した。これまでウィンドウズパソコンは米インテル製が主流だったが、大きな戦略転換となる。』
『通信がなくても端末上でAIを動かす技術は「エッジAI」と呼ばれ、スマートフォンやパソコンの新たなトレンドとして注目を集めている。チャットGPTの最新版のような高性能なAIは動作が重かったが、性能を絞り込んだAIを端末上でスムーズに動かすのが特長だ。
エッジAIは今回のサーフェスに加え、サムスンが新型のスマホに技術を搭載した。米アップルもAI機能の強化を図っており、タブレット型のiPadにAIの処理性能を高めた自社製の最新半導体を搭載した。今後生成AI技術と新型半導体をiPhoneなどの各端末に搭載を進めている。』
権威あるシンクタンクのIISSが、その特設ブログの中で、ウクライナ軍がFPVドローン以外にも…。
https://st2019.site/?p=22055
『Svetlana Shcherbak 記者による2024-4-25記事「How AI Passed the “Baptism of Fire” in the Ukrainian Armed Forces, and Also in the IDF During Battles in Gaza」。
権威あるシンクタンクのIISSが、その特設ブログの中で、ウクライナ軍がFPVドローン以外にもAIを使っている事実を紹介している。
それによると、宇軍の将校たちがすでに2022秋、ヘルソン解放の戦いのさなかに、ロシア兵を心理的に屈服させるため、AI分析の力を借りていたという。
HIMARSがしきりに撃ち込まれていた折だった。
ブログによると、AIは「対諜報」に役立つものだという。ロシアが、こちらの誰について関心を抱いているのか、浮かび上がらせることができれば、おのずから、敵はその人物に関してさまざま工作を展開するだろうと予測できるので。
戦争中は、敵の「一歩先」の予測が、AIによって可能になる。それは防御にだけでなく、こちらからの攻撃に役立てることができるのである。
イスラエルは現に、ガザにおけるハマスとの抗争にさいして、この攻勢的なAI援用プランニングを、実践中なのであるという。
イスラエル軍のAI作戦立案システムには、「エヴァンゲリー」および「ラヴァンダ」という2つのコードネームが与えられたものがあるという。
それは次に集中攻撃するべきターゲットを絞り込んでくれるという。また次に敵がどう出てくるかも予想してくれるという。』