カテゴリー: 日本の安全保障
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https://jp.reuters.com/article/taiwan-security-usa-idJPKBN21D0AN
『米国と台湾の軍当局は26日、米軍艦が同日、台湾と中国を隔てる台湾海峡を通過したと明らかにした。同海峡ではこのところ台中間の緊張が高まっている。
台湾国防部(国防省)は声明で、米軍の艦艇1隻が台湾海峡を北に向かって航行したとし、航行は「通常の任務」で警戒する必要はないとした。
米海軍第7艦隊の報道官は、誘導ミサイル駆逐艦「マッキャンベル」が「国際法に基づき、3月25日(現地時間)に台湾海峡を通過する通常任務」を実施したと説明。
「同艦艇の台湾海峡通過は、自由で開かれたインド太平洋への米国のコミットメントを示す。米海軍は今後も国際法で認められるあらゆる場所で飛行、航行、演習を続ける」とした。』
『中国空軍はここ数週間、台湾付近で複数回にわたって演習を実施、台湾軍が戦闘機を緊急発進(スクランブル)させる事態となっている。これに対し、中国国防省の任国強報道官は定例会見で、台湾海峡を航行したり、上空を飛行するなど米国が台湾を巡り「ネガティブな行動を続けている」と非難した。
「米国の行動は中国の内政への重大な干渉であり、台湾海峡の平和と安定を著しく害し、両国の軍事関係を悪化させた。極めて危険だ」と警告した。
中国は、台湾への武器売却や、台湾の周辺海域での米軍艦船の航行など、トランプ政権が台湾への関与を強めていることに反発している。』


※ オホーツク海も、東シナ海も、台湾海峡も、日本周辺の海域・空域はこういうものだ…。日夜、せめぎ合っている…。「コロナ騒ぎ」どころの話しじゃ、無いんだ…。
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※ コロナ騒ぎで、こっちも「チェックする」のを、怠っていた…。しかし、「こういう時にこそ」、狙って来る…。3.11の時に、某国が爆撃機を飛ばして、グルッと日本列島を一周させたのは、有名な話しだ…。
ロシア海軍艦艇の動向について( https://www.mod.go.jp/js/Press/press2020/press_pdf/p20200327_02.pdf )
『3月26日(木)午後8時頃、海上自衛隊第1護衛隊所属「むらさめ」(横須
賀)及び第1航空群所属「P-3C」(鹿屋)が、下対馬の南西約200kmの
海域を北東進するロシア海軍ウダロイⅠ級駆逐艦1隻及びドゥブナ級補給艦1
隻の計2隻を確認した。
その後、これらの艦艇が対馬海峡を北東進し、日本海へ向けて航行したこと
を確認した。』

ロシア海軍艦艇の動向について( https://www.mod.go.jp/js/Press/press2020/press_pdf/p20200327_01.pdf )
『3月26日(木)午前11時頃、海上自衛隊第1ミサイル艇隊所属「わかた
か」(余市)及び第2航空群所属「P-3C」(八戸)が、宗谷岬の北西約95
kmの海域を東進するロシア海軍スラバ級ミサイル巡洋艦1隻、ソブレメンヌ
イ 級 ミ サ イ ル 駆 逐 艦 1 隻 、 ウ ダ ロ イ Ⅰ 級 駆 逐 艦 2 隻 、 グ リ シ ャ Ⅴ 級 小 型 フ リ
ゲート2隻、タランタルⅢ級ミサイル護衛哨戒艇6隻、マルシャル・ネデリン
級ミサイル観測支援艦1隻、アルタイ改級補給艦2隻、オホーツク級航洋えい
船1隻、アムール級工作艦1隻及びオビ級病院船1隻の計18隻を確認した。
その後、これらの艦艇が宗谷海峡を東航したことを確認した。』※ この時は、ウジャウジャやって来たんだな…。「病院船」が含まれているのは、あるいは「コロナ対策」かもしれないな…。




中国海軍艦艇の動向について( https://www.mod.go.jp/js/Press/press2020/press_pdf/p20200326_01.pdf )
『3月24日(火)午後4時半頃、海上自衛隊第3ミサイル艇隊所属「おおた
か」(佐世保)が、下対馬の南西約150kmの海域を北東進するジャンカイⅡ
級フリゲート1隻を確認した。
その後、当該艦艇は対馬海峡を北上し、一時的に日本海に進出したが、25
日(水)に対馬海峡を南下し、東シナ海へ向けて航行したことを確認した。』
中国機の東シナ海及び日本海における飛行について
https://www.mod.go.jp/js/Press/press2020/press_pdf/p20200325_02.pdf『 件名について、下記のとおりお知らせします。
記
1 期日
令和2年3月25日(水)
2 国籍等
中国 Y-9情報収集機 1機
3 行動概要
別紙のとおり。
4 自衛隊の対応
戦闘機を緊急発進させる等して対応した。』

(統合幕僚監部、報道発表)
※ 2020年3月だけで、これだけある…。日夜、せめぎ合っているんだよ…。※ 日本国内で、何か「大事件」が起きた時は、必ず「周辺国の軍事行動」を、チェックしておいた方がいいな…。
https://www.mod.go.jp/js/Press/press2020.htm
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https://jp.reuters.com/article/idJP2020033001002644

