1「尹대통령 “美 핵전력, 한미 공동으로 기획·연습하겠다”(尹大統領「米核戦力、韓米共同で企画·練習する」)」『朝鮮日報』2023年1月2日。 2 執筆者加筆。 3「핵무장 尹언급 주목…대통령실 “안보의지 봐달라” 확장억제 강조(核武装、尹言及に注目···大統領室「安保の意志を見てほしい」拡大抑止強調)」聯合ニュース、2023年1月12日。 4 Vipin Narang, “Strategic Nuclear Proliferation: How States Pursue the Bomb,” International Security, vol. 41, no.3 (January 2017): 110-150. 5 技術ヘッジングは「explicitly not now, but implicitly not never」、保険ヘッジングは「explicitly not now, but explicitly in the future if X happens」、ハードヘッジングは「explicitly not now, but explicitly not never」と表現される。(Narang, “Strategic Nuclear Proliferation: How States Pursue the Bomb,”117-120.) 6 Narang, “Strategic Nuclear Proliferation: How States Pursue the Bomb,” 134. 7 William Burr, “The United State and South Korea’s Nuclear Weapons Program, 1974-1976,”March 2017, https://www.wilsoncenter.org/article/the-united-states-and-south-koreas-nuclear-weapons-program-1974-1976. 8 National Security Archive,“Stopping Korea from Going Nuclear, Part 1,” Edited by William Burr, https://nsarchive.gwu.edu/briefing-book/henry-kissinger-nuclear-vault/2017-03-22/stopping-korea-going-nuclear-part-i. 9 Seung-young Kim, “Security, Nationalism and the Pursuit of Nuclear Weapons and Missiles: The South Korean Case, 1970-82,” Diplomacy & Statecraft, Vo.12, No.4 (December 2001): 55-56. 10 例えば、青瓦台襲撃事件(1968年1月)、プエブロ号事件(1968年1月)、蔚珍三陟武装ゲリラ侵入事件(1968年10~11月)、EC-121機撃墜事件(1969年4月)などが挙げられる。 11 Seung-young Kim, “Security, Nationalism and the Pursuit of Nuclear Weapons and Missiles: The South Korean Case, 1970-82,” 55. 12 National Security Archive,“Stopping Korea from Going Nuclear, Part 1,” 「[여의도TALK] 북한 핵폭탄과 박정희의 ‘암호명 890 계획’([汝矣島TALK]北朝鮮の核爆弾と朴正熙の「暗号名890計画」)」『朝鮮日報』2016年1月8日、https://www.chosun.com/site/data/html_dir/2016/01/08/2016010801434.html。 13 Seung-young Kim, “Security, Nationalism and the Pursuit of Nuclear Weapons and Missiles: The South Korean Case, 1970-82,”58. 14 Ibid., 58-59. 15 Ibid. 16 ドン・オーバードーファー『二つのコリア―国際政治の中の朝鮮半島―』菱木一美訳(共同通信社、2002)90-91頁。 17 同上。 18 Burr, “The United State and South Korea’s Nuclear Weapons Program, 1974-1976.” 19「北傀 來年에 南侵할지도(北傀が来年南に侵攻するやも)」『東亜日報』1975年6月12日。 20 1958年1月から韓国に核兵器が搬入され始めたが、1975年まで、米国は韓国における核兵器の存在を「neither confirm nor deny」としていた。(Jang Se Young, “The Evolution of US Extended Deterrence and South Korean’s Nuclear Ambitions,”502-520.) 21「美國이 核우산 걷어가면 韓國도 核武器開發(米国が核の傘をなくすのであれば韓国も核兵器開発)」『東亜日報』1975年6月13日。 22 オーバードーファー『二つのコリア―国際政治の中の朝鮮半島―』93頁。 23 同上、94頁。 24「“박정희 1972년 핵개발 착수…1977년 포기했다”(『朴正煕は1972年に核開発に着手…1977年に放棄した』)」『ハンギョレ』2011年5月12日。 25 オーバードーファー『二つのコリア―国際政治の中の朝鮮半島―』95頁。 26 Seung-young Kim, “Security, Nationalism and the Pursuit of Nuclear Weapons and Missiles: The South Korean Case, 1970-82.”; Se Young Jang, “The Evolution of US Extended Deterrence and South Korea’s Nuclear Ambitions, Journal of Strategic Studies,” Journal of Strategic Studies, Vol. 39, No. 4 (2016): 502-520. 27 韓国国防部「제38차SCM공동성명(第38回SCM共同声明)」2006年10月22日。 28 Terence Roehrig, Japan, South Korea, and the United States Nuclear Umbrella: Deterrence after the Cold War (New York: Columbia University Press, 2017), 127. 29 韓国国防部「제41차SCM공동성명(第41回SCM共同声明)」2009年10月22日。 30 U.S. Department of Defense, “Joint Communiqué of the 48th U.S.