2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会に
向けた国土交通省の取組
(平成27年12月7日)
https://www.mlit.go.jp/common/001113047.pdf
※ こういうものの方が、「真の」オリパラ効果というものだろう…。
※ 特に、用地買収方面、バリアフリー方面が…。
※ 外国人観光客、宿泊方面、物販方面なんてのは、ある意味「枝葉の部分」だろう…。













2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会に
向けた国土交通省の取組
(平成27年12月7日)
https://www.mlit.go.jp/common/001113047.pdf
※ こういうものの方が、「真の」オリパラ効果というものだろう…。
※ 特に、用地買収方面、バリアフリー方面が…。
※ 外国人観光客、宿泊方面、物販方面なんてのは、ある意味「枝葉の部分」だろう…。













東京オリンピック:非常事態の中でスポーツドラマが、どのようにゲームが記憶されるのだろうか?
ダン・ローン 著
BBCスポーツ編集者
最終更新日時2021年8月7日2021年8月7日
https://www.bbc.com/sport/olympics/58131750


『(※ 翻訳は、Google翻訳)
東京の壮大な夕方の空は、光が消え、その日のエネルギーサッピング熱と湿度が緩和し始めるにつれて、今年の夏に多くの訪問者が最も見逃してしまいます。
しかし、今夜、他にはない大会に太陽が沈み、オリンピックの家族が荷造りをして町を去る準備を進める中で、近代史上最も論争の的となっているスポーツイベントの一つが、今後数年間で記憶される方法に考えが向かうでしょう。
もちろん、すべてのゲームは異なります。しかし、東京2020は本当に前例のないものでした。過去17日間にここで繰り広げられた間違いなくスポーツドラマに関係なく、それは常にCovidオリンピックになります。パンデミックの開始以来、最初のそのようなイベントは、非常事態の中で行われる最初の、そして唯一の観客を剥奪されるイベントです。
これらの課題を考えると、このイベントが完了し、非常に多くの特別な瞬間を提供したという事実は、いくつかのマイナーな奇跡と見なされます。他の人たちによって、スポーツの反抗とホストの回復力の強力なシンボルとして。報われたギャンブル。
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しかし同時に、主催者の判断と動機がそのような精査を受けていることはめったにありません。これらの大会は、特に国際オリンピック委員会にとって大きな疑問を提起し、オリンピックを進めるという決定の知恵が適切に評価されるまでにはしばらく時間がかかるだろう。
東京2020メダルテーブル
GBのメダルを獲得したのは誰ですか?
東京2020年の印象的な写真21枚
東京2020にどれだけ注目していますか?
東京の素晴らしいが空っぽの国立競技場での開会式の報告は、選手のパレードが枯渇し、スポンサーが行方不明になり、外の運動家による騒々しい抗議、地元の人々が自分の£12bnパーティーから締め出された、私が思い出すことができる最も悲しく、最もシュールな経験の一つでした。
パンデミック時代のより強力なイメージを見つけるのは難しいでしょう。
しかし、事実上テレビ向けのイベントだったものの中で、ここで地上にいる私たちの経験と遠くから見ている視聴者との対比は、めったにそれほど厳しいと感じられません。ロンドン2012とリオ2016で活気に満ちた楽しい雰囲気を経験し、最近では今年の夏初めにユーロで許可された群衆は、観客なしでオリンピックをカバーし、非常に奇妙な経験のために作られました。
ファンのいない会場への各訪問は、必然的に何があったのか、そしてこれらの大会で贅沢な数十億人がどこで過ごしたのかについての質問を伴っていました。無限のルール、制限、毎日のテストは、「ping」され、2週間の孤立のために送り出されるという絶え間ない恐怖と共に、アスリート、役人、メディアにとって非常に不安でストレスの多いゲームを保証しました。
しかし、リオが直面した多くの課題にもかかわらず、象徴的なゲームとして浮上したように、選手たちは再び東京2020の救助に来たという感覚です。英国では、役に立たない時差、空の会場のイメージの恐怖、イベントへの問題のあるビルドアップにもかかわらず、多くの人がそれを見るのが大好きで、これらのオリンピックを古典として覚えています。
朝の朝、国はチームGBメダル、新世代の星、感動的なパフォーマンスの配列、想像力を捉えた革新的な新しいスポーツと混合ジェンダーフォーマットの呪文の物語に目覚めました。
BBCスポーツの東京オリンピックスタジオの秘密
今年の夏の初めのユーロと同様に、大会は、気をそらし、インスピレーションを与えるために何かを必死に必要としているCovid-疲れた国によって、これまで以上に必要とされ、高く評価されていると感じてきました。
ジェイソンやローラ・ケニー 、ダンカン・スコットなどの英国のオリンピアンの歴史的業績に誰が打たれることができないだろうか? ハンナ・ミルズとシャーロット・デュジャルダンの? しかし、あまり知られていないが、エミリー・キャンベル、ガラル・ヤファイ、アレックス・イー、シャーロット・ワージントン、ベサニー・シュリーバーのようなインスピレーションに満ちた名前の出現も?