『30日午後8時半ごろ、鹿児島県屋久島の西約650キロにある東シナ海の公海上で、海上自衛隊の護衛艦「しまかぜ」が中国籍の漁船と衝突した。海自などによると、漁船には乗員13人がいたが、死者や行方不明者はいない。護衛艦、漁船とも現場海域に停泊しており、海上保安庁や防衛省が詳しい経緯を調べている。
防衛省によると、しまかぜは29日午前に佐世保基地(長崎県)を出港し、警戒監視の任務中だった。衝突により、左舷側の水面上約5メートルの部分を損傷した。
防衛省は「海保の捜査に協力する」とする一方、独自に原因究明も進める。漁船が挑発的な行動をしたという情報はない。』
海自護衛艦「しまかぜ」 中国漁船と衝突 東シナ海(2020年3月31日 0時36分)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200330/k10012358631000.html?utm_int=nsearch_contents_search-items_001
『防衛省によりますと、30日午後8時半ごろ、鹿児島県の屋久島の西およそ650キロの東シナ海の公海で、警戒監視のために航行していた海上自衛隊の護衛艦「しまかぜ」と、中国の漁船が衝突しました。護衛艦の乗員にけがはなく、搭載した小型ボートで近づいて直接確認したところ、漁船に乗っていた13人の乗組員も無事とみられるということです。
護衛艦は航行可能で、左舷側に縦20センチ、横1mほどの穴があいているということです。』
海上自衛隊艦艇と民間船舶との衝突事案について(第1報)
https://www.mod.go.jp/js/Press/press2020/press_pdf/p20200330_01.pdf
『1 発生日時
令和2年3月30日(月)2028頃
2 場 所
東シナ海の公海(屋久島の西約650km)
3 事故概要
東シナ海を航行中の護衛艦「しまかぜ」と中国籍の漁船が衝突
4 被害状況
(1)護衛艦「しまかぜ」
水線上5mに1m×20㎝の破孔。人員被害なし。
(2)中国籍の漁船
詳細については、確認中。なお、行方不明者はなし。』※「水線上5m」→平屋の建物の、屋根くらいの高さだ…。相当、高い場所に損傷を、受けたんだな…。
「1m×20㎝の破孔」→「1m」と言えば、結構な大穴だ…。護衛艦は、「鋼鉄」製だから、なにか「鋭利な部分」でも、突き刺さったのか…。
「2028頃」→とっぷりと、日が暮れていただろう…。そういう、暗い中、漁船は何をやっていたんだ…。
「屋久島の西約650kmの公海」→マップ、参照。こういう場所(黄色のだ円)でも、あったものか…。
日本国側の領海・EEZの認識→マップ、参照。
ただし、あくまで日本国側の認識であって、相手国に「知ったことじゃない。」と言われれば、それまでの話しだ…。自国の領土・領空・領海(EEZを含む)は、自分で守るしかない…。
漁船
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%BC%81%E8%88%B9
『概説
大きく「漁猟船(ぎょろうせん)」「母船(工船)」「運搬船」、その他に分類することができる。また漁猟船は漁法などにより分類することもできる。漁船の大きさや構造や材質は、地域、漁法、目的とする魚、漁場などにより、大きく異なる。現在でも木造の漁船が主力の地域もあるし、動力に帆を用いている漁船を用いている地域もある。日本ではかつては木造船が主流であった時代もあったが、近年は20トン以下の漁船はFRPと軽合金(アルミニウム)が主流で、大型は鋼鉄製である。』
繊維強化プラスチック(Fiber Reinforced Plastics)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B9%8A%E7%B6%AD%E5%BC%B7%E5%8C%96%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%81%E3%83%83%E3%82%AF
『プラスチックは軽量で、加工が容易であるが、弾性率が低く、構造用材料としては適していない。そこで、ガラス繊維のように弾性率の高い材料と複合すれば、軽量で強度の高い、つまり比強度の大きな材料として用いることができる。強化材としてガラス繊維を用いたGFRPのほか、炭素繊維を用いたCFRPも用途が広がっている。他にも強度の高いケブラー、ダイニーマなどの樹脂繊維で強化したAFRP, KFRP, DFRPもある。安価・軽量で耐久性がよく、成型、穴あけ等の加工も比較的容易なことから、小型船舶の船体や、自動車・鉄道車両の内外装、ユニットバスや浄化槽などの住宅設備機器で大きな地位を占めている。』


※ こういうFRP製だったならば、めったに「突き刺さったり」する部分は、無いんじゃないか…。鋼鉄製の「大型漁船」でもあったものか…。大体、「漁船」という言い方からして、オカシな話しだ…。しまかぜ (護衛艦)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%8B%E3%81%9C_(%E8%AD%B7%E8%A1%9B%E8%89%A6)※ ちょっと調べると、この艦は、「兵装」と「レーダー」が凄いな…。大人の事情で、「護衛艦」と称しているが、れっきとした「ミサイル巡洋艦」だ…。
まや型護衛艦
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%BE%E3%82%84%E5%9E%8B%E8%AD%B7%E8%A1%9B%E8%89%A6※ しかし、これを読むと、既に、この「まや型護衛艦」に役目を引き継ぐという構想のようだ…。しまかぜの姉妹艦の「はたかぜ」は、既に退役して、「練習艦」になっているそうだ…。

『2019年10月15日及び16日、関東南方海空域において護衛艦「ちょうかい」とともに日加共同訓練(KAEDEX19-2)に参加。カナダ海軍からはフリゲート「オタワ」が参加し、対潜戦訓練、対水上訓練射撃等を実施した[6]。
2019年12月17日午前、東シナ海の公海上(上海の南東約290kmの沖合)で北朝鮮船籍のタンカー「NAM SAN 8(ナムサン8)号」(IMO番号:8122347)が船籍不明の小型船舶と接舷し、国連安保理決議で禁止されている「瀬取り」とみられる作業を行っていたことを確認した[7]。また「NAM SAN 8号」は,平成30年3月に国連安保理北朝鮮制裁委員会から資産凍結・入港禁止の対象に指定された船舶であり、前日16日にも、同様の接舷状態を海上自衛隊第1航空隊所属の哨戒機「 P-1」(鹿屋航空基地)が確認していた。
2020年3月30日午後8時半ごろ、鹿児島県の屋久島の西約650キロの東シナ海の公海で、中国籍の漁船と衝突した。
現在、定係港は佐世保である。』

※ 画像は、米海軍の「タイコンデロガ」というミサイル巡洋艦に搭載されていたものだそうだ…。5個の「キルマーク」が、描かれている…。どこぞで「戦闘行為」に入り、敵機を5機撃墜したんだろう…。


アスロック
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%B9%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF

