米通商政策「やりたい放題」が基本に WTO脱退論再び
編集委員 瀬能繁
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCD250R00V20C24A3000000/
『2024年4月2日 5:00
トランプ前米大統領が11月の米大統領選挙で勝利すれば、自称「タリフマン(関税の男)」が繰り出す追加関税が再び世界を揺るがすかもしれない。世界貿易機関(WTO)からの脱退論が再浮上するとの見方も出てきた。バイデン米大統領が勝っても自由貿易に背を向けるのは変わらない。内向きの米国は世界の波乱要因であり続ける。
「普遍的基本関税」案はWTOも容認
前大統領はほとんどの外国製品を対象にした一律関税「普…
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