トム・デイリーとジェームズ・ガイの喜びの涙とディナ・アッシャー=スミスの人々は、スプリントの栄光の希望が破られた後、欲求不満から生まれましたか?それとも、英国の水泳、ボクシング、セーリングチームの全体的な卓越性に感銘を受けましたか?
水泳選手のトム・ディーンの友人や家族の興奮、喜び、情熱を誰が見て、メイデンヘッドからプールで金メダルを取り、犠牲と信念の年の心温まる象徴であるこの誇りの注ぎ込みに微笑みませんでした。若いアスリートをサポートする時間をあきらめるすべての親とコーチは、それらのジュビラントシーンが何を表しているか理解していたでしょう。
世界記録、衝撃的な結果、象徴的なスポーツマンシップはすべて、説得力のあるストーリーに事欠かなかったゲームを定義するのに役立ちました。
確かに、東京2020は、遅れたゲームとロックダウンが提示した課題にもかかわらず、回復力の勝利として立っています。
IOCは、主に予防接種を受けていない日本の公的および地元の医療専門家のほとんどからの反対にもかかわらず、延期された大会を押し付ける決定を維持し、世界保健機関の祝福と心の中でこれらの選手の利益を得て行われました。
そして、ほとんどの競技者(だけでなく、見て楽しんだ人たち)は、長年のトレーニングが無駄に行かなかったことに間違いなく感謝するでしょう。
アスリートはゲームに大きな魂を与えた、とIOC会長バッハは言います
日本のメダル獲得は、このイベントに対する怒りの一部をまろやかにするのにも役立ったようです。金曜日の夜、抗議者はまだ陸上競技場の外にいましたが、それは著しく小さく、声の少ないグループでした。
しかし、多くの批評家は、オリンピック運動が依存している数十億ドルの放送契約が、別の遅延やキャンセルを拒否した本当の理由であると主張し、これは今後のIOCのより精査を意味すると信じている人もいます。おそらく、夏季大会の次の3つのホストが2032年まで確保されている場合でも、入札者を引き付けるのも難しくなります。
東京社会の多くが非常事態にもかかわらず正常に続く中、特に大規模な屋外会場から観客を禁止する必要性を理解することは困難でした。
しかし、主催者は、海外からの何万人もの訪問者にもかかわらず、大会に所属する人々から438の肯定的なケースしか持たなかったという事実を指摘することができます。スポーツ業界は、厳格なプロトコルでは、これほど複雑で広大なイベントでも、ウイルスを湾に保つことができることを示すことを望みます。
同様に、一部の非常に不幸な選手が競技を妨げられている一方で、競技が台無しになった選手村での大規模な流行の恐れは根拠がないことが証明されています。
しかし、オリンピックバブルの外では、先月職員や選手が東京に到着して以来、東京のポジティブなケースは1日に約1000件から木曜日に過去最高の5000件以上に急増したのが現実です。
主催者はこれを大会に結びつける証拠はないと主張しているが、他の人は、イベントが行われたという事実が人々のリラックスと彼らの予防措置の規律の低下につながったと信じています。
日本政府は、中程度の症状を持つCovid患者に、ますます伸び過ぎている病院ではなく、自宅で孤立するよう求めているので、今後数週間にわたって症例が急増し続けるならば、大会を続けるという決定はまだ国に戻ってくる可能性があります。
東京2020は、他の理由でもIOCの精査を意味しました。
アスリートの福祉の問題は、競技者が争うことが予想されていた極端な暑さによって提起されました。ベラルーシの短距離走者クリスティーナ・ティマノフスカヤの窮状は、コーチが彼女に東京での大会を離れさせようとしたと伝えられており、ベラルーシの選手の扱いと、IOCが彼らのために立ち上がるためにもっと多くのことをすべきかどうかを強調した。
オリンピックで生まれた異なるジェンダーカテゴリーに出場した最初の公然とトランスジェンダーアスリートであるウエイトリフターのローレル・ハバードの参加は、IOCのトランスジェンダー政策をめぐる議論を激化させるスポーツの最も論争の多い問題のもう一つのマイルストーンでした。
