サイバー攻撃どう防御 官民が情報共有、予兆で無害に

サイバー攻撃どう防御 官民が情報共有、予兆で無害に
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA297W00Z20C25A1000000/

『2025年2月7日 5:00 (2025年2月7日 9:19更新) [会員限定記事]

政府は7日、サイバー攻撃を未然に防ぐ「能動的サイバー防御」を導入する関連法案を閣議決定した。国が平時から通信を監視し基幹インフラへの攻撃の予兆を探り、その段階で相手のシステムに入り無害化する。2022年末にまとめた国家安全保障戦略に明記した防御体制の構築が実現する。

官民で「協議会」

政府は能動的サイバー防御の効果的な実施へ、国民生活に密接に関連する重要なインフラをはじめとする民間事業者との官民…

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『監視し予兆検知

サイバー攻撃は急増する。情報通信研究機構(NICT)は2023年に6197億パケットの攻撃関連の通信を観測した。15年のおよそ10倍で、1つのIPアドレス当たり14秒に1回の攻撃があった。』