米の不確実性、アジア安保に不安 日本にも踏み絵リスク
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA042OB0U5A300C2000000/
『2025年3月4日 19:11 [会員限定記事]
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小野亮さんの投稿
小野亮
トランプ米政権とウクライナの亀裂の深まりを受け、日本政府は米国の外交姿勢の「不確実性」を不安視する。安定性を欠く国際情勢は中国やロシア、北朝鮮に付け入る隙を与えかねないためだ。米国の政策変更に振り回されたり、踏み絵を迫られたりする事態の回避に努める。
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小野亮
みずほリサーチ&テクノロジーズ 調査部 プリンシパル
分析・考察 長らく「Gゼロ」という言葉が使われてきたが、ここにきて「G3+弱小連合」の構図に変化し、弱小連合の各国こそが「自立自強」を迫られているようにみえる。ドイツが国防費増強に向けて債務ブレーキの緩和に踏み込む決断をしたが、ドイツだけの話には留まらない。「米国に頼り切っていい時代が終わった」という識者の発言どおりで、日本をどう守るか、党派を超えた合意形成が急がれるだろう。(ドイツの記事:https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR04E6P0U5A300C2000000/ )
ウクライナ侵略 』