中国、日米首脳会談「強い不満」 台湾問題干渉に反対
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM119XY0R10C24A4000000/
『2024年4月11日 18:50
【北京=田島如生】中国外務省は11日、対中抑止の強化を確かめた10日の日米首脳会談に反発した。毛寧副報道局長が記者会見で、日米の台湾問題の対応を巡り「重大な内政干渉だ」と批判した。「強い不満と断固反対」を表明した。
日米両首脳は共同声明に、沖縄県・尖閣諸島が米国の対日防衛義務を定めた日米安全保障条約5条の適用対象だと明記した…
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。』
『毛氏は尖閣について「古来より中国固有の領土だ。中国の主権を侵害する不法行為には断固対応する」と述べた。
フィリピンと領有権を争う南シナ海の南沙(英語名スプラトリー)諸島などについても「議論のない主権をもつ」と言明した。「中国の領土主権と海洋権益は侵すことができない。中国の合法的な権利を守る意志は揺るぎない」と語った。
【関連記事】
・日米首脳、同盟「最も重要な強化」 対中国抑止に重点
・日米首脳会談・共同記者会見要旨 』