米陸軍長官、日本と新部隊配備を協議 中国へ対処

米陸軍長官、日本と新部隊配備を協議 中国へ対処
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN1423J0U3A610C2000000/

『【ワシントン=中村亮】ウォーマス米陸軍長官は13日、記者団にミサイルや電子、サイバーといった能力を一体的に扱う新部隊の配備について日本政府と協議していると明らかにした。中国の脅威に対処するため日本とさらに防衛協力を深めたい考えだ。

新部隊は「マルチドメイン・タスクフォース(多領域部隊)」と呼ばれる。一般的に①ミサイル②防空③電磁波・サイバー・情報収集④後方支援――などの能力を持つグループで編成し…

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『一般的に①ミサイル②防空③電磁波・サイバー・情報収集④後方支援――などの能力を持つグループで編成し、領域横断で作戦を実行する。

ウォーマス氏は多領域部隊に関し「各国がどんな部隊の駐留の受け入れに前向きなのか、それは恒久駐留なのか、それとも巡回駐留なのかを決める必要がある」と説明。「たとえば日本とこうした協議をしている。日本の自衛隊とはとても良い関係にある」と言明した。

日本への配備を探るのは中国と地理的に近いからだ。多領域部隊が運用する予定の地上配備型ミサイルの射程は数千キロメートルとみられる。台湾有事に備えるには中国にある程度近い位置にあらかじめ配備する必要がある。

陸軍は西部ワシントン州とハワイ州、ドイツに多領域部隊を配置し、さらに増やす計画だ。長年にわたりテロとの戦いに重点を置いた陸軍は戦力や部隊編成に関し、中国やロシアとの大国間競争に対応できるよう改革を進めている。多領域部隊はその具体策になる。』