石平の中国週間ニュース解説・党大会特番
https://www.youtube.com/watch?v=0C1t5fp19ko
※ 特徴:
1、習近平派による最高指導部の完全独占
2、ブレーキ役不在
3、後継者不在
※ 石平氏の分析では、上記が「特徴」だそうだ…。
石平の中国週間ニュース解説・党大会特番
https://www.youtube.com/watch?v=0C1t5fp19ko
※ 特徴:
1、習近平派による最高指導部の完全独占
2、ブレーキ役不在
3、後継者不在
※ 石平氏の分析では、上記が「特徴」だそうだ…。
中国の強硬外交継続へ 仕切り役に王毅氏、台湾で緊張も
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM2317S0T21C22A0000000/

『【北京=羽田野主】中国の習近平(シー・ジンピン)指導部は3期目も強硬的な外交を継続しそうだ。王毅(ワン・イー)国務委員兼外相を共産党政治局員に昇格させ、外交トップに据えた。同氏は米国や日本の台湾問題への関与に反発する発言を繰り返しており、台湾情勢を巡り緊張が高まる場面もありそうだ。
【関連記事】中国最高指導部、「習派」8割に 政治リスク増大懸念
王氏は中国外交を仕切る党中央外事工作委員会の事務局トップに就くとみられる。退任した楊潔篪党政治局員の後任だ。
王氏は党序列200位以内の中央委員から24位以内の政治局員に昇格した。今月69歳になり、党大会時に68歳以上の党幹部は引退する年齢制限の慣例を破った。
中国の主張に従わない国に高圧的な言動を繰り返す「戦狼(せんろう)外交」を現場で進めており、習氏の信頼が厚いとみられる。
外務省の日本語研修組で2004年から07年まで駐日大使を務めた。13年の外相就任後は日本に厳しい発言を繰り返してきた。党内では「日本通だけに『日本に甘い』と誤解されないよう日本に強い態度で臨まざるを得ない」との指摘がある。
最高指導部には習氏の政治・外交ブレーンの王滬寧(ワン・フーニン)氏が残った。「戦狼外交」の理論的支柱ともされる。王滬寧氏が描いた理論を王毅氏が実践する。3期目も「2人の王」が留任し、強硬外交が続く公算が大きい。
すでにその片りんがある。英マンチェスターにある中国の総領事館で今月、共産党大会への抗議活動をしていた男性1人が館内の敷地に連れ込まれ、暴行を受けた。暴行には領事館員らが関わったとみられている。
党大会での習氏の活動報告は「敵対勢力による活動を厳しく取り締まる」と記し、領事館員らが忖度(そんたく)して強硬措置に出た可能性がある。事件を受け、米欧では3期目も中国の戦狼外交が大きく変わることはないとの見方が広がる。
焦点となるのは台湾問題だ。王毅氏は9月の国連総会での演説で「中国統一の偉大な事業を阻むいかなるたくらみも必ず歴史の車輪に砕かれるだろう」と強い口調で米国や日本をけん制した。
活動報告で習氏は台湾統一に「必ず実現しなければならないし、実現できる」と語って強い意欲を示した。王氏の台湾を巡る発言が軟化することは考えにくく、強硬な発言が台湾情勢の緊張を高める展開も懸念される。
王毅国務委員兼外相(㊧)と秦剛駐米大使(新華社=共同)
一方、王氏の後任の外相候補には秦剛駐米大使や党中央国家安全委員会弁公室の劉海星副主任の名前が挙がる。秦氏は儀典担当時代に習氏に気に入られたという。劉氏も習氏の近くで仕事をしている。両氏とも党大会で中央委員入りした。
当面の外交の山場は11月にインドネシアで開く20カ国・地域(G20)首脳会議になる。習氏がG20に出席してバイデン米大統領と対面で会談するかどうか注目される。会談が実現しなければ米中関係も緊張緩和の糸口をつかめないままとなる。
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クリックするとビジュアルデータへ https://vdata.nikkei.com/newsgraphics/cpc-national-congress-2022/
習近平氏、3期目実現への道 中国共産党大会が閉幕
ニューズレター https://regist.nikkei.com/ds/setup/briefing.do?n_cid=DSREA_newslettertop 』