そして、シモーネ・バイルズがメンタルヘルスに対する意識を高め、一部のアスリートが対処に苦労するプレッシャー、ホリー・ブラッドショーがボディシャミングについて話す、気候変動についてハンナ・ミルズ、表彰台でのクロス手首のジェスチャーが人種的、社会的正義を支持した米国のショットパター、ロス・グリーンバンクなど、ロシアのドーピングに対する懸念を提起したロス・グリーンバンクは、これらのゲームの重要性がメダルを超えたという感覚でした。
これは、ロシアが国家主催の偉大なドーピングスキャンダルを禁止して以来、初めての夏季オリンピックでした。しかし、あなたはほとんど気づいていなかったでしょう。 チーム、旗、国歌は正式に禁止されましたが、330人以上の選手が「ROC」を代表し、2012年または2016年のオリンピックでロシアよりも良いパフォーマンスを見せた。
多くの批評家にとって、メダルテーブルのトップ5フィニッシュは罰をあざ笑い、東京2020の遺産を汚し、クリーンスポーツの保護を担当する当局の固有の弱点を証明しています。パンデミック中のアンチドーピング当局者の制限を考えると、他の最近の大会と同様に、多くの結果が変更され、振り返りテストのおかげで今後数年間でメダルが再授与される場合も、ほとんど驚くべきことではありません。
近年のアスリート福祉スキャンダルが相次ぎ、「正しい方法で」優勝することに新たな重点が置かれ、リオでの驚異的な2位フィニッシュ後にチームGBのメダル集計が「修正」を受けるとの期待を考えると、東京で達成されたホールは大きな勝利と見なされます。
伝統的な強豪のボートの失敗は、資金調達機関英国スポーツが受け取る何百万人もの一部を再分配するプレッシャーを受けるだろうが、失望は、特に新しい観客と若い観客を引き付ける可能性を秘めているBMXやスケートボードのような他の分野の成功によってバランスが取れている。
ロンドンと同じくらい多くのメダルを獲得し、他のどの国よりも多くのスポーツでメダルを獲得したことは重要な成果であり、多くの人々は、参加率と草の根施設にダメージロックダウンが行われた後、コミュニティと学校のスポーツに関する政策立案者による新たな重点につながることを必死に望みます。
多くの人は、ケアの義務に新たな焦点を当てることはメダルの成功が少ないことを意味すると考えましたが、おそらく東京はそれが「どちらかまたはどちらか」である必要はないことを証明しています。
8年前、私はブエノスアイレスで東京が2020年大会を受賞したのを見ました。1964年の最初のオリンピックが第二次世界大戦の影響から再び出現したのと同じように、2011年の地震と津波災害後の国の回復を象徴するために第二を使用するという約束は説得力のあるものでした。
もちろん、この出来事を定義するのはもう一つの大きな危機でした。
しかし、最終的には、パンデミックのような記念碑的なものでさえ、大会を否定することはできませんでした。多くは安心するでしょう。他の人は失望しました。そして、オリンピックが全く起こったことが正しかったかどうかは、常に議論の問題です。しかし、確かに思えるのは、これまでと同様に、選手たちは疑わしい時代でさえ、高揚し、抑えられない力を証明したということです。 』
五輪のレガシー、光と影 リオは「負の遺産」に苦しむ
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN06F7C0W1A800C2000000/


『【サンパウロ=外山尚之、ロンドン=佐竹実】東京五輪が8日に閉幕し、今後は大会が残した「レガシー(遺産)」に注目が集まる。2016年の開催地、リオデジャネイロでは競技施設などが今なお放置される一方、12年のロンドンでは新興企業の拠点に活用される。新型コロナウイルス禍で経済効果がしぼんだだけに、東京にとってはレガシーの活用がより重要性を増しそうだ。
「大会開催に伴う費用は今後も増える」。ブラジルメディアのグロボは7月にこう報じた。リオ五輪の開催に伴う支出は280億レアル(約5900億円)と見積もられていたが、実際は410億レアルに増加。大会終了から5年がたった今も、五輪は「負の遺産」となっている。
