「敗者復活」の合成燃料　ハイブリッド車の相棒になるか
編集委員　高橋徹
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCD15DEZ0V10C24A5000000/

『2024年5月20日 5:00

脱炭素への運輸燃料として、水素と二酸化炭素（CO2）を合成して造る新燃料への期待が高まりつつある。航空機や船舶、将来は自動車での利用を見込む。資源のない日本はかつての石油危機以降、何度も合成燃料に挑戦し、頓挫してきた。古くて新しい技術は脱炭素の潮流下で今度こそ花開くか。

合成燃料が注目を集めるきっかけは昨年3月。電気自動車（EV）の先導役だった欧州連合（EU）が2035年以降のエンジン車販売禁止…

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