中国共産党、新指導部の横顔 習氏の側近そろう
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM2315D0T21C22A0000000/







『中国共産党の第20期中央委員会第1回全体会議(1中全会)が23日に北京市で開かれ、習近平(シー・ジンピン)総書記(国家主席)の3期目となる新指導部が正式に発足した。最高指導部を指す政治局常務委員には習氏を筆頭に7人が選出されたが、習氏をのぞく6人のうち5人を習氏の側近が占めた。中国の頂点を極めた7人の横顔をまとめた。(※のついた肩書は就任見通し)
【習近平(Xi Jinping、シー・ジンピン、69)党総書記=習派】
1強体制を確立 「毛沢東超え」狙う
父は中国共産党の革命の英雄で八大元老の一人である習仲勲氏。習氏は高級幹部の子弟が集う「八一学校」で中学まで学んだが、文化大革命で父は「反動分子」とみなされ迫害され、学校の教育も中断した。習氏も15歳になると、知識青年が農村に向かう「上山下郷」運動で陝西省延安市梁家河村で暮らした。
習氏は村で中国共産党に入党し、党支部書記を務めた。中国メディアの報道によると、習氏は後年「陝西は根、延安は魂」と語っており、同村は毛沢東思想の「大衆路線」を実践した自身の原点としている。
清華大学を卒業すると、河北省正定県や福建省、浙江省、上海市などの様々な地に赴任し、各地で将来の側近となる人物を増やしていった。当時の部下は現在「福建閥」や「浙江閥」と呼ばれ、3期目政権の中核を成している。台湾海峡に面する福建省では軍人との交流も深め、軍内で習氏に忠誠を誓う人脈の構築につなげた。
2012年の第18回党大会で党総書記・中央軍事委員会主席に就いた後は「反腐敗闘争」を通じて江派の幹部らを粛清した。同時に党や軍の組織改革を進め、自身への権力集中と個人崇拝を強化した。建国の父・毛沢東と並ぶ地位の確立をめざしているといわれる。
【李強(Li Qiang、リー・チャン、63)首相※=習派】
習氏の浙江時代の秘書 上海ロックダウンで批判も
習氏が浙江省党委書記として赴任した時代に2年半ほど党委秘書長として習氏のサポート役を務めた。そこで厚い信頼を得たといわれる。浙江省の生まれで、17歳から故郷・瑞安県で農機などを扱う労働者として働き始めた。その後、共産党に入り、たたきあげの役人として浙江省内の県や市で地道にキャリアを積んできた。
習氏が上海市から中央に転出してからは浙江省長、江蘇省党委書記と出世を重ねた。習政権が2期目に入った2017年10月の第19回共産党大会で中央政治局入りを果たし、最高指導部への登竜門の一つとみなされている上海市党委書記に就任した。
上海市党委書記としては2022年3月から約2カ月間、新型コロナウイルス対策のために上海市の事実上の都市封鎖(ロックダウン)を実施し、混乱の責任を問う声もあがっていた。
【趙楽際(Zhao leji、ジャオ・ルォージー、65)全国人民代表大会常務委員長※=習派】
習氏父の陵墓を拡大、基盤固めに貢献
青海省で役人としてのキャリアを積み、2000年に当時最年少の42歳で省長に就任した。陝西省党委書記時代には貧困地域の視察に力を入れ「庶民派」と呼ばれた。習氏が党総書記となった2012年に党中央政治局入りを果たした。
陝西省時代には、習氏の父親で八大元老の習仲勲氏の故郷の墓を巨大な陵墓として建て直し、習氏と関係を近づけたといわれている。
習氏の1期目では中央組織部長を務めた。習氏の側近を北京市や重慶市などの要職に次々と起用する人事を推進し、政権固めを下支えした。中央政治局常務委員入りを果たした習氏2期目の政権下では、習氏の盟友といわれた王岐山氏に代わって中央規律検査委員会書記という要職を務め、習氏の「反腐敗闘争」の指揮役を担った。
【王滬寧氏(Wang Huning、ワン・フーニン、67)全国政治協商会議主席※=無派閥】
三代に仕える外交・内政のブレーン
江沢民(ジアン・ズォーミン)元総書記から習近平(シー・ジンピン)総書記まで3代にわたって仕える政治思想や外交・内政のブレーン。「三代帝師」の異名をもつ。