OPS-11
https://ja.wikipedia.org/wiki/OPS-11
OPS-28
https://ja.wikipedia.org/wiki/OPS-28
OPS-20
https://ja.wikipedia.org/wiki/OPS-20AN/SPS-52
https://ja.wikipedia.org/wiki/AN/SPS-52
ターター・システム
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0
『三次元レーダーアダムズ級ミサイル駆逐艦搭載のAN/SPS-52三次元レーダー
三次元対空捜索レーダーは、目標の捜索を行い、射撃指揮装置に射撃諸元を伝達するもので、ターター・システム搭載の防空艦において主要なセンサーとなる。アメリカ海軍のチャールズ・F・アダムズ級ミサイル駆逐艦や海上自衛隊の「あまつかぜ」など、もっとも初期の就役艦では、パラボラアンテナを使用するAN/SPS-39が使用されていた。その後、改良型のAN/SPS-42を経て、プレーン・アンテナのAN/SPS-52に発展した。また、ターター・システムはもともと駆逐艦への搭載のために開発されたものではあるが、高性能ゆえに、のちには巡洋艦にも搭載された。巡洋艦においては余裕があるため、より大型・大出力のAN/SPS-48が搭載された。いずれもSバンドで動作し、探知距離は400km程度である。
なお、フランス海軍のカサール級駆逐艦においてはDRBJ-11Bが使用されているが、これはパッシヴ・フェーズド・アレイ・レーダーである。Sバンドで動作し、探知距離は190km程度と言われている。
対空捜索レーダー
多くの場合、ターター・システム搭載艦では、三次元レーダーに加えて二次元レーダーも搭載される。これは、三次元レーダーを補完して遠距離での捜索・警戒を行うもので、アメリカではAN/SPS-40(のちにはAN/SPS-49)が、海上自衛隊ではOPS-11が搭載される。ただし、アメリカのブルック級ミサイルフリゲートやスペインのバレアレス級フリゲートは、艦が小型で余裕が少ないため、この種のレーダーは搭載していない。
戦術情報処理装置
これは、オペレーターとともに半自動のマン-マシン-システムを構成し、レーダーなどセンサーからの情報を受けとって、目標の脅威度判定などの意思決定を担うものである。初期の艦においてこの役割は、CICのオペレーターにより、完全手動・完全人力で行われていた。のちにターターD・システムにおいて、海軍戦術情報システム(NTDS)との連接・統合により、対空対処における意思決定の迅速化を実現されるとともに、統合戦闘システムの嚆矢となった。
武器管制システム
アダムズ級ミサイル駆逐艦、CIC内の管制コンソール
オペレーター、または戦術情報処理装置による脅威度の判定ののち、それを含めた目標の情報・諸元を記憶・管理し、兵器割り当ての自動処理を行い、射撃管制システムに攻撃を指令するものである。WDE (Weapons Direction Equipment) を中心として構築されたシステムである。初期のターター・システムではアナログ式のウェスタン・エレクトリック製Mk 4が使われていたが、のちにこれは、海軍戦術情報システムとの連接に対応した、デジタル式のMk 11によって代替された。ターター-D・システムでは、海軍戦術情報システム、またはそれに準じた意思決定機能を有する戦術情報処理装置が導入されたことからWDS (Weapons Direction System) またはWCS (Weapons Control System)と呼ばれており、就役当初はMk 13が、NTU改修艦ではMk 14が使用されている。
射撃指揮システム
詳細は「Mk.74 ミサイル射撃指揮装置」を参照
ターター・システムの中核として、艦対空ミサイルによる攻撃を直接になうのが射撃指揮システム(FCS)で、ミサイル用 (MFCS)としては、わずかな例外を除いては、一貫してMk 74が用いられている。初期のターター・システムではmod 1~3が、ターター-Dではmod 4, 5が用いられ、さらに初期型ターターをデジタル化改装した際にはmod 6, 8が用いられた。また、のちには強化型のmod 13が開発されて新造艦や改修艦に搭載され、NTU改修艦はさらにmod 15にアップグレードした。Mk.74射撃管制システムは、Mk.73方位盤とコンピューター(初期はアナログ式のMk.118、のちにデジタル式のMk.152[1](UNIVAC 1219[2]))、AN/SPG-51レーダーによって構成される。たいていMk 74は2セット搭載されるが、船体が小型のブルーク級/バレアレス級フリゲートや、既存のフォレスト・シャーマン級駆逐艦を改装しターター・システムを組み込んだジョン・ポール・ジョーンズ級ミサイル駆逐艦では1セットしか搭載しない。
ブルック級ミサイルフリゲートのAN/SPG-51Cイルミネーター
AN/SPG-51は、Cバンドで目標を追尾し、Xバンドでイルミネーターとして誘導用の連続波を照射するデュアル・バンド・レーダーであり、ターター-D・システムでは従来のものと比して出力が5倍増強されたD型が使用されている(ただしD型開発後も、イタリアや日本などへの輸出型では、C型が継続使用されている)。SM-1搭載艦では、これの搭載数が、同時に交戦可能な目標数を直接に決定する。ただし、NTU改修によってSM-2運用能力を与えられた艦については、この限りではない。また、砲射撃指揮システム (GFCS)も連接される。ターターではMk.68、ターター-DではMk.86が使用されるが、日本艦では国産のシステムが使用される。たちかぜ型護衛艦1番艦/2番艦では72式射撃指揮装置1型A (FCS-1A)が、3番艦およびはたかぜ型には射撃指揮装置2型22 (FCS-2-22)が搭載されている。なお、バレアレス級フリゲートのMk 68 GFCSに連接されたAN/SPG-53や、Mk 86 GFCSに連接されたAN/SPG-60は、ミサイル誘導用の連続波照射能力も有している。
誘導ミサイル発射システム (GMLS)
詳細は「Mk 11 (ミサイル発射機)」、「Mk 13 (ミサイル発射機)」、および「Mk 26 (ミサイル発射機)」を参照サンタ・マリア級フリゲート艦上にてSM-1MRを発射するMk 13 GMLS。
最初にターター・システムを搭載した艦であるチャールズ・F・アダムズ級の前期型13隻では、連装のMk 11 GMLSが使用されていた。しかし後期建造艦10隻では単装のMk 13 GMLSに変更され、これが標準となった。Mk 13は弾庫に40発のミサイルを収容でき、SM-1であれば、8.1秒に1発の割合で連続発射することができる。ブルーク級ミサイルフリゲートやスペインのバレアレス級フリゲートが搭載するMk 22はMk 13の軽量・簡易型である。Mk 13は、のちにハープーン艦対艦ミサイルの発射も可能なように改良された(mod 4より)。また、キッド級ミサイル駆逐艦やバージニア級原子力ミサイル巡洋艦では新型の連装発射機であるMk 26 GMLSが使用される。これはターター/スタンダードMRに加えてアスロックの運用も可能になっている。収容弾数などに応じて3つのバージョンがあり、mod 0では24発、mod 1では44発、mod 2では64発のミサイルを収容できる。なお、Mk 26は最初期のイージス艦であるタイコンデロガ級ミサイル巡洋艦の1番艦から5番艦においても引き続いて使用されていたが、現在では中華民国海軍に譲渡されたキッド級ミサイル駆逐艦を除いて全て退役した。
