昨年・台風19号で浸水した多摩川周囲、「旧河道」だった…水害・地震に弱く宅地に不適
文=草野かおる/イラストレーター・防災士
https://biz-journal.jp/2020/12/post_196991.html
※ さわりを、紹介する…。
※ その「旧河道」の調べ方なんかも、解説されているので、これから不動産を購入しようとしている人は、参考になるだろう…。
『19年の台風19号では、人口が密集する東京・神奈川の多摩川周辺が氾濫したのを覚えていますか? オシャレな街、二子玉川駅周辺は泥水に浸かり、再開発によってタワーマンションの街に変貌した武蔵小杉にも、浸水被害が出ました。47階建てのタワーマンションでは、浸水被害から、断水、停電、トイレもエレベーターも使えないという状態が、1週間以上も続きました。
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『これらは、多摩川の堤防が決壊したわけではく、支流の氾濫と排水しきれない水の氾濫による浸水でした。最新の都市での“まさかの浸水被害”でした。多摩川周辺は、自然豊かで都心にも近く、子育てするにもいい、魅力的な環境です。しかし、そこには思わぬ落とし穴が潜んでいました。
ハザードマップを見ると、多摩川の周囲は、想定される浸水が2階の天井まで届く5メートル超えの赤い色で埋め尽くされています(自治体によっては青色の濃さで浸水の深さを示す場合もあります)。その真っ赤な地域ほど、新築マンションや戸建てが多くなっています。
ハザードマップで示す赤い地域は、昔は畑が広がり、河が氾濫する場所として、地元の人は家を建てない場所でした。時代は移り、多摩川は整備され、昔の洪水の記憶も薄れていきました。経済発展に伴い、首都圏へ通う人々のベッドタウンとして、注目されるのには時間がかかりませんでした。
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『そして、注意すべき点がもうひとつあります。台風19号で浸水した地域(多摩川周辺)のほとんどに、かつての河が流れていたことを示す「旧河道」と呼ばれる地形が含まれていたことがわかりました。
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旧河道
https://www.gsi.go.jp/CHIRIKYOUIKU/kawa_1-4-3.html
※ これは、国土地理院が作成・公開している.pdfだ…。
※ 洪水、浸水災害、その防災の問題を考える上で、基礎になるような「地形」の考察だ…。
※ 是非とも、一読しとくことを、お勧めする…。