習指導部のもとで広域経済圏構想「一帯一路」や「中国の夢」を肉付けした。新型コロナウイルスの世界的流行後は中国の主張に合わない相手には威圧的な言動で威嚇する「戦狼外交」を提唱した。習氏の権威を高める宣伝を担ってきた。
「米国の時代はもうすぐ終わる。これからは中国だ」。党内でこう力説し、米国と対立を深める習氏の外交路線を支えてきた。
党内で「習指導部の対米強硬路線を敷き、米欧との対立を招いた張本人」として王氏への風当たりも強い。習氏の政治思想を現実路線に落とし込んできたとの評もある。
【蔡奇(Cai Qi、ツァイ・チー、66)党中央書記処書記=習派】
北京五輪を開催 福建・浙江閥の北京市トップ
習氏が浙江省党委書記だった時代に衢州市や台州市のトップを務めた。福建省三明市長時代も習氏が省党委副書記に就いていた時期であり、そこでも接点があった可能性がある。
2014年、蔡氏は習政権下で新設された中央国家安全委員会弁公室の副主任に抜てきされた。同委員会は主席を習氏が務め、国家の安全保障や治安を一貫して管轄する改革を担う組織だ。蔡氏は政権の中枢で、習政権が最重要視する改革を手掛けた。
2017年に北京市党委書記となった蔡氏は、22年の北京冬季五輪の組織委員会トップを務め注目を集めた。新型コロナウイルスが発生するさなかの五輪であり、習氏のゼロコロナ政策を維持しながら開催したことは習氏からの評価につながったといわれる。北京市政においては出稼ぎ労働者の集合住宅を真冬に取り壊した政策などが庶民から批判された。
【丁薛祥(Ding Xuexiang、ディン・シュエシアン、60)副首相※=習派】
上海から抜てき 習政権の「大番頭」
2007年に習氏が上海市党委員会書記に就いた後、習氏のもとで約半年間、上海市党委秘書長を務めた。期間は短かったものの、優秀な働きぶりで信頼を得たといわれる。習氏が国家主席になった2013年、中央に抜てきされた。
これまでは中央書記処書記・中央弁公庁主任・国家主席弁公室主任を兼ねていた。中央書記処書記や中央弁公庁主任は中国共産党や習政権、習氏に関する様々な業務を手掛けるポストで、あらゆる情報が集約される。丁氏は国家主席弁公室主任も任されており、習氏の信頼の厚い政権の「大番頭」だったといえる。
丁氏は東北重型機械学院でエンジニアリングを学んだ技術者出身。若いころは上海材料研究所という機関に約17年間務めた経験を持つ。人柄に関する情報は多くはないが、まじめで実務的、控えめな性格といわれる。
【李希(Li Xi、リー・シー、66)党中央規律検査委員会書記=習派】
習氏ゆかりの地 整備で関係構築
陝西省延安市の党委書記に就いた際、習氏が15歳から7年間、知識青年が農村に向かう「上山下郷運動」で暮らしていた同市梁家河村を整備し、愛党教育の拠点とした。さらに村人の手紙を上海市党委書記や中央政治局常務委員となっていた習氏に届けるなどして習氏にアピールしたといわれる。李氏は習氏と共に働いた経験など直接の関係はないとみられるが、こうした実績を通じて習派の仲間入りを果たした。
習政権下に入ると、上海市勤務を経て遼寧省党委書記や広東省党委書記などの要職を歴任した。党委書記としては目立った政策はとらず、安全志向だったとの評価もある。今後は中央規律検査委員会のトップである書記として、習政権の看板である「反腐敗闘争」を主導することになる。
【関連記事】
・中国最高指導部、「習派」8割に 政治リスク増大懸念
・中国の強硬外交継続へ 仕切り役に王毅氏、台湾で緊張も
・習近平氏、長期政権へ側近登用 首相候補に李強氏
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習近平氏、3期目実現への道 中国共産党大会が閉幕
ニューズレター https://regist.nikkei.com/ds/setup/briefing.do?n_cid=DSREA_newslettertop 』
習近平氏、3期目実現への道 中国共産党大会が閉幕 2022年10月22日 公開
https://vdata.nikkei.com/newsgraphics/cpc-national-congress-2022/
※ これは、非常に参考になる…。
※ 習氏の「どの時代に」、側近となったのかを丁寧に追っている…。