跡地利用も進まない。リオ市は7月、ハンドボールなどの競技に使われた競技場の一部を改修し、学校として利用するための工事が9月に始まると発表した。再開発は既定路線だったが、コスト面で連邦政府とリオ市の足並みが合わず、放置されたままとなっていた。
政府の財政難で五輪前の計画通りに改修されず、リオ市内には放置されたままの施設が点在している。こうした状況が荒廃を招き、維持・改修にかかる費用がさらにかさむという悪循環に陥っている。五輪関連施設の建設に伴う数々の汚職が発覚したことも、再開発の遅れにつながる。
地下鉄などの交通網の整備も、レガシーとして残るはずだった。ところが、メイン会場となったバハ地区と観光名所であるイパネマ海岸を結ぶ地下鉄4号線は工事が遅れ、いまだに完全開通していない。
バスに代わる交通網として導入された次世代型路面電車(LRT)は1日25万人を輸送する計画だったが、コロナ前の時点で11万人にとどまっていた。郊外と市中心部を結ぶバス高速輸送システム(BRT)は車両数が足りておらず、通勤時の混雑が常態化している。
リオ五輪の選手村として利用されたマンション群(17年、リオデジャネイロ)=ロイター
選手村跡地は分譲マンションとして改修されたが、多くが売れ残っている。30以上のタワーマンションが立ち並ぶ「イリャ・プラ」はこれまでに3割程度しか売れておらず、多くが空き家となっている。地元メディアのCBNは「ゴーストタウンのようだ」と評する。
リオ市のパエス市長は「五輪のために建設された白い象(無用の長物)はリオにはない」と強弁し、民間資金の活用で再開発を促進するとしている。ただブラジル経済の低迷が続く中、資金の出し手が現れるかは不透明だ。
一方、英ロンドンはレガシー活用の成功例と評される。
ロンドン東部、クイーンエリザベス五輪公園の一角にある「ヒア・イースト」。ロンドン大会でプレスセンターとして使われた施設は現在、新興企業の集積地となっている。スマートフォンなどで手軽にフィットネスを提供する17年創業の「Fiit」など約130の企業のほか、3つの大学が入居し、コロナの感染拡大前は3800人が勤務・通学していた。
マスメディアが世界に情報を発信する拠点だっただけに、テック系企業にとっても理想的なネット環境がそろう。当時テレビ中継に使われたスタジオは、天井までの高さが10メートルに上る。こうした設備を活用し、通信大手BTグループもこの施設でスポーツ中継のチャンネルを運営している。ロンドン東部はかつて開発が遅れた地域だったが、大型ショッピングモールも建設され多くの雇用も生んだ。
五輪を機に自転車専用レーンの整備も進んだ。当時ロンドン市長だったジョンソン首相は「緑豊かで安全な街に」としてレンタルサイクルを導入し、地元民や観光客の足としても定着している。 』
韓国 目標を下回る金6の16位=東京五輪
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/08/08/2021080880022.html?ent
『【東京聯合ニュース】韓国が金メダル6、銀メダル4、銅メダル10の16位で東京五輪を終えた。金7個以上、10位以内という目標を掲げていたが、金メダル獲得数は1984年のロサンゼルス大会(金6、銀6、銅7)以来の最少に終わった。
金メダル6個のうち、アーチェリーが4個を占めた。韓国は今大会から採用された混合団体で頂点に立つと、女子団体が9連覇、男子団体が2連覇を達成。混合団体と女子団体で金に輝いた安山(アン・サン)は女子個人も制し、五輪アーチェリーで史上初となる3冠に輝いた。
だがアーチェリー以外の金はフェンシング男子サーブル団体と体操男子種目別跳馬の申在煥(シン・ジェファン)の二つにとどまった。韓国の金メダル獲得数は2012年ロンドン大会(金13、銀8、銅7、5位)が最高で、16年リオデジャネイロ大会(金9、銀3、銅9、8位)に続き、東京大会でも減少した。
お家芸のテコンドーや国際大会で安定的にメダルを獲得してきた柔道の不振が響いた。特にテコンドーは銀1、銅2に終わった。2000年のシドニー大会で正式競技となって以来、発祥国の韓国が金メダルを逃したのは今大会が初めて。柔道も銀1、銅2で2大会連続の金なし。1976年モントリオール大会以来、最も低調な成績に終わった。
