トランプさんに言われる前に 日本が自分でできること
政界Zoom
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA242KW0U5A120C2000000/
『2025年2月7日 5:00 [会員限定記事]
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多様な観点からニュースを考える
柯 隆さんの投稿
柯 隆
石破茂首相は7日、ワシントンで日米首脳会談に臨む。トランプ大統領は米国第一主義を掲げ、日本のような同盟国にさえ厳しい要求を突きつける。発想を逆転すれば、同氏の政権2期目「トランプ2.0」を日本の改革の好機ととらえることもできる。
トランプ氏は1月31日、ホワイトハウスで記者団に日米首脳会談の予定を明らかにし「日本にとても敬意を抱いている。日本が好きだ」と発言した。
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好意的な言葉と裏腹…
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多様な観点からニュースを考える
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柯 隆
東京財団政策研究所 主席研究員
別の視点 カナダ政府とメキシコ政府が立派だった。トランプに25%の関税を課されそうになって、怯むことなく報復すると宣言し、トランプを撤退させた。とりあえず、関税の発動が30日延期された。もし日本がトランプにカナダとメキシコと同じように25%の関税を課されそうになった場合、日本政府はトランプに報復を宣言することができるのかが問われている。今の国際社会は弱肉強食のゲームが展開されている。カナダやメキシコの国力は日本に遥かに及ばない。日本はカナダやメキシコよりも強い外交を展開できるのだろうか。』