GDP年率1.8%減、1〜3月改定値 設備投資が上振れ

GDP年率1.8%減、1〜3月改定値 設備投資が上振れ
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA091R70Z00C24A6000000/

『内閣府が10日発表した1〜3月期の国内総生産(GDP)改定値は物価変動の影響を除いた実質の季節調整値が前期比0.5%減、年換算で1.8%減だった。5月発表の速報値(前期比0.5%減、年率2.0%減)から上方修正した。直近の経済指標を反映した結果、設備投資が上振れた。

QUICKが事前にまとめた民間予測の中心値は前期比0.5%減、年率2.0%減だった。内需の柱である個人消費は速報値の前期比0.7%減のまま変わらなかった。消費に次ぐ柱の設備投資は前期比0.8%減から0.4%減に上方修正した。

速報値段階でみられた品質不正問題による自動車の生産・出荷停止で消費や設備投資が落ち込む構図から変化はなかった。

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