モントリオール大会で韓国に初めて五輪金をもたらしたレスリングもメダルなし。同大会で金1、銀1を獲得してからメダルを取り続けてきたが、今大会で途絶えた。
メダル減少とともに過去に五輪金に輝いた朴泰桓(パク・テファン、競泳)、張美蘭(チャン・ミラン、重量挙げ)、キム・ヨナ(フィギュアスケート)らのような世界から注目を浴びるアスリートも登場しなかった。10億人に1人の逸材とも言われるバレー女子の金軟景(キム・ヨンギョン)も東京大会を最後に五輪引退を宣言しており、世界的スターの不在が長く続きそうだ。
ただ、将来が楽しみな10代の逸材が今大会で躍動した。18歳の黄宣優(ファン・ソヌ)は競泳男子100メートル自由形の決勝で5位に入ったほか、同種目準決勝で47秒56のアジア新記録を樹立した。17歳の金済徳(キム・ジェドク)はアーチェリー混合団体と男子団体で金を獲得。ほかに体操操女子種目別跳馬で銅の呂書晶(ヨ・ソジョン)や卓球女子の申裕斌(シン・ユビン)らが大きな可能性を示した。』
「東京五輪は韓国のために走る」ケニア出身の褐色ランナー、オ・ジュハンとは?【PHOTO】(スポーツソウル日本版2021年08月08日)
http://topics.smt.docomo.ne.jp/article/sportsseoulweb/sports/sportsseoulweb-32781

『マラソンは「夏季五輪の花」だ。2020年東京五輪でも男子マラソンがフィナーレを飾る。
その男子マラソンに韓国から出場するのがオ・ジュハン(青陽郡庁)、シム・ジョンソプ(韓国電力)、アン・スルギ(SH)、チェ・ギョンソン(堤川市庁)である。
その中のひとり、オ・ジュハンはアフリカのケニア出身だ。本名はウィルソン・ロヤナエ・エルペ。ケニア・トゥルカナの小さな村で生まれた彼は、マラソン韓国代表チームのコーチであるオ・チャンソク氏の勧めで韓国への帰化を決心した。
帰化名もマラソンと関連がある。自らを発掘してくれたオ・コーチの姓を名乗り、「韓国のために走る」という意味で「走韓(ジュハン)」と名付けた。
オ・ジュハンは2016年リオデジャネイロ五輪を控えて特別帰化を申請したが霧散した。 しかし、2018年9月の特別帰化で韓国国籍を取得し、東京五輪出場権も獲得した。
しかし、彼を韓国マラソン界に導いたオ・チャンソク氏は今年5月この世を去った。オ・ジュハンの五輪出場を生前に見ることはついにはでききかなった。 オ·ジュハンは、韓国の父を失った悲しみを乗り越え、五輪メダルを目指して走る。
オ・ジュハンの個人最高記録は2時間5分13秒(2016年·ソウル国際マラソン)だ。 00年、李鳳柱(イ・ボンジュ)が立てた韓国新記録の2時間7分20秒を上回る記録だ。 韓国陸上界がオ・ジュハンに注目する理由だ。
オ・ジュハンはケニアの高山地帯で体を作った後、最近マラソン競技が開かれる日本の札幌に移動した。 オ・ジュハンとともに練習するシム・ジョンソプも、東京五輪に期待を寄せている。 今年4月、韓国代表選抜大会で2時間11分24秒で五輪基準記録を通過した。
韓国男子マラソンは1992年バルセロナ五輪のファン・ヨンジョ(金メダル)、1996年アトランタ五輪のイ・ボンジュ(銀メダル)以後、下り坂にある。
オ・ジュハン、シム・ジョンソプが韓国マラソンの中興のため、8月8日、力強く走る予定だ。 今大会には2時間台の壁を破った世界記録保持者エリウド・キプチョゲ(ケニア、1時間59分40秒)もマラソン2連覇に向けて走る。』
東京五輪:男子マラソン・呉走韓、けがで途中棄権…韓国MBC解説員「冷水浴びせた」また物議
https://news.yahoo.co.jp/articles/a6c59eab0eeb5b65cbc9ddd27ea60b1a9eff6891
『東京五輪のMBC中継陣の不適切な解説に再び批判が殺到している。今度はケニアから国籍変更したマラソン男子韓国代表の呉走韓(オ・ジュハン)がけがで棄権すると、「冷水を浴びせた」という発言が飛び出した。
■自国で報道されたニュースを信頼できますか? 韓国は最下位、日本は?