艦対空ミサイル
詳細は「RIM-24 (ミサイル)」および「スタンダードミサイル」を参照
ターター・システムはもともと、その名の通り、対空ミサイルとしてはRIM-24ターターを使用していた。その後、ターターは改良型ターター(Improved Tartar: IT)を経て、RIM-66スタンダード1型(SM-1MR)に発展した。これはいずれもセミ・アクティヴ・レーダー・ホーミング方式で、射程はRIM-24Aターターで16.1km、RIM-66B SM-1MRで46kmである。その後、NTU改修を受けた艦は、新型のスタンダード・ミサイル2型(SM-2)の運用が可能になった。これは、発射してから目標に接近するまでの中途航程に慣性誘導・指令誘導を導入している。飛翔中のミサイルは慣性誘導によってコースをとり、目標に動きがあったときは適宜、AN/SYR-1コミュニケーション・リンクより指令誘導を受けることになるので、射撃管制装置はその間ほかのミサイルを誘導することができる。これによって、射撃管制装置の数以上の目標を同時に攻撃できることになったほか、より効率的な飛翔ルートをとれるようになったため、射程も増大している。』
FCS-2(81式射撃指揮装置2型)
https://ja.wikipedia.org/wiki/FCS-2
海上自衛隊のソナー(※ 画像無し。軍事機密なんだろう…。)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%B7%E4%B8%8A%E8%87%AA%E8%A1%9B%E9%9A%8A%E3%81%AE%E3%82%BD%E3%83%8A%E3%83%BC※ 日本国及び世界中が「コロナ騒ぎ」で右往左往している時に、いや、そういう時だからこそ、周辺国は「隙を突いて」来る…。「安全保障」とか、「軍事」というものは、そういうものだ…。いつ何時でも、「備えを固めて」おかないとな…。
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※ デイリー新潮、鈴置さんの記事だ…。随分とご無沙汰だったが、元気に活動なさっているようだ…。
※ いつもながら、参考になるんで、さわりの部分を貼っておく…。
『鈴置:その通りです。世界中の国が新型肺炎と戦っている時に、韓国だけは国民同士が戦っているのです。感染者と死亡者数が増えるほどに、政権側の旗色はどんどん悪くなっているのですが。
追い詰められた文在寅政権は、キリスト教系新興宗教の新天地イエス教会が諸悪の根源だ、とキャンペーンを張る作戦に出ました。
どこまで本当かは分かりませんが、政府は「新天地イエス教会の信者が中国・武漢でウイルスに感染して帰国、狭い空間に密集して座ってミサを行ったため感染が一気に広まった。政府が感染の拡大を防ぐために信者のリストを要求したが、新天地イエス教会は応じていない」との情報をメディアに流し続けています。
これは一定程度、効果があると思います。新天地イエス教会は正統派のキリスト教――カトリックともプロテスタントとも激しく対立し、もともと強い警戒感を持たれていたからです。
それに新天地イエス教会の指導者はキャラ立ちした人で、3月2日に実施したお詫びの会見で傲慢な態度も見せました。メディアは国民の反感を掻き立てる方向で報じました。
ただ、保守系紙は同時に「政府の責任転嫁」も指摘しています。最大手紙、朝鮮日報は3月3日、社説「国民は新天地の責任、政府の責任すべてを知っている 防疫に集中せよ」(韓国語版)の結論部分で「国民は馬鹿ではない」と書きました。「つまらぬ世論操作などするな」とクギを刺したのです。』
『中国には報復しない韓国
――では、やはり「反日」でごまかすしかない……。鈴置:ええ、そうなるかもしれません。ことに安倍政権が文在寅政権をさらなる窮地に追いやったからです。「票稼ぎの反日」ではなく、「本気の反日」となるでしょう。
3月5日夜、日本政府は3月9日以降の中国と韓国からの入国者に、2週間の自己隔離を求める方針を発表しました。ビザ発給も制限しますから、中国人と韓国人に対する事実上の入国禁止措置です。
「発表前、日本は中国には知らせたが、韓国には何の事前通告もしなかった」と韓国では報じられました。日本に軽く見られたと感じた韓国人の怒りは文在寅政権に向かいました。
この政権がもっと困惑したことは、日本が中国人も同時に事実上の入国禁止にしたことです。韓国政府は日本に対しては直ちに6日夜、報復措置として日本人の事実上の入国禁止を打ち出しました。
しかし、中国人に対してはそうはできない。その結果、「中国の顔色ばかり見る文在寅」とのイメージがより鮮明になってしまった。
韓国経済新聞は社説「相次ぐ奇襲入国制限…どうして韓国はこんな国になったのか」(3月6日、韓国語版)で、そこを突きました。翻訳します。
・(日本の入国規制に対し)即刻、青瓦台(大統領府)は「相互主義に立脚して日本に対応する」としたが、相互主義というなら(先に韓国からの入国規制を敷いていた)中国にまず、適応すべきだ。
朝鮮日報の社説「日本は遅ればせの中国遮断、世界から孤立した我が国は日本にだけ憤怒」(3月7日、韓国語版)の最後の段落の書き出しが以下でした。
・中国経由の外国人を防げない国は今や、世界の重要国の中で韓国だけとなったと言って過言ではない。』
『――韓国も中国人の入国を阻止すればいいだけでは……。鈴置:今になって中国人を阻止すると、「やるんだったらもっと早くすべきだった」との厳しい批判が巻き起こるのは確実です。朝鮮日報の社説は先回りしてそれを指摘しています。末尾を翻訳します。
・すでに感染者が6000人を超え、防いでも意味はない、との声も出る。いったいどうなっているのか。
中国への門を開け続けても、今になってあわてて閉めても、文在寅政権に対する怒りは燃え上がります。この政権は「日本が掘った落とし穴にはめられた」と感じているでしょう。
――安倍政権はそこまで考えて「中韓からの入国制限」に動いたのでしょうか。
鈴置:そんな深い意図はないと思います。韓国で感染者が急増しているから韓国との門を閉めた。習近平国賓訪問が延期となったから中国との門を閉めた――に過ぎないでしょう。
ただ、韓国人の受け止め方は異なります。思い出してください。今、この国では保守と左派が死闘を繰り広げているのです。窮地に追い詰められた左派政権の目には、日本が文在寅攻撃の材料を保守に送ったと映ります。』
『手負いの文在寅は何をするか分からない
「日本の入国禁止」を受け、3月6日朝に韓国外交部が記者クラブの記者にSNSで送ったコメントには「日本の措置には防疫以外の意図があると疑わざるをえない」とありました。聯合ニュースの「政府、日本の『入国拒否』に『底意』と疑う…日本人の訪韓を制限するか」(3月6日、韓国語版)などは、それを「日本の底意」と表現しました。
韓国人が考える「日本の底意」にはいろいろな意味があるのでしょうが、「保守派と手を組んでの文在寅政権打倒」も含まれると思います。
反日だけではありません。韓国の保守の間では、手負いの文在寅政権が何をしだすか分からない、との危惧が広がっています。それはいずれお話しますが、とにかく今、韓国から目を離してはいけないのです。』
※ 確か、4月15日が総選挙の日取りで、そこが政治的には一大決戦になるはずだ…。
※ このコロナ騒ぎへの対応が、厳しく判定されるだろう…。「本気の反日」とか、「日本が掘った落とし穴」とか、何を言っているのか、よく分からないな…。コロナの状況は、そういうことを言っていられるような状況じゃないだろう…。