※ 逆に、習氏が「何を重視して」「味方に引き入れているのか」が分かって、参考になる…。
中国最高指導部、「習派」8割に 政治リスク増大懸念
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM231M80T21C22A0000000/

『【この記事のポイント】
・習氏3期目、自らに近い人物で指導部固め権力集中
・共青団・上海閥を一掃、「重し」役の年長者も不在
・後継者みえず長期政権化も。政治リスク強まる懸念
【北京=多部田俊輔】3期目となる新たな習近平(シー・ジンピン)指導部が23日に発足した。習氏に近いとされる「習派」は最高指導部を指す政治局常務委員で7人中6人を占めた。序列24位以内の政治局員でも約7割とみられ、権力集中がいっそう進んだ。習氏と距離があるとされる胡春華氏が降格したほか、年上の「重し」役も去り、政治リスクはより強まっている。
新たな最高指導部をみると、習氏「1強」が色濃くなった。序列2位で次期首相候補となる李強(リー・チャン)氏は浙江省出身。習氏の浙江省トップ時代に秘書長として働いた。同4位の蔡奇(ツァイ・チー)氏も習氏が福建・浙江の両省にいた時代に仕え、習氏の信頼が厚いといわれる。
留任した趙楽際(ジャオ・ルォージー)氏、汚職摘発を担う規律検査委員会のトップとなった李希(リー・シー)氏は、ともに習氏や父の習仲勲・元副首相とゆかりがあり、習氏が厚い信頼を寄せるとされる。同6位の丁薛祥(ディン・シュエシアン)氏は日本の官房長官に相当する党中央弁公庁主任を務め、習氏を支えてきた側近中の側近だ。
残る同4位の王滬寧(ワン・フーニン)氏は、習氏や江沢民氏、胡錦濤氏の3代にわたる総書記に仕え「三代帝師」との異名を持つ。習派には該当しないが、習氏に忠誠は尽くしている。
一方、李克強首相を輩出した共産党の青年組織「共産主義青年団(共青団)」、江氏らを柱とする「上海閥」といった習氏と距離があるとされる勢力は一掃された。
最高指導部の平均年齢は5年前の63歳から65歳に上昇した。習氏は69歳と最高齢となり、習氏に耳の痛い進言をしやすい年長者もいなくなった。習氏にとってはトップダウンで物事を決めやすい環境がより整ったが、一度決めた方針を軌道修正しにくくなるとの懸念も高まっている。
最高指導部のメンバーをみると、習氏の後継者も見当たらない。中国共産党は胡氏の時代まで、指導部が新しくなるごとに、後継者と目される若手を登用してきた。習氏も胡氏の2期目である2007年に、李克強氏とともに常務委員に抜てきされている。
ただ今回、最も若い60歳の丁氏はこれまで党最高指導部への登竜門とされる地方トップの経験がなく、党全体を率いるとは考えにくい。「後継者が不透明となっており、習氏はさらなる長期政権を視野に入れている」(中国政府関係者)との見方も出ている。
政治局員全体でも、「習派」が7割程度を占めるとみられる。浙江省時代に習氏のスピーチライターを担った陳敏爾・重慶市党委書記や、福建省と浙江省時代の部下だった黄坤明・党中央宣伝部長は政治局員にとどまった。陳吉寧氏は今回、最高指導部入りした蔡奇氏を支えており、習派と目される。
今回から政治局員が24人と、1人減った。政治局のメンバーは毎月1回集まり、党と国の重要政策について議論している。意見が割れた際に多数決で選ぶため、奇数が多かった。
女性の政治局員登用が25年ぶりにない特異な体制ともなった。従来は経済や防疫などで手腕を発揮した呉儀氏、社会問題を担当した劉延東氏、新型コロナウイルス対策を担った孫春蘭氏といった女性が選出され、副首相などを務めてきた。
約2300人いる党大会の代表でみると、女性は約620人で全体の3割弱に上った。ただ党序列上位約200人の中央委員では11人と前回から1人増えたのみで、約5%にとどまった。
中国では、夫婦共働きが一般的だ。企業では女性経営者も目立つなど女性の社会進出は比較的進んでいるといえる。ただ、共産党の組織内に限れば、女性活用の流れは後退した格好だ。
【関連記事】
・習近平氏、長期政権へ側近登用 首相候補に李強氏
・中国共産党、新指導部の横顔 習氏の側近そろう
・経済も習氏直轄 側近の李氏・何氏が運営へ
・胡錦濤氏の途中退席、「体調不良」と国営メディア報道
