北朝鮮が「人工衛星」発射予告、6月4日午前0時までの間

北朝鮮が「人工衛星」発射予告、6月4日午前0時までの間
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA15CMW0V10C24A4000000/

『2024年5月27日 3:10 (2024年5月27日 3:40更新)

海上保安庁は27日未明、北朝鮮が「人工衛星」を27日午前0時から6月4日午前0時までの間に発射すると通告したと発表した。落下が予想される範囲は朝鮮半島西側の黄海上2カ所とフィリピン東側の太平洋上1カ所で、いずれも日本の排他的経済水域(EEZ)外となる。
【関連記事】「北朝鮮、偵察衛星の発射準備か」 韓国報道

海上保安庁によると、北朝鮮当局から人工衛星の打ち上げに伴い海上に危険区域を3カ所設けるとの連絡があった。北朝鮮は2024年に3基の軍事偵察衛星を発射する方針を掲げる。

岸田文雄首相は通告を受け①関係省庁で協力し、情報の収集・分析に万全を期して国民に適切な情報を提供すること②米国や韓国などと連携し北朝鮮に発射中止を求めること③不測の事態に備えて万全の態勢をとること――の3点を指示した。

防衛省は不測の事態に備えて23年5月以降、弾道ミサイルなどを迎撃するため破壊措置命令を出し続けている。

海上のイージス艦から迎撃するミサイル「SM3」や、地対空誘導弾パトリオットミサイル(PAC3)で迎え撃つ態勢をとった。PAC3の運用部隊は都内や沖縄本島に加え先島諸島の与那国島や石垣島、宮古島に展開している。

【関連記事】

・国連、緩む北朝鮮監視 「制裁パネル」廃止で抜け穴も
・北朝鮮、ICBM性能向上に力 韓国「固体燃料型」の見方 』