※ 感染者数は、7000人を超え、死者数も、50人を超えた…。

※ 韓国の場合は、2月19日くらいまでは、ごく少ない数だったのが、22日あたりから爆発的に増加したのが特徴だ…。それを、「新天地イエスのせいだ!」と言っているようだ…。それでも、3月に入ってからは、減少傾向が出てきているんで、明るいデータだ…。

※ こっちは、日本のデータ…。日本の場合は、2月19日以前も、ポツポツ感染者が確認されていて、彼らは「日本に、勝った!」と大得意だったんだよ…。

※ ジョンズホプキンスのデータだ…。ありゃりゃ、死者数が増えているな…。韓国で、特筆すべきは、「回復者」数の少なさだ…。感染者が7513人もいるのに、「回復者」は、たった247人しかいない…。残りの7千数百人は、「闘病中」ということだ…。このうち、「重症者」がどれくらいなのかの内訳は、分からない…。しかし、相当に深刻な状況であることは、確かだろう…。
※ そういう状況であるにも関わらず、「政治闘争に明け暮れる」とか、オレには理解できんな…。
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https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55395140X00C20A2EA3000/
『超党派の国会議員による「日本の領土を守るため行動する議員連盟」は7日、国会内で総会を開き、中国公船による沖縄県・尖閣諸島周辺への領海侵入について意見を交わした。新型コロナウイルス対策で日本が中国に支援物資を提供している一方で侵入が続く状況に「恩をあだで返す行為だ」と厳しい批判が出た。
外務省担当者は「中国側に強く抗議した」と報告した。日本は感染防止のためマスクや防護服などを送っている。中国公船による領海侵入は、今月に入り、1回確認されている。』 -
「日本近海で陸海自衛隊とアメリカ海軍が共同訓練を実施」(2019年1月15日 17時0分 おたくま経済新聞)
https://otakei.otakuma.net/archives/2019011504.html
『1月13日、輸送艦「くにさき」は、九州西方海域において、米海軍強襲揚陸艦「アメリカ」と日米共同訓練を行いました。「アメリカ」は、昨年12月に米海軍佐世保基地に配備され、海上自衛隊との訓練は今回が初めてです。
本訓練を通じ、海自と米海軍との水陸両用作戦に係る相互運用性の向上を図りました。』
https://twitter.com/JMSDF_PAO/status/1217714000911224832くにさき (輸送艦)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8F%E3%81%AB%E3%81%95%E3%81%8D_(%E8%BC%B8%E9%80%81%E8%89%A6)
輸送艦くにさきは、「おおすみ型」輸送艦の3番艦だ。
「おおすみ型」輸送艦については、前に投稿を上げた。
日本国における「大人の事情」が、満載されている「輸送艦」だ…。

※ 今回、後部のハッチを開けて、船腹に収納しているLCACがよく分かる画像に当たったんで、貼っておく…。
ポイントを再述すると…
1、ヘリコプターが発着艦できる「飛行甲板」を有するが、船腹に「艦載ヘリ」用のエレベーターを備えておらず、艦載ヘリを搭載することは、できない…。
2、「飛行甲板」は、耐熱素材になっておらず、オスプレイが発着艦する場合には、「移動式耐熱板」を敷く必要がある…。
さらに今回、
3、『船体設計は軍艦構造ではなく一般の商船ベースとされており、艦首の揚錨機も一般舶用品である[7]。就役時は赤色の艦底塗料が喫水線下まで塗られていたが、就役後に喫水付近は黒色に塗りなおされている。』というものも、発見した…。
それでも、「有事」の際には役に立つと見え、米軍も一定の役割を期待しているようだ…。それで、そういうことに備えて、おさおさ怠らず、「共同訓練」をしているんだろう…。




各艦それぞれ「機関」が異なり、出せる速度も異なるから、同一方向に、同一速度で走らせるだけでも大変だ…。予定された「作戦行動の場所」へ、「同一時刻に」到着できないと、集団としての力(ちから)は出せないからな…。