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習近平氏、3期目実現への道 中国共産党大会が閉幕
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川島真
東京大学大学院総合文化研究科 教授
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分析・考察
習近平は党主席にならず、総書記に留まり集団指導体制は維持された。その代わり徹底的に「異分子」が排除され、中央は一層習近平派で固められ、ダイバーシティも減じられた。また世代交代という意味では、1970年代生まれを中心とする第七世代は政治局員に入れず、候補にとどまった。68歳定年制を反故にした分、世代交代も緩慢になる。後継者も明確ではない。2049年には社会主義現代化強国、2035年に社会主義現代化を達成するとするが、達成に向けて困難は経済、社会保障面、対米関係など、少なくない。いわゆる改革派がトップ層に殆どいない状態でいかに経済を立て直すのか。権力集中では解決できない問題への対処が課題となろう。
2022年10月24日 7:14
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上野泰也
みずほ証券 チーフマーケットエコノミスト
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ひとこと解説
権力固めの人事でここまでやるのか、という印象である。「ゼロコロナ」路線に忠実に沿うロックダウン(都市封鎖)を上海で実行して人々の不評を買った李強氏が序列2位に躍進し、次期首相候補になった。これでは経済政策の柔軟な運営は難しく、「ゼロコロナ」が今後も強行されて、中国の不安定な景気が世界経済全体のリスクを一層高めかねない。トップ層7人中、習派以外の1人はテクノクラート的な人物なので、習近平氏に正面から物申すことのできそうな改革派の人物はもはや見当たらない。政治的なパワーが習氏に一段と集中した形だが、異論を許さない独裁的な政策運営は大きな過ちにつながりかねない。
2022年10月24日 7:38』
胡錦濤前国家主席、党大会閉幕式を突然退席
https://www.afpbb.com/articles/-/3430230?cx_part=top_latest
※ 何が、あったんだろう…。
※ 「退席した」んじゃなくて、「突然退席させられた」らしい…。
※ 『当初は席を離れたがらないそぶりを見せていたが職員らに声を掛けられ、習氏および李克強(Li Keqiang)首相と短く言葉を交わすと、腕をつかまれて連れ出された。』んだと…。
※ よく分からん話しだ…。
※ しかも、「胡氏は最前列の習近平(Xi Jinping)国家主席の隣に座っており」ということで、それなりに「重要人物」扱いだったハズだったんだが…。
※ 中国情勢は、「奇々怪々」だな…。
『【10月22日 AFP】中国の胡錦濤(Hu Jintao)前国家主席(79)が22日、北京の人民大会堂(Great Hall of the People)で行われていた共産党大会の閉幕式を突然退席させられた。AFP取材班が確認した。
胡氏は最前列の習近平(Xi Jinping)国家主席の隣に座っており、当初は席を離れたがらないそぶりを見せていたが職員らに声を掛けられ、習氏および李克強(Li Keqiang)首相と短く言葉を交わすと、腕をつかまれて連れ出された。
胡氏は去り際に李氏の肩を軽くたたいた。
胡氏の退席に関する説明はなかった。(c)AFP 』
香港民主化デモ参加者の髪引っ張った駐英中国総領事、「義務だった」と主張
https://www.cnn.co.jp/world/35194974.html
『香港(CNN) 英イングランド北部マンチェスターにある中国総領事館前で、香港の民主化を求める団体のデモに参加していた男性が総領事館の敷地内に引きずり込まれ、殴られて負傷した問題で、鄭曦原総領事が21日までに地元メディアの取材に答えた。騒ぎの中で男性の髪を引っ張ったとされる鄭氏は、中国の尊厳を守ることが自分の「義務」だと、自身の行動を擁護した。