呉走韓は8日、東京五輪マラソン男子のレースを棄権した。序盤は先頭グループに入って走っていたが、13.1キロメートル地点で左太ももに痛みを感じて立ち止まり、結局15キロメートル地点を通過できずにレース途中で棄権した。
問題になった発言は、呉走韓の棄権が決まった直後に飛び出した。呉走韓に対して期待をかけていたMBCのこの解説者は、呉走韓の棄権に「完全に冷水を浴びせたね。冷水を浴びせた」と言った。このほかにも、この解説者は「本当にとても期待していたのに口惜しい」などの発言も続けた。ただし、MBCのキャスターは「メダルも重要だし、レースも重要だが、選手の健康状態の方が重要ではないか」「大きなケガでなければいいが」と言った。
インターネット上には、解説者の発言が適切でないとの指摘が相次いで寄せられた。あるネットユーザーは「本人(呉走韓)が世界中の誰よりも悔しいし、気に病んでいるはずなのに、一生懸命練習し、努力し、血の汗を流して準備してきた選手にどうやったら『冷水を浴びせたね』などと言えるのか」と書き込んだ。また、別のネットユーザーたちも「こんな解説をするなら、AI(人工知能)に任せろ。『期待していたのに冷水を浴びせた』なんて口にすべき言葉ではない」「心配するコメントは一つもなく、ずっと『失望した』などのコメントばかりで、本当に良くない」などと書き込んだ。
今回の五輪で、MBCは不適切な解説やテロップなどにより何度も批判の対象になった。
先月23日の開会式には、各国選手団の入場時、ウクライナに対してチェルノブイリ原子力発電所事故の写真、エルサルバドルに対してビットコインの写真など不適切な写真を使い、国内外の視聴者から非難を浴びた。これについてMBCは一度謝罪したが、先月25日には韓国対ルーマニアのサッカー男子予選でも相手選手のオウンゴールに「ありがとう」というテロップを入れ、ルーマニア・サッカー協会からの強い抗議を受けた。
相次ぐ騒動に、とうとうMBCの朴晟濟(パク・ソンジェ)社長が先月26日に記者会見を開き、再発防止を約束して頭を下げ謝罪した。しかし、朴社長の謝罪が行われたその日、柔道男子73キログラム級の3位決定戦で再び問題発言が飛び出した。MBCのキャスターはこの時、在日韓国人の安昌林(アン・チャンリム)選手がアゼルバイジャンのルスタム・オルジョフを破って銅メダルを取ったことに対して、「私たちが望んでいた色のメダルではないが」と発言をして物議を醸した。』
1.6兆円かけた東京五輪…世論は反転、経済効果はゼロ
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/08/09/2021080980004.html
『「日本だからそれでもこの程度の五輪を開催できたのではないですか。コロナ禍の中で行われた東京五輪がこれからの国際イベントの基準になるのではないかと思います」
東京五輪の閉幕式が行われた8日、新国立競技場(東京五輪のメーン会場)前で出会った30代の会社員、山口ヨシヒトさんは「困難な状況だったが、それでも五輪を開催してよかった」と語った。五輪代表選手の活躍に泣いて笑ったし、日本が準備したからこそ大きな問題なく日程を終えることができたというプライドが感じられた。新国立競技場は同日、閉会式の準備で近付くことができなかったが、遠くからでも記念撮影をしようという人たちが押し寄せた。
東京五輪開幕後、日本メディアはスタンスが反転し始めた。今年に入り、「東京五輪開催中止・再延期」を主張するメディアは一時8割に達した。しかし、日本が金メダル27個、銀メダル14個、銅メダル17個の計58個のメダルを獲得し、日本の五輪史上で最高の成績を記録すると、「五輪をやってよかった」というムードに変わった。朝日新聞によると、大阪大の三浦麻子教授の研究チームは5月23日から7月29日まで8回にわたり、全国の成人1000人を対象に五輪関連の世論調査を実施した。その結果、5月末に72.6%に達していた「五輪反対」の意見は開幕1週間後の7月27-29日には53.5%に低下した。
選手が活躍した競技は高視聴率を記録した。3日に放送された男子サッカー準決勝「日本対スペイン」戦の平均視聴率は30.8%だった。試合中には一時44.3%まで上昇した。男子野球準決勝「韓国対日本」戦(4日)は26.2%、卓球女子団体江決勝「日本対中国」(5日)は26.3%だった。大半が無観客で行われ、自宅で観戦しようというムードが広がり、ソーシャルメディア上での応援も熱を帯びた。開幕前にソーシャルメディアでも五輪に否定的な世論が圧倒的だったのと比べ対照的だ。
■世界競争力ランキング10位は米国、中国20位、韓国23位、日本は?