『変わって1月14日、東シナ海へと進んだグリーン・ベイは、今度は陸上自衛隊第15ヘリコプター隊との共同訓練に臨みました。陸上自衛隊のヘリコプターがアメリカ海軍の艦艇に着艦する訓練です。
陸上自衛隊からは、沖縄県の那覇駐屯地に所在する第15旅団・第15ヘリコプター隊第1飛行隊のUH-60JAと、第2飛行隊のCH-47JAが参加。ドック型輸送揚陸艦グリーン・ベイの後部飛行甲板を使って発着艦訓練を行いました。
普段は動かない陸上で発着している陸上自衛隊のヘリコプター。このため、絶えず移動するだけでなく、波によって揺れる(水平でない)場所に降りるという訓練が必要になります。そして大規模な災害救援活動など、日米が連携して対処する場合、海上自衛隊の艦船だけでなく、活動地域の近くにいるアメリカ海軍の艦船に一時お世話になる事も考えられます。これはそういう事態を想定した訓練なのです。』※ 「大規模な災害救援活動」に焦点を当てた書き方をしているが、そういう場合だけでは無いだろう…。それでも、「おおすみ型」輸送艦は艦載ヘリを搭載しないから、ヘリの部隊は必ず他部隊からやって来る…。今回は、陸自の第1飛行隊と第2飛行隊が参加したようだ…。しかも、「くにさき」では無く、米軍の「グリーン・ベイ」への発着艦訓練を行ったようだ…。画期的な話しだ…。それだけ、「キナ臭い」状況になっている、と言うことだろう…。
※ グリーン・ベイについて、もう少し詳しく調べた…。

サン・アントニオ級ドック型輸送揚陸艦 ( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%8B%E3%82%AA%E7%B4%9A%E3%83%89%E3%83%83%E3%82%AF%E5%9E%8B%E8%BC%B8%E9%80%81%E6%8F%9A%E9%99%B8%E8%89%A6 )
『設計にあたっては、アメリカ海軍の揚陸艦として初めてステルス性への配慮が導入された。特にマストについては周囲が八角柱に近い構造のパネルにより覆われた先進型閉囲マスト/センサーとなっており、外部からのレーダー波を反射し、自艦の電波は透過するようになっている。前檣の頂部ドームにはAN/SPQ-9B低空警戒レーダー、本体内にはAN/SPS-73(V)13対水上捜索レーダーが、また後檣にはAN/SPS-48E3次元レーダーが装備される[2]。これらの配慮により、レーダー反射断面積(RCS)はオースティン級の1パーセント程度にまで低減されている[1]。』
『LPDはもともと強襲揚陸艦に近い性格を備えていた[3]ことから、本級も優れた航空運用能力を備えている。上部構造物の後端はハンガーとされており、MV-22Bティルトローターであれば2機、CH-46E輸送ヘリコプターであれば4機を収容できるほか、AV-8B垂直離着陸機の支援も可能である。また艦尾甲板はヘリコプター甲板とされており、発着スポット2個が設定されている。またヘリコプター甲板直下のウェルドックはオースティン級と同程度の面積であり、LCACであれば2隻、LCUであれば1隻、AAV7であれば14両を収容できる[1]。』 と言うようなものだ…。※ もっと凄いのは、その運搬能力(兵站支援能力)だ…。『物資搭載能力は963m3であり、また弾薬についてはパレット搭載分708m3、弾薬庫1,007m3に収容できる。このほか、ジェット燃料(JP-5)1,196m3、ガソリン38m3も搭載できる。また逆浸透膜による海水淡水化装置5基を備えており、それぞれ毎日45,000リットルの真水製造能力を備えている[1]。
病院船機能として、手術室2室と病床24床が設けられており、また必要であれば更に病床を100床に拡張することができる[1]。』
※ 内部の透視図は、こんな感じ…。

※ 佐世保に入港した時の様子…。車との比較で、そのデカさが分かるな…(※ 画像元のサイトです。 最新鋭揚陸艦「グリーン・ベイ」が初入港(「戦車のブログ」) https://ameblo.jp/tank-2012/image-11992125852-13223231199.html )
米海軍の輸送揚陸艦グリーン・ベイ 沖縄のホワイトビーチ入港(2020年1月20日 15:00)
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/524030※ しかし、こういうものが来ていると言うことは、いつでも「実戦」に移行できると言うことだ…。それとも、米軍は、世界中で「直ちに、実戦に移れるような臨戦体制に、常時ある。」と言うことなのか…。
『くにさきなど、海上自衛隊のおおすみ型輸送艦はヘリコプターの発着ができるような全通式の飛行甲板を備えていますが、あくまでも「輸送艦」なので航空機を管制・誘導する要員は乗り組んでいません。しかしアメリカ海軍の揚陸艦は、水陸両用作戦で航空支援を行う関係上、常に飛行甲板要員が乗り組んでいます。見かけは同じように見えても、艦種が違うため、実際の運用には違いがあるのです。第15ヘリコプター隊長の坂本貴宏一佐は、グリーン・ベイの航空艦橋から訓練の様子を見守りました。
これらの共同訓練を通じ、海上自衛隊と陸上自衛隊はより多くの経験を積んで練度を向上し、即応性を高めるとともに日米の連携を深めました。』※ 重要なことが、書かれている…。
何でもそうだが、「物(モノ)」は割と簡単に作ることができる…。しかし、それを操作・運用する「人材」を、訓練・育成・選抜するのは、大変だ…。米軍の「原子力空母10隻」体制は、そういう人材5万人が支えている…。さらに、そういう人材を指揮する「指揮官」が、支えている…。そして、そういう人材を生み出す「訓練・育成・選抜のシステム」こそが、本質だ…。モノだけ作って浮かべたところで、兵隊の頭数だけ揃えてみたところで、空しいだけの話しだ…。
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https://japanese.joins.com/JArticle/261662
※ 中央日報・日本語版の記事だ…。
『米国が原子力空母「セオドア・ルーズベルト」(CVN-71)をインド太平洋に派遣した。インド太平洋とは西部太平洋からインド洋にいたる第7艦隊の作戦区域。韓半島(朝鮮半島)がここに属する。これを受け、米国は韓半島近隣に最大3隻の空母を動員できる体制を整えた。この地域で中国を牽制しながら北朝鮮に圧力を加え、必要な場合は中東に投入するという多目的の布石だ。
米海軍によると、第9空母打撃群(CSG)が17日(現地時間)、母港のカリフォルニア州サンディエゴを出港した。第9空母打撃群は「セオドア・ルーズベルト」が旗艦であり、イージス巡洋艦・駆逐艦6隻などで構成されている。「セオドア・ルーズベルト」には90機の航空機・ヘリコプターを搭載できる。また、原子力潜水艦1-2隻が護衛する。
第9空母打撃群は報道資料を通じて「国際法に基づく海上の安全、航行の自由を守り、同盟と友好国の安定・繁栄のための活動を遂行する」と明らかにした。スチュワート・ベーカー提督(海軍少将)は「この空母打撃群は『柔軟な抑止力オプション』と共に『前方で可視的な存在感』を提供する」とし「いかなる任務も直ちに遂行できる『戦闘資産』」と強調した。』と言うことだ…。それで、ちょっと調べてみた…。
要約すると、
1、原子力空母「セオドア・ルーズベルト」は、インド太平洋で作戦行動すべく、サンディエゴを出港した(上記記事)。
2、原子力空母「ロナルド・レーガン」は、(事実上の母港たる)横須賀港に寄港している。
(〔米原子力艦の寄港情報(※横須賀市の寄港情報)〕
『掲載日:2020年1月17日
現在寄港中の原子力艦
ミシシッピ(原子力潜水艦)令和2年1月17日(金曜日)10時35分~寄港中
ロナルド・レーガン(原子力空母)令和元年11月2日(土曜日)12時22分~寄港中』
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/bz3/cnt/f417274/index.html3、急襲揚陸艦「アメリカ」は、佐世保に配備されて、九州近辺にいる。
「強襲揚陸艦「アメリカ」佐世保に配備 米海兵隊の海上出撃拠点」(2019/12/6)
『米海軍の強襲揚陸艦「アメリカ」(4万4971トン)が6日、長崎県佐世保市の佐世保基地に配備された。米海兵隊岩国基地(山口県岩国市)所属のF35B最新鋭ステルス戦闘機や輸送機オスプレイを艦載し、沖縄に駐留する海兵隊の海上出撃拠点になる。
アメリカは全長約257メートル、幅約32メートルで乗組員約1080人。最大約2200人の海兵隊員が搭乗できる。艦長のルーク・フロスト大佐は記者会見で「海軍や海兵隊チームにとって柔軟性と適応性を併せ持つ戦力。人道支援から安全保障作戦まで広範囲にわたる準備ができている」と話した。』
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/566045/※ 世界最強&最大の空母ランキング(「雑学ミステリー」)
https://zatsugaku-mystery.com/strongest-aircraft-carrier/ 「~級」の画像とスペックは、このサイトからキャプチャした。

