トランプ2.0が促す日中接近 中国、圧力回避へ関係改善
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM112GH0R10C25A1000000/
『2025年1月14日 22:00 (2025年1月14日 22:51更新) [会員限定記事]
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多様な観点からニュースを考える
柯 隆さんの投稿
柯 隆
【北京=田島如生】日本の自民、公明両党と中国共産党は14日、北京でおよそ6年ぶりに与党交流協議会を開いた。日中ともに同盟国の負担増や対中関税の引き上げを掲げるトランプ次期米大統領を警戒する。20日に発足する2期目のトランプ政権が日中の接近を促している。
自民党の森山裕幹事長ら訪中団が15日、中国共産党序列2位で経済政策を担う李強(リー・チャン)首相と会談することも決まった。習近平(シー・ジンピン…
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柯 隆
東京財団政策研究所 主席研究員
ひとこと解説 米中関係が安定している局面において、日本の重要性は下がり、逆に、米中関係がぎくしゃくすると、日本の重要性は上昇する。これは日本外交の主体性が弱い証拠といえるかもしれない。少なくとも相手にそうみられている。日本が主体性のある外交を展開するには、そのための戦略を構築する必要がある。そして、その戦略を実行するリーダーを育てなければならない。 』