日米英、25年から定期的に合同演習 英は空母打撃群派遣
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR1103C0R10C24A4000000/
『2024年4月11日 6:07 (2024年4月11日 6:43更新)
【ロンドン=江渕智弘】英国防省は10日、日本、米国、英国が2025年からインド太平洋地域で定期的に合同演習をすると発表した。
25年は英軍が空母「プリンス・オブ・ウェールズ」を中核とする空母打撃群を派遣する。海洋進出を強める中国を念頭に結束を示す。
プリンス・オブ・ウェールズは日本に寄港する。空母打撃群には空母や護衛艦に加え、航空機なども含まれる。英軍のインド太平洋地域への打撃群の派遣は空母「クイ…
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『英軍のインド太平洋地域への打撃群の派遣は空母「クイーン・エリザベス」が参加した21年に次ぐ2度目となる。
シャップス国防相は「合同演習はルールに基づく国際秩序を損なおうとする者に強いメッセージを送ることになる」とコメントした。
日英は23年1月、自衛隊と英軍が互いの国を訪問しやすくする円滑化協定を結んだ。同年5月の広島での岸田文雄首相とスナク首相の会談で「より大規模で頻繁で複雑かつ実践的な演習」に共同で取り組むことを確認した。
バイデン米大統領は10日、ホワイトハウスで開いた岸田首相との共同記者会見で「日本、英国との3カ国演習の立ち上げを楽しみにしている」と述べた。
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赤川省吾
日本経済新聞社 欧州総局長
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ひとこと解説 2つの点で日本にとってプラス
1)インド太平洋で二国間(日米)ではなく、多国間の枠組みができる。「ほぼトラ」が言われるなかで盤石ではないものの、一定の安心材料に
2)英国が2025年にコミット。現与党の保守党は今秋予定の総選挙で大敗し、中道左派の労働党政権になる可能性が非常に高い。でも労動党政権もこの構想を破棄しないでしょう。次期政権を縛る構想を打ち出したことは日本にプラス
中国を過度に刺激する必要はありませんが、備えは万全に。
米国だけでなく、欧州勢を取り込むことが肝要です。英国の次はフランスを仲間にしたいところ。2027年の仏大統領選挙でフランスの「インド太平洋戦略」がどうなるかに注目。
2024年4月11日 6:54 』