「セオドア・ルーズベルト」と「ロナルド・レーガン」は、ニミッツ級空母(航空母艦)だ…。全長333メートル、全幅41メートルもあり、乗員は約5000名が乗り込んでいる…。こういうものを、米軍は10隻も保有している…。
東シナ海や日本海に向かう可能性 米軍空母が出港へ (2017.05.15)
https://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000100749.html
ともかく馬鹿デカいんで、接岸するのも大変だ…。港湾に入ったら、自力で接岸するので無く、「タグボート」に押してもらって移動する…。

人間(乗員)と較べると、こんな感じ…。

近くに止まっている車や、建物と大きさを比較してくれ…。途方も無いデカさ…、と言う感じだな…。船腹に70機もの航空機を搭載しているわけだから、無理も無い話しか…。

停泊中を上から見ると、こんな感じ…。右上に停泊中の艦船は、ミサイル巡洋艦のようだな…。いわゆる、「空母打撃群」を構成する一隻なんだろう…。
強襲揚陸艦「アメリカ」佐世保に配備 米海兵隊の海上出撃拠点(2019/12/6)
『米海軍の強襲揚陸艦「アメリカ」(4万4971トン)が6日、長崎県佐世保市の佐世保基地に配備された。米海兵隊岩国基地(山口県岩国市)所属のF35B最新鋭ステルス戦闘機や輸送機オスプレイを艦載し、沖縄に駐留する海兵隊の海上出撃拠点になる。
アメリカは全長約257メートル、幅約32メートルで乗組員約1080人。最大約2200人の海兵隊員が搭乗できる。艦長のルーク・フロスト大佐は記者会見で「海軍や海兵隊チームにとって柔軟性と適応性を併せ持つ戦力。人道支援から安全保障作戦まで広範囲にわたる準備ができている」と話した。』
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/566045/

急襲揚陸艦「アメリカ」の機関は、原子力では無いぞ。CODLOGと言うものだ。
『CODLOG(COmbined Diesel ELectric Or Gas turbine、コンバインド・ディーゼル・エレクトリック・オア・ガスタービン)とは、船の推進方式の一種。低速・巡航時は、ディーゼル・エレクトリック方式による電気推進を使用し、高速時にはガスタービンエンジンによる機械駆動に切替えて推力を得る方式である。これにより、航続距離と加速/高速性との両立を図っている。類似のCODLAG方式では、高速航行時にガスタービンエンジンへ切替えず電気推進と併用する。そのためCODLOG方式では、低速・巡航時にはガスタービンエンジンが、高速航行時にはディーゼル発電機と電動機がデッドウェイトになってしまう重量で不利な点がある。反面、システムが単純化するメリットもある。』と言うようなものだ…。上記中央日報・日本語版の記事のタイトルは、校正を要するな…。

こういう感じのものだ…。GEがライセンスを保有していて、各国でそれを受けて生産している。
「ゼネラル・エレクトリック LM2500」
『LM2500/LM2500+はCODAG又はCODOG推進システムのタービン部分、またはCOGAGシステムの2台1組の動力機関としてこのクラスでは最も標準的なものとなっている。
2004年には、29ヶ国以上の世界中の海軍で1,000台以上のLM2500ガスタービンが使用されていた。[1]
日本では、石川島播磨重工業株式会社(現・株式会社IHI)によって、イタリアではアビオS.p.A.によって、また韓国ではハンファテックウィン(旧・サムスンテックウィン)によってライセンス生産されている[2]。
海上自衛隊では、こんごう型から近年の主要な護衛艦に搭載されている。』
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BC%E3%83%8D%E3%83%A9%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%A8%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF_LM2500 -
自衛隊員のパワードスーツがさらに進化する! 年度内に改良版、軽量化・装着性向上(2019年11月28日) https://newswitch.jp/p/20182


※ 動画は、ここで見ることができる…。
【防衛装備庁】自衛隊員のパワードスーツがさらに進化!年度内に改良版、軽量化・装着性向上目指す
https://www.youtube.com/watch?v=oxsuBA5Dk_s相当な重量を背負って、「高機動」に走ったり、坂道を登ったりしている…。ちょっと、凄いぞ…。

