日米両政府、核含む「拡大抑止」協議 26〜27日に米国で
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA23A6B0T20C23A6000000/
『日米両政府は26〜27日(米国時間)、米国が核を含む戦力で同盟国を守る「拡大抑止」について実務者協議を米国で開く。日本政府が23日発表した。拡大抑止の議論強化を確認した5月の日米首脳会談を踏まえ、意見交換を進める。外務・防衛当局の審議官級が参加する。
米韓は4月の首脳会談で、核・ミサイル開発を進める北朝鮮に対抗するため拡大抑止を強める「ワシントン宣言」を公表した。核兵器を搭載できる戦略原子力潜水艦を韓国に派遣すると記し、核運用に関する局長級の協議体の新設も決めた。
日米両政府は米韓の動きや中国の急速で不透明な軍備増強を念頭に意見を交わす。拡大抑止は敵が同盟国を攻撃したら米国が反撃するとあらかじめ明示し、攻撃を思いとどまらせる効果を狙う。
日本の外務、防衛両省は23日に「地域の安全保障環境、日米同盟の防衛態勢、核やミサイル防衛政策」を議論すると明らかにした。「同盟の戦略や能力に関する相互理解を向上・深化させる方策について突っ込んだ意見交換をする」と説明した。
2010年に設けた日米拡大抑止協議(EDD)と呼ぶ審議官級の対話の枠組みだ。定期的に開いており、前回は22年11月に日本で催した。
米国は日米韓で核を巡って話し合う枠組みも日韓に打診してきた。』