日本の財政赤字はもうない、年たった4.5兆円で黒字化目前
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『2025.08.18
25年度の財政赤字は「たった4.5兆円」、日経が5万円になると黒字の計算です
https://www.sanyonews.jp/article/1665279 基礎収支、4兆円台の赤字 石破政権の歳出拡大響く:山陽新聞デジタル|さんデジ
財務省が作り出した「日本の借金」
25年7月の参院選の前に新政権では財政支出が増加して財政不安が起きるという報道がされ、日本国債30年物の長期利回りが、過去最高3.17%まで上昇した
マスコミは消費減税が財政破綻を招くと煽り、いつも日本崩壊論を展開している佐々木何某という評論家はまた「財政崩壊で日本崩壊だ」ととても嬉しそうに解説していた
実際には財政崩壊懸念で金利が上昇しているのではなく、景気回復を受けて日銀が利上げに踏み切るとの予想から、市場が先取りして利回りを上昇させた
財務省によると日本はGDP比260%もの公的債務を抱え財政破綻国なのだが、内容を見ると「政府が支払う必要がある債務」はせいぜい半分の130%というところです
インチキ評論家たちは日本の景気が回復して日銀が国債金利を上げれば国際利払いが増加して財政破綻すると「嬉しそうに」説明する
現実はむしろ逆で日本の財政赤字は2025年に大幅に縮小し、過去30年間で最も健全な状態になろうとしている
まずこの30年間を手短に解説するとバブル崩壊した1990年時点で日本に借金はなく健全財政、GDP比で60%に過ぎなかった
ここで財務省(大蔵省)が財政崩壊だと言い出して消費税を創設し、緊縮財政に大転換した結果バブル崩壊し財政赤字が拡大した
消費税増税や緊縮財政は景気を冷やす政策なので、極端に景気を悪化させて税収が減り、それが35年も続いたので日本の財政危機になった
財務省は田中角栄悪玉論というのを考え出して「公共事業が日本の借金を増やした」と言っていたが、実際には財務省緊縮財政が不況にし、不況が財政を悪化させた
物価上昇率がほぼゼロで消費はマイナスで給料もマイナス、企業の設備投資は縮小し税収も減少し、税収がへったので財務省は消費増税しさらに景気悪化させるというキ××イのような事をした
不況になったので臨時の財政支出を繰り返したがゼロ成長だったので、毎年財政赤字が膨らんで巨大な雪だるまができた
財政赤字はもう無い
安倍政権は黒田バズーカや円安誘導で景気回復を目指したが、同時に2回も消費増税したので「アクセル全開ブレーキも全力」の状態で成果は全くなかった
風向きが変わってきたのは2020年の新型コロナ流行で、世界的な資源価格暴騰で日本の物価がついに上がり始めた
2022年以降は2%のインフレ目標を超え現在はインフレで苦しんでいるという夢のような状況で、人々は「デフレの頃は良かった」と懐かしんでいる
結果として2025年に財政収支は劇的に改善し、2025年第1四半期には財政収支が30年ぶりに「均衡」に近づいた
2024年度の税収総額は過去最高を更新し、政府債務のGDP比は2025年には235%へと大きく改善された
借金が減ったのではなくインフレによって名目GDPが増加した結果、政府債務が相対的に縮小したからだった
25年の基礎的財政収支不足は4.5兆円なのだが、100兆円以上の予算の中の4.5兆円なのでもう無いも同然です
折りしも日経平均が過去最高の4万3000円を超えているが、この調子で日経が5万円や6万円になると財政収支は大幅な黒字になります
日本の財政赤字がなくなって黒字化すると一番困るのが財務省で、今までの30年は「日本が財政赤字で破綻する」と財務省が騒ぐから彼らをチヤホヤしてきました
その前は大蔵省は田中角栄からはバカ呼ばわりされるような立場で、実は経済にはまったくの無知で高度成長期にはそれほど重視されていなかった
財務大蔵省の役割は財政赤字を監視して日本の財政破綻を防ぐことなので、実は財政赤字が増えれば増えるほど権力が増大します
例えば財務省の事務次官が退役すると三菱とか三井とかの有名企業役員に就任し、年数億円を受け取って数年で退職し、退職のたびに数十億円の退職金を受け取ります
それもこれも日本の財政赤字が深刻なので財務官僚の権限が強大になり、企業はその権力に魅力を感じて大金を払うのです
私は財務省は黒字化を達成しないように景気を悪化させるような政策をやらかすと予想していますが、本物の国賊と言えるでしょう
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