デモは中国で開幕した第20回共産党大会に合わせて16日に実施され、主催団体によれば約60人が参加した。現場では習近平(シーチンピン)国家主席を皮肉る内容のイラストなども掲げられた。
デモの様子を捉えた動画には、参加者の男性1人がゲートから総領事館の敷地内に引きずり込まれ、男性の集団に殴られる場面が映っている。
スカイニュースとの19日のインタビューで、鄭氏はデモ参加者らが「無礼な掲示物」で暴力を引き起こしたと主張。
「私は誰も殴っていない。スタッフにも殴らせていない。実際には、いわゆるデモ参加者がスタッフを殴っていた」(鄭氏)』
『しかし自身がデモ参加者の髪を引っ張っている画像について質問されると、鄭氏は関与を認めたような様子を見せ、「そうだ。その男性は私の国を傷つけた。私の指導者を。そうするのが自分の義務だと思う」と述べた。
続けて「髪を引っ張ることが?」と問われると、「そうだ!」と答えた。
その上で自分は中国とその国民の尊厳を守っているのであり、「どの外交官も」そうした状況では同様の行動を取るだろうと付け加えた。
20日のマンチェスター警察への書簡で、鄭氏は総領事館が「抗議する権利を尊重している」と主張しつつ、デモ参加者の方が総領事館の敷地内に「突入してきた」と訴えた。
中国外務省も即座に鄭氏を擁護。デモ参加者を「ハラスメントの加害者」とし、法を犯して総領事館に侵入したことで施設の安全を脅かしたと糾弾した。
英外務省は18日、中国の駐英代理公使を呼び出し、説明を求めるとともに今回の事案に対する深い懸念を表明した。
マンチェスター警察は暴力を巡る捜査に着手しているが、19日の時点で逮捕者は出ていないとした。「複雑かつ繊細な取り調べ」となっており、時間がかかる見通しだという。』
消える中国の経済データ、成長鈍化見えにくく
https://jp.wsj.com/articles/chinas-economic-data-gets-harder-to-find-as-growth-slows-11666131561
『By Stella Yifan Xie
2022 年 10 月 19 日 07:20 JST
【香港】中国経済の低迷が続く中、世界中がその健全性に関する手がかりを求めている。だがデータは入手しにくくなっており、見栄えが悪いものは消されてしまうため、実態の把握は難しくなる一方だ。
中国国家統計局は17日、7-9月期の国内総生産(GDP)の発表を予定時刻のわずか数時間前に突如中止した。理由の説明はなく、公表日も示されなかった。その数日前には、税関当局が月次貿易データを発表せず、説明もなかった。
エコノミストによると、これは中国では異例だ。中国では目下、共産党大会が開催され、習近平総書記の3期目入りが確実視されている。当局は経済に関するデータや解説にこれまで以上に神経をとがらせており、中国経済は一層分析しにくくなっていると多くの投資家や専門家は指摘する。
ここ1年で中国の統計局や民間調査会社が非公開化したり削除したりするデータが増え、エコノミストや市場アナリストのリポートは、弱気のものほど撤回や削除されている。
経済政策に疑問を呈した著名アナリストの中には、ソーシャルメディア(SNS)のアカウントを凍結された人もいる。』
(※ 無料は、ここまで。)
中国の不動産セクター、もう逃げ場はない
旭輝の利払い不履行、デベロッパーの先行きに暗雲
https://jp.wsj.com/articles/in-chinas-property-sector-there-is-nowhere-to-hide-11666236127
『By Jacky Wong
2022 年 10 月 20 日 12:23 JST
――投資家向けコラム「ハード・オン・ザ・ストリート」
***
中国は17日、今週予定されていた経済指標(9月の住宅販売件数を含む)の発表を突如延期した。だが、不動産市場が依然として差し迫った状況にあることに疑問の余地はなく、中国政府がこれまで以上に断固とした支援策を実施しない限り好転は見込めない。
