北の国から猫と二人で想う事 livedoor版:露、米からの輸入LPGを欧州へ転売し荒稼ぎの中国企業
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『2022年10月9日:中国企業が余剰の液化天然ガス(LNG)をエネルギー不足の欧州に転売し、莫大な収益を得ている。
一部の専門家は、中国はエネルギー市場での影響力を強めようとしていると指摘した。英紙フィナンシャル・タイムズなどが報じた。報道によると、今年に入ってから中国企業は約400万トンの液化天然ガスを国際市場で販売した。これは今年上半期のヨーロッパの天然ガス輸入量の7%に相当する。参照記事
2aa37350ウクライナ侵攻後、ロシアは中国向けの天然ガスの輸出を大幅に増やした。ブルームバーグの統計では、中国は今年上半期にロシアから350億ドル(約5兆579億円)のエネルギーを購入し、前年の200億ドル(約2兆8902億円)から急増した。ロシアは値下げして中国に液化天然ガスを販売しているという。
ロシアの中国向け液化天然ガスの販売強化と、米国エネルギー企業との長期契約が主因で、中国は需要を上回る液化天然ガスを購入している。しかし中共ウイルス(新型コロナウイルス)の大流行による経済減速で中国国内のエネルギー需要が大幅に減少している。
米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は、2021年以降、米エネルギー企業は中国企業との間で17件の契約を結び、年間1900万トンの液化天然ガスを供給すると報じた。米市場情報会社ICISは、中国は今年、米国から7200万トンの液化天然ガスを購入するとの見通しを示した。ただ、中国の実際の需要は6600万トンにとどまる。
フィンランドの研究機関「エネルギー・クリーンエア研究センター(CREA)」のアナリスト、ラウリ・ミリビルタ(Lauri Myllyvirta)氏は米ボイス・オブ・アメリカ(VOA)に対し、中国は中東のカタールからも液化天然ガスを購入していると話した。同氏は「中国は今年、多すぎるほどの天然ガスを獲得した」とした。中国石油大手、国営シノペック:Sinopec(中国石油化工)は4月の財務報告会議で、同社は余剰の液化天然ガスを国際市場で販売していると明らかにした。参照記事
chuuro gas中国国有3大エネルギー大手は、シノペック、中国石油天然気(ペトロチャイナ)、中国海洋石油集団(CNOOC)で、中国外務省は2022年3月に入り3社の幹部を呼び、ロシアのパートナーとの事業関係や現地事業を見直すよう要請。ロシアの資産を購入するような軽率な行動をとらないよう促したという。米国からの制裁を警戒してのことだろうが、本来裏でする指導を、敢えて表に出しているのはポーズだけかもしれない。実際には大量に買い付け横流している可能性が高い。上の記事の報告では、ロシアから中国へのLPG販売は急増していると言う。参照記事 参照記事 過去ブログ:2022年3月中国もロシア投資へブレーキをかける中、ウクライナの戦況は
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石油、ガス業界には抜け道があり、複数の産地からの石油、ガスをブレンドしてロシア産であることを隠せる規定がある。ガスの場合のブレンド比率は報じられていないが、原油の場合、原油の49.99%がロシア産であったとしても、50.01%が他の国や地域から産出されたものであれば、「ロシア連邦原産」ではないという扱いになる規定が在り、こうした原油は、トレーダーの間では「ラトビア・ブレンド」と言われる。あるいは、第3国へ売って、そこからEUへ流す道筋を作っている可能性もある。 過去ブログ:2022年9月露産LNGが中国経由で欧州へ 中国のロシアからの輸入急増 』