東京=チェ・ウンギョン特派員
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版 』
『こうした五輪の熱気がこれから日本社会の活力になるかどうかは未知数だ。日本メディアは元々五輪による経済効果に疑問を投げ掛けてきた。2013年に東京2020オリンピック・パラリンピック招致委員会は開催費用を7340億円と試算したが、実際の開催費用は1兆6440億円で2倍以上に膨らんだ。過去最大規模だ。一方で経済効果は「ほぼゼロに近かった」(三菱UFJリサーチ&コンサルティング)と評されている。無観客による開催でチケット収入900億円が吹っ飛び、外国人観光客や路上応援が消え、内需刺激効果もなくなってしまった。
新型コロナウイルスの流行も残された課題だ。五輪期間に日本の新規感染者数は1万5645人(6日)まで増え、毎日過去最高を更新している。五輪開催地の東京だけで1日の新規感染者数は5000人を超えた。専門家は「2週間後には東京だけで1日に1万人を超える新規感染者が出るのではないか」と警告している。菅義偉首相は「五輪とコロナ流行は無関係だ」とし、「中継のおかげで家に留まる人が増えた」と主張した。しかし、与党自民党内から「今秋の衆院選が不安だ」と懸念する声が聞かれるほど今後の政局は不透明だ。多摩大ルール形成戦略研究所のブレッド・グロッサーマン副所長は「五輪代表選手が日本国民にせっかく喜びを与えたが、日本国民は政府の優先順位が国民の健康だったのか、それとも五輪という体面だったのかという疑問を抱かざるを得ない」と指摘した。
■世界競争力ランキング10位は米国、中国20位、韓国23位、日本は?
東京=チェ・ウンギョン特派員
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版 』
五輪テレビ視聴、低調 広告の補償交渉も―米
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021080200142&g=int

『【ニューヨーク時事】米国で東京五輪のテレビ視聴が低調だ。有名選手の欠場など複数の要因が背景にあるとみられる。米国で五輪の独占放映権を持つメディア・娯楽大手NBCユニバーサルは、想定より低い数字に気をもんでいる。
ワクチン効果、戻る米国の日常 NBC、五輪放映へ強気
東京五輪開会式の米国の視聴者数は約1700万人と、前回のリオデジャネイロ五輪から36%減った。7月27日までの夜間の平均視聴者数も、リオ大会の同じ期間に比べ42%減となっている。
視聴率が想定を下回る場合、テレビCM放映企業に対し、テレビ局は補償として追加広告枠を提供する。米報道によると、NBCは複数の広告主とこうした補償交渉を始めたという。NBCは先に、東京五輪の広告販売が12億5000万ドル(約1370億円)を超え、五輪史上最大になったと明らかにしていた。
視聴率低迷には、メダル獲得が有力視されていた米体操女子シモーン・バイルス選手の欠場や、米国でも人気が高いテニスの大坂なおみ選手の敗退などが影響したとみられている。また、ここ数年の「テレビ離れ」加速や、日本との時差、無観客開催で盛り上がりに欠ける点を指摘する声もある。
NBCのシェル最高経営責任者(CEO)は7月29日、五輪の視聴率が「恐らく事前予想より低い」と認めた。一方、インターネット経由の視聴は好調と述べ、今大会を通じて利益を上げることができるとの見方を示した。』

『男子100mで金メダルを取ったイタリアのラモント・マルセル・ジェイコブズ選手の母親はシングルマザーである。そして父親は、ヴィセンザ基地に勤務していた米兵であった。
母親のヴィヴィアナ・マッシーニが18歳の米兵ラモント・マーセル・ジェイコブズ・ジュニアと出合った時は16歳であった。
2人は結婚し、米本土のエルパソのフォート・ブリスに移り住んだ。
3年後、息子が生まれた。その数週間後、父親が韓国勤務と決まった。
母親いわく。それについて行くのが不可能であったので、生後1ヶ月足らずの息子とともにイタリアに帰ったのであると。
現在26歳のジェイコブズは父親を知らずに育った。『ワシントン・ポスト』によれば、初めて父親と会話したのが昨年であったという。
このようなスプリント選手がいたことを誰も知らなかったことは、賭けのオッズが8対1とか10対1であったことからも分かる、と。
げんざい、実の父親はテキサス州ダラスにいて、レースの前にテキストメッセージで激励したという。』
[FT・Lex]米コムキャスト 五輪でも伸び悩む動画配信
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB30EWO0Q1A730C2000000/
※ 「ギグワーク」という言葉が作られたように、エンタメ、コンテンツを視聴する側の視聴習慣、視聴形態が、「すき間」時間を投入するものに変化して来たんだろう…。
※ いや…、すき間時間「しか」投入しないようになったのか…。
※ それでも、あのスマホの「小さい画面」で見て、楽しいものなのか…。
※ 結果だけ分かればいい…、オイシイところだけ摘まんで提供されれば、それでいい…、と考える層が増えるだろう…。