中国の不動産デベロッパーのデフォルト(債務不履行)はよくある話となっているが、先頃起きた旭輝控股集団(CIFIホールディングス・グループ)のデフォルトは、やはり市場に衝撃を与えた。同社は先週、香港ドル建ての転換社債の利払いを実行できなかったことを明らかにした。CIFIは、中国が1週間の連休に入っていたため送金が遅れたものと釈明している。だが、同社の流動性の状況については先月から憶測が飛び交い、メディアが報じている。複数の信用格付け会社がここ数週間で、同社を格下げしている。CIFIの株価は8月末から72%下落し、2024年償還期限のドル建て債券は額面価格の10分の1程度で取り引きされている。』
(※ 無料は、ここまで。)
中国の借地権は、実は切れた後の処理を決めていない。 : 机上空間
view-source:http://blog.livedoor.jp/goldentail/archives/29936692.html
『中国は共産国なので、基本的に土地は全て国家のモノです。それなのに、地価が高騰したバブル期の日本も真っ青なくらい高値で不動産が取引されています。それは、地方自治体が管理する土地を70年などの期間を設けて、借地権を売り出しているので、そこまで不動産が高騰します。実際、宅地開発をする場合、売値の半分は自治体の収入になる為、まったく需要が見込めないような土地でも、無理やり不動産開発をしてきました。例えば、最近、中国では毎年のように洪水で、街が水没していますが、大概の場合、王朝の時代から、大河が氾濫した時に、水を逃がす遊水地として、わざと残しておいた水はけの悪い土地を、埋め立てて街を作った事に原因があります。
自治体も土地に借地権を付けて、不動産ディベロッパーに売れば、それだけ安定した税収が入るので、マッチポンプで、本来は居住に適していないような土地を売り出しました。それゆえ、中国のGDPは、急上昇したのです。また、中国のGDPは、中国に工場を作って、生産している外資企業の生み出した価値も、合算されているので、「世界第二位」と言っても、その内実は、案外と張り子の虎です。そして、容易に想像できますが、いわゆる借金部分がGDPに占める比率が異様に高いのです。取引が成立した時点で、販売価格がGDPに加算されますが、実際の支払い完了は数十年後です。人口が多いのに、購買力が弱いのは、一部の超金持ちを除いて、不動産ローンの返済に若い時から一生を費やされるからです。中国では家がないと、嫁が迎えられないので、それこそ三食を削る勢いのギリギリのローンを組むので、余計な出費ができないのです。
さて、借地である以上、設定された期間が切れれば、その土地に何が建っていようが国に返還しないとならないのですが、実は、その内容は曖昧な規定しかありません。その時になってみないと、強制的に土地を返還させられるのか、それとも追加の代金を支払う事で延長できるのか、はっきりとした規則が無いのですね。つまり、「その時」の行政の判断次第です。そして、中華人民共和国ができてから、73年程度ですので、不動産開発が事業として成立してから、この借地権切れを迎えた土地は、殆ど無いという事になります。つまり、これから、ボコボコ問題が噴出してくる話なのです。
中国の行政ですから、土地の上に何が建っていようと、土地が高く他所に高い借地権で売却できるとなれば、強制的に建物を排除して売るかも知れません。もちろん、借地権切れなので、ウワモノの建物に対する保証なんてものがあるかどうか怪しいものです。実際、北京の近くで、別荘地として一度販売された土地が、恐らく利権の絡む行政の都合で、いきなり立ち退きを強制執行され、私有の建物を撤去された例もあります。どういうイキサツであろうと、そこの行政が「こうだ」と言えば、強制できるのが中国の地方自治です。そういう事が、これから中国の全土で起きる可能性があります。
実際に問題が発生してから、法整備が進む可能性もありますが、土地は高額で取引されるので、恐らくは法律と関係無く、自治体の恣意的な判断で、最も税収が増える方法で、処置が決まると思われます。ある人は、土地から追い出され、ある人は、追加で70年の居住が認められ、ある人は、借地料の更新料を取られて、それはケース・バイ・ケースで決まるのではないかと。一生かけてローンを組んで、手に入れた我が家から、出て行けと言われた時に、全体の大多数を占める人民が、どう反応するかも、中国の抱える不安要素です。 』