再三、注意も無視の「ヤミ畑」 河川敷に無許可で建てられた小屋は無くなる 一方、耕作は続く
https://www.nbs-tv.co.jp/news/articles/?cid=16432
※ まあ、言っても理解できんのだろう…。
※ そもそも、「河川敷」とは、洪水対策の「管理物件」だ…。
※ 降水が多くなって、水かさが増えたとき、水がスムーズに流れなければ、周辺に溢れ出すリスクが増大する…。
※ 河川敷に「水流を妨げるもの」を設置しないのは、「治水」の基本の基なんだ…。
※ まあ、そういうことは、言っても理解できんのだろうな…。
※ しかし、一旦「洪水」発生ともなれば、その復旧に多大の費用がかかり、周辺住民の生活に対する大打撃となる…。
※ たった一人の「ルール違反」で、発生した損害は、到底「償うこと」のできないものとなる…。
※ そういうことは、日本人なら、みんな「骨身に沁みている」ハズのことだ…。
『 ヤミ畑のその後です。先日、「NBSみんなの信州」で河川敷で許可なく野菜などを栽培したり小屋を建てたりするいわゆる「ヤミ畑」の問題を放送しました。1カ月半ぶりに現地を訪れると、小屋はすべて撤去されていました。一体、何があったのでしょうか。
ナスやトウモロコシなどを栽培する畑にー。
農機具を置く小屋も。
今年9月に取材した長野市篠ノ井塩崎の千曲川河川敷内に広がるいわゆる「ヤミ畑」です。
河川敷には、私有地も混在していますが、この場所は「国有地」で、無許可で耕作や小屋を建てるなどの行為は河川法違反にあたります。
しかし、一帯では2010年ころから「ヤミ畑」を確認。河川事務所によりますと、指導した際に中国語を話していたことから、日本語に加え中国語の看板も立て、やめるよう促しましたが、無視されてきました。
耕作をする人に話を聞くと…。
記者:
「これネギはお父さんが作ったんですか?これ全部お父さんが作ったんですか?」
男性:
「…(無言で去る)」
記者:
「どこからどこまでお父さんが育てているんですか?」
男性:
「…」
別の男性も…
記者:
「注意の看板置いてあるじゃないですか、ここの畑使わないでくださいと見たりしましたか」
男性:
「(うなずく)」
記者:
「やめようとはしないんですか」
男性:
「…(うなずく)」
記者:
「なんでやめようと思わないんですかね?」
男性:
「…」
前回の取材からおよそ1カ月半。再び「ヤミ畑」を訪ねてみるとー。
以前は、農機具などを置く小屋が建てられていましたが、すっかり撤去されていました。
軽トラックや農業資材が放置された場所もありましたが、他に7棟あった小屋もすべて撤去されていました。
何があったのでしょうか。
千曲川河川事務所 占用調整課・山田浩史課長:
「今までの粘り強い指導もあるんですけど、警察と合同でやらせていただいたことにより、強い指導と受け止めていただけたのか。工作物の撤去が進んでおりますので、効果があったと思います」
河川事務所によりますと、10月27日に、警察と合同で不法行為への指導を実施。
また、11月中に小屋などを自主撤去するよう求める新たな看板も設置していました。
その結果、一帯にあった小屋はすべて撤去されたということです。
一方で、畑には大根やネギ、チンゲン菜がー。
耕作は続けられているようです。
千曲川河川事務所 占用調整課・山田浩史課長:
「不法占用をしている方々に違法性を理解してもらうのは難しいかなと。今後、不法耕作が続くようであれば、物理的に入れなくする措置などを考え、対応していきたい」 』