-ROK Security Consultative Meeting,” October 20, 2016. 31 “(5th LD) S. Korea, U.S. agree to launchhigh-level ‘extended deterrence’dialogue,” Yonhap News, October 20, 2016, https://en.yna.co.kr/view/AEN20161019010455315. 32 韓国国防部「제54차SCM공동성명(第54回SCM共同声明)」2022年11月3日。 33 2013年に北朝鮮の核兵器および大量破壊兵器による攻撃への対抗戦略として策定されたが、内容は非公開。策定から10年で初めての改定となった。2023年代55回SCMによって「2023TDS」が承認された。 34 White House, “Washington Declaration,” April 26, 2023. 35 White House, “Joint Press Statement on Nuclear Consultative Group Meeting,” December 16, 2023. 36 Jo Bee Yun, “Conventional-Nuclear Integration (CNI) as Alliance Practice for Extended Deterrence and Assurance,”Journal of Peace and Unification, Vol.4, No.1 (February 2024): 113-130. 37 韓国国防部「한미 핵협의그룹 대표, ‘공동지침’에 서명(韓米核協議グループ代表『共同指針』に署名)」2024年7月12日。 38「핵탄두 탑재하고 쓱~ 와버린 ‘최종핵병기’, ‘워싱턴 선언’의 결과물[청계천 옆 사진관](核弾頭を搭載してすっと来てしまった『最終核兵器』、『ワシントン宣言』の成果物[清渓川横の写真館])」『東亜日報』2023年7月19日;「美폭격기 B-52 첫 국내 착륙 현장공개…대북 경고 메시지(米爆撃機B-52初の国内着陸現場公開···対北朝鮮警告メッセージ)」聯合ニュース、2023年10月19日。 倉田秀也は、「潜水艦が同盟国に寄稿する目的は、整備、補給、乗組員の休養に限られる。それがたとえ核弾頭を搭載しているとしても、寄港した上で発射することはありえず、作戦上の意味はない。SSBNという秘匿的抑止力を可視化することそれ自体が、新たな抑止力となるわけではない。韓国で高まりつつある核保有論を制御する安心供与のための措置と考えてよい。」と指摘する。(倉田秀也「北朝鮮の戦術核への非対称な抑止」研究レポート、2023年9月15日。) 39 「賛成」は「賛成」と「ある程度賛成」を合わせた数を示している。韓国統一研究院「KINU통일의식조사2024: 요약보고서(KINU統一意識調査2024:要約報告書)」2024年6月27日。 40 同上、54頁。 41 同上、55頁。 42 Victor Cha, “Breaking Bad: South Korea’s Nuclear Option,” 29 April 2024. 43 政治エリートは、学者、シンクタンクの専門家、ビジネスエリート、議員、政府機関職員(現職と元職含む)が含まれている。 44「”자체 핵무장”·”美핵자산 운용에 목소리내야”…북핵대응 견해차(종합)(『独自の核武装』・『米国の核資産運用に声を出さなければならない』…北朝鮮の核問題に対する見解の相違(総合))」聯合ニュース、2024年10月12日。 45 이상신(イ・サンシン)、Antonio Fiori、 Marco Milani「한국의 자체적 핵보유 논쟁의 정치적・이념적 차원(韓国の自主的核保有論争の政治的・理論的次元)」『KINU통일의식조사2023: 한국의 자체적 핵보유 가능성과 여론(KINU統一意識調査2023:韓国の自主的核保有の可能性と世論)』2023年12月29日:97-98頁。 46 Chun Kuyoun, “South Korean Public’s Threat Perception of North Korea and Support for the US Extended Deterrence,” Korea Observer, Vol.55, No.1 (2024): 65. 47 이상신(イ・サンシン)他「한국의 자체적 핵보유 논쟁의 정치적・이념적 차원(韓国の自主的核保有論争の政治的・理論的次元)」112頁。 48「취임 뒤 최저 지지율 19%…‘육성 파장’ 채 반영되지도 않았다(就任後最低支持率19%···『肉声波長』はまだ反映されていない)」『ハンギョレ』、2024年11月1日、https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/1165374.html。 49「제22대 국회의원선거 (第22代国会議員選挙)」『朝鮮日報』2024年4月11日、https://www.chosun.com/election2024/vote/。 50 Narang, “Strategic Nuclear Proliferation: How States Pursue the Bomb,” 120-121. 51「대한민국 정부와 미합중국 정부 간의 원자력의 평화적 이용에 관한 협력 협정(大韓民国政府と米合衆国政府間の原子力の平和的利用に関する協力協定)」2015年6月16日改定。核燃料再処理とウラン濃縮に関しては、第7条と第11条を参照。 原子力協定を考慮しない場合、韓国の核兵器開発は、1~2年で可能だとする試算もある。(「“맘만 먹으면 금방”이라는 자체 핵무장…얼마나 걸릴까?(『その気になればすぐに』という独自の核武装…どのくらいかかるか?)」 『東亜日報』 2024年2月8日、https://www.donga.com/news/Politics/article/all/20240208/123447105/1;「한국 ‘1년내 핵무장’ 가능할까…”현실성 따져야”(韓国『1年以内に核武装』可能か…『現実性を問わなければならない』)」聯合ニュース、2023年5月3日、https://www.yna.co.kr/view/AKR20230503116200009。) 52 キル・チェーン(Kill Chain)、韓国型ミサイル防衛(KAMD: Korea Air and Missile Defense)、大量反撃報復(KMPR: Korea Massive Punishment and Retaliation)。 53「경애하는 김정은동지께서 조선민주주의인민공화국 최고인민회의 제14기 제10차회의에서 강령적인 시정연설을 하시였다(敬愛する金正恩同志が最高人民会議第14期第10回会議で綱領的な施政演説を行なった)」『労働新聞』2024年1月16日。 54 韓国大統領室「제79주년 광복절 경축식 대통령 경축사(第79周年光復節慶祝式の大統領慶祝辞)」2024年8月15日。 Profile 浅見 明咲 地域研究部アジア・アフリカ研究室 研究員 専門分野:朝鮮半島の安全保障問題 PDF版ダウンロードはこちら 』