※ やはり、大画面・高精細のディスプレイで視聴したい…、と考える層もいるだろう…。
※ コンテンツの提供側も、そういう「投入される時間」「視聴されるデバイス(画面の大きさ)」なんかに、大きく影響されるだろう…。
※ もう既に、「採用種目(3×3、スケボー、BMX、ボルダリングなんか)」にそういう萌芽が見て取れる…。
※ 12年後(3回後)、20年後(5回後)には、「採用種目」も大きく変わっている可能性がある…。
※ コロナもさることながら、東京2020は、そういう「大変革の先駆け」となった大会だったな…、と位置づけられるものになったかもな…。
※ まあ、コンクリの「耐用年数」の関係から、「インフラの刷新」の位置づけは、変わらんだろうが…。

『米国における東京五輪の放映権を持つNBCユニバーサル(NBCU)を傘下に置く米メディア大手コムキャストは、五輪の中止を恐れていた企業の一つだ。様々な評価があるなかで東京五輪が開催されているいま、米国の視聴者にとっての問題は、どこで競技を見たらいいかわからないということかもしれない。
米ロサンゼルスのビルに掲げられたコムキャストのロゴ(2018年6月)=ロイター
フィラデルフィアに本社があるコムキャストは、CATVやブロードバンドだけでなく、テーマパークや映画、テレビ番組などを提供する本格的なメディア・通信のコングロマリットだ。同社は7月29日、4~6月期の堅調な決算を発表した。エンターテインメント業界の回復で、営業利益は前年同期比で13%増えた。投資家の注目は、コムキャストの新たな動画配信サービス「ピーコック」に集まる。ピーコックの評価は定まっておらず、五輪の米国代表を応援する視聴者の後押しが必要だ。ところが多くの人はまだ、その存在を知らない。
コムキャストは、CATVの回線を提供すると同時に、CATVやテレビ局を所有する数少ない会社だ。CATVは衰退の一途をたどっている。同社は、4~6月期に加入者が40万人減ったと発表した。一方、ブロードバンドや携帯電話の利用者が大幅に増え、CATVを解約する「コードカッター」の数を上回った。東京五輪の放映権は120億ドル(約1兆3200億円)だとされるが、広告収入は極めて好調だ。2021年の利益を押し上げるとみられる。
コムキャストは、従来のテレビの収益性がなお高いものの、将来の拡大は望めないと認識しながら、バランスをとって前進する必要がある。バスケットボールなど注目される五輪競技を放映することで、ピーコックをライバルのメディアと同様に不可欠な存在にするチャンスはあるが、加入者数は伸び悩んでいる。コムキャストは7月29日、ピーコックの有料会員が5400万人で、このうち(視聴頻度の高い)「アクティブアカウント」は2000万人を超えたと発表した。これに対し、米動画配信大手ネットフリックスの有料会員は2億900万人にのぼる。
コムキャストには、スポーツの生中継だけでなく、ユニバーサル・ピクチャーズ、NBCテレビなど魅力的なコンテンツがいくらでもある。だが、そのコンテンツをどこで放送するかによって、短期的な利益と長期的な成長の間にジレンマが生じる。この2年間、同社の株価上昇率は3分の1にとどまり、ネットフリックスやS&P500種株価指数に大きく後れをとってきた。コムキャストは、ゲームがまだ始まったばかりであることを願っているに違いない。
(2021年7月30日付 英フィナンシャル・タイムズ電子版 https://www.ft.com/)
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ベラルーシ大統領、選手ら批判 東京五輪で成績不振
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021073100331&g=int


『旧ソ連構成国ベラルーシのルカシェンコ大統領が、東京五輪で自国選手の成績が過去と比べて振るわないことを批判している。7月31日までのメダル数はトランポリン男子の金が唯一。昨年8月の大統領選に伴う反政権デモから1年を迎える中、大会が国威発揚と政権浮揚につながらず「ご立腹」の様子だ。
岸7位、メダルならず トランポリン男子〔五輪・トランポリン〕
ベラルーシは2008年北京、12年ロンドン、16年リオデジャネイロの五輪で、各10個前後のメダルを獲得。ドーピングでメダルが剥奪されるケースもあった。
強権的で「欧州最後の独裁者」と呼ばれるルカシェンコ氏は7月29日、「どの国よりもスポーツに資金をつぎ込んでいるのに」と不満を爆発させた。ベラルーシの選手に関し、アフリカなどの選手と違って「飢えていない」と決め付け、ハングリー精神が足りないと持論を展開した。
「(外国の選手は)五輪で勝てば何でも手に入るが、負ければパンを探し回らなければならないことを知っている」と言いたい放題だ。
実際、ルカシェンコ氏から国民の心が離れていることも、影を落としている。報道によると、柔道男子のトップ選手らが反政権派に同調したとして、代表入りできなかった。東京五輪のベラルーシ選手団は100人超だが、政権を支持しないアスリートも少なからず含まれるという。』