「U.S. Air Force runways in Asia are highly vulnerable to Chinese missile strikes, study concludes」

「U.S. Air Force runways in Asia are highly vulnerable to Chinese missile strikes, study concludes」
https://st2019.site/?p=22677

『Bill Gertz 記者による2024-12-12記事「U.S. Air Force runways in Asia are highly vulnerable to Chinese missile strikes, study concludes」。

   「スチムソン・センター」の報告書。全68頁。

 日本など西太平洋にある米軍の航空基地はこれまで30年間、敵のミサイル空襲のことは考えなくて済んでいた。
 だがもはや太平洋に安全聖域は存在しない。

 報告書は、日本、北マリアナ諸島などの米空軍滑走路と誘導路をとりあげて、早く硬化掩体を整備しろと急かしている。

 報告書は、中共軍は開戦から数日にして、これらの滑走路と誘導路を使用不能にしてしまうと結論している。

 日本国内の空軍基地の場合、連続12日間、滑走路と誘導路は使い物にならないだろう。グァム島のアンダーセン基地は2日間にわたって、使用不能にされるだろう。これが、中共が仕掛ける戦争の初盤で起きることである。

 横田基地は空中給油機と輸送機のハブなので、特にミサイルが集中し、1ヵ月以上、それらのアセットは使えないだろう。他の空軍基地は、半週間、滑走路を使えなくされるだろう。

 滑走路を穴だらけにされると、戦略爆撃機の離発着が特に不自由になる。それらの長距離爆撃機は、豪州、ハワイ、アラスカの基地まで後退するしかないだろう。
 その結果、それらのアセットが1日に繰り出せる攻撃の頻度が覿面に低下しよう。

 中共軍の参謀本部作戦課は、30日強、米空軍の活動を阻止しているうちに、台湾を征服してしまおうという考えだろう。』