当然、こういう災害救助活動に役立たせることもできる…。山間地で、救助した人を担いで救出するのは、大変だからな…。

※ まあ、安全保障環境がこういうものだから…。それに対応する必要があるんだろう…。少子化・高齢化がどんどん進んで行っているから、「予備自衛官」「退役自衛官」(ちょっと、高齢の方…)も招集したり、女子自衛官も募集したりしているからな…。陸自の「歩兵」の数を揃えるのも、大変だ…。しかも、装備品も、どんどん高度化して行く一方だから、背負わなければならない「装備」も、増大する一方だ…。戦国時代の甲冑が、20㎏くらいだったと言う話しだから、人間が背負って活動できる重量は、そこいら辺が限度なんだろう…。それを補おうとすると、どうしても「マシン」の補助を必要とする…。

※ 構想的には、こういう感じだ…。今や、「歩兵」は、ハイテク装備のかたまりだ…。上空のドローンからの映像を受信し、無人の地雷探知ロボとか、危険物探知ロボで支援され、無人車両が自動で追随し、軍用運搬ロボットが兵站関係を支援する…。そういう「ハイテク無人機・ロボ」の「動く中継・操作基地」と変化している…。自分自身も、「パワードスーツ」で、「エンパワー」されている存在だ…。

※ 右側の「先進個人装備システム」を見ると、「センサ類」で周りの状況を偵察し、「情報・通信機器類」でそういう偵察情報を「本部」にリアルタイムで送信し(もちろん、部隊間・本部からの指令にも使用するんだろう)、「防護装備類」で自らの身を防護する…、という話しのようだ…。

※ 「歩兵」の安全な活動を支援する「ロボ・無人機」も、数々(かずかず)開発されている…。上記は、爆発物対処用ロボだ…。

※ こっちは、「車両型の陸上無人機」だ…。実際の「現場」で、どういう風に使うつもりなのかは、ちょっと分からないが、危険が予想されるような地帯に先行して投入して様子を見たり、大量に投入して、敵を攪乱する…、なんてことを構想しているんだろう…。
※ こういう「軍用パワードスーツ」の開発は、別に自衛隊だけの話しでは無い…。各国が競って開発している…。ちょっと前までは、米軍の「HULC」と言うものが有名だった…。「90㎏の重量物を、持ち上げることができる。」と言うことで、話題になった…。

こう言った感じのものだ…。

こっちは、各国で開発されているもの…。「exoskeleton」って、「外骨格」と言う意味…。「パワードスーツ」の方が、おなじみだが…。
※ 最近は、開発の方向性が変わったらしく、「重量物の持ち上げ」よりも、現場で「高機動に活動することを支援する」という方向になったようだ…。そこで注目されているのが、「Lockheed Martin ONYX exoskeleton」と言うものらしい…。
動画は、ここで見ることができる…。
おまけで、「10の驚くべきパワードスーツ」の紹介動画を、紹介しておく…。
10 Extraordinary Exoskeletons
https://www.youtube.com/watch?v=kQ0RBLKkZjY -
北の国から猫と二人で想う事 livedoor版:台湾総統選挙に見る中国習近平体制の誤算と蔡英文総統再選
※ nappi10さんのサイトからだ…。この人も、相変わらず鋭い視点を提示しておられる…。
『民進党の蔡英文総統の大勝利は、これまでの中国の香港の扱いと豪州で寝返ったスパイの暴露で、中国の汚い手段が台湾の国民にも知れ渡った事が大きく影響したと筆者はみている。結局、中共政府の失策が、台湾国民を覚醒させ、明らかに劣勢だった民進党の蔡氏へ塩を送る結果になった。』
http://blog.livedoor.jp/nappi11/archives/5146482.html台湾総統に蔡英文氏再選、妥協しない「鉄の女」
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO54329200R10C20A1EA3000/※ 『学者肌で内向的な政治家らしからぬ性格はいまも変わらない。巧みな話術で選挙集会を盛り上げるのは不得手で、3回目の総統選出馬となった今回も四苦八苦した。
ただネット上では冗舌な一面も見せる。ツイッターでは英語や日本語でも活発に投稿する。日本で地震や豪雨災害があればお見舞いのメッセージを寄せ、安倍晋三首相とエールを交換する。観光客の呼び込みに向け日本人ユーチューバーとのコラボ動画も作成する。』
これを見ると、政治家と言うよりは、学究と言った人物のようだ…。昨今のSNSの発達が、「演説下手」を補った…、という側面もあるのだろう…。習指導部、裏目に出た強硬策 台湾総統選で蔡氏圧勝
※ 習指導部の「圧力作戦」は、香港デモもあって、失敗に終わったな…。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO54328870R10C20A1EA2000/台湾、「中国離れ」加速 米中対立の火種に
※ 米国は、今までの「暗黙の了解」「タブー」を次々と破り、戦車や戦闘機を売却するなどして、強力に支援した…。中国は、米中摩擦が激化していて、身動きが取れなかった…。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO54327820R10C20A1EA2000/台湾総統選 香港で歓迎の声 北京では報道画面暗転
※ 『中国本土では蔡総統の勝利を伝える外国メディアの放送が突如、中断されました。北京では台湾の選挙結果を伝えるBBCやCNNなどのテレビ画面が相次いで遮断されました。中国政府に都合の悪い報道が国民の目に触れないよう当局が規制したものとみられます。』 情報を隠蔽したところで、現実は蔽い尽くせない…。言説で事実を包み込もうとしても、「事実」によって裏切られるだけの話しだ…。遮断するのは、NHKだけじゃ無いんだな…。
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20200112-00000001-ann-int台湾外相「中国が総統選に介入」 ネットで親中情報流すなどと批判
https://this.kiji.is/587925250749564001?c=39546741839462401台湾総統選、圧勝の蔡氏を中国国営メディアが批判「汚い小細工」「まぐれ」
※ 『新華社は英語版の論説で、「これはどう見ても正常な選挙ではない」と述べ、蔡氏と民進党が「不正行為や抑圧、脅迫などの汚い小細工を用いて得票し、身勝手で強欲、邪悪な本性を完全に露呈した」と付け加えた。11日には中国語版の論説でも、蔡氏が票の買収を行ったと非難し、圧勝には「外部の闇の勢力」が一役買っていると主張した。』
どう見ても、香港デモを見ていた「台湾国民」の危機感の表れだろう…。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200112-00000020-jij_afp-int











