円相場 一時155円台半ばまで値下がり 約34年ぶり円安水準更新
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240425/k10014432551000.html
※ 今日は、こんな所で…。
『2024年4月25日 12時16分
25日の東京外国為替市場は、アメリカ経済の堅調さを背景に円を売ってドルを買う動きが広がって円安が一段と加速しています。円相場は1ドル=155円台半ばまで値下がりし、およそ34年ぶりの円安水準を更新しました。
25日の東京外国為替市場ではアメリカ経済が堅調で、FRB=連邦準備制度理事会が早期に利下げするとの観測が後退したことを背景に、円を売ってドルを買う動きが一段と強まっています。
円相場は、1ドル=155円40銭台まで値下がりし、1990年6月以来、およそ34年ぶりの円安・ドル高水準を更新しました。
市場関係者は「きょうから始まる日銀の金融政策決定会合では、追加の利上げには踏み込まず緩和的な政策を続けるのではないかとの観測が出ていて、市場では日米の金利差が意識されドルに資金が集まりやすい状況となっている。政府・日銀による市場介入への警戒感は根強いが鈴木財務大臣のきょうの発言が踏み込んだ内容ではなかったとする受け止めも出て円安基調が続いている」と話しています。
鈴木財務相「コメントは控える」
鈴木財務大臣は、25日午前9時半ごろ、記者団から1ドル=155円台まで円安が進んでいることについて問われたのに対し「コメントは控えます」と述べるにとどまりました。』