インド外相、安保理改革訴え アフリカ・中南米の参画提言
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB066DO0W4A300C2000000/
『あいさつするジャイシャンカル外相(8日、東京・大手町)
インドのジャイシャンカル外相は8日、都内で開いた日経フォーラム「インド外交トップが語る、日印パートナーシップの優先課題」で講演した。設立時と比べて加盟国がおよそ4倍に増えた国連の改革が必要だと強調した。安全保障理事会の常任理事国にアフリカや中南米の国を加えるよう提言した。
ジャイシャンカル氏は「国連が役割を果たしていない」と主張した。設立当初に51カ国だった加盟国が200近くに増えたことから「リ
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『ジャイシャンカル氏は「国連が役割を果たしていない」と主張した。設立当初に51カ国だった加盟国が200近くに増えたことから「リーダーシップや意思決定が(従来と)同じ形はあり得ない」と力説した。「資源を多く提供する国が組織から除外されるべきではない」と述べた。
インドは2月に国際エネルギー機関(IEA)への加盟交渉を始めると決めた。IEAへの参加は経済協力開発機構(OECD)の加盟国であることが条件とされてきたが、インドは加盟していない。
ジャイシャンカル氏はOECDへの加盟に関心があるかを問われると「そこまで考えが熟していない」と明言を避けた。』
『インドは独立以来、「戦略的自立」の外交方針を掲げ、ロシアや中国にも中立的な姿勢を保つ。ロシアのウクライナ侵攻に関しては「インドもかつて(侵攻を)受ける立場で、やってもいいとは思わない」と指摘した。一方で「経済制裁は効果的ではない」とも語り、ロシアへの追加制裁を進める米欧と対照的な考えを示した。』
『インドは5月までに総選挙を予定し、モディ政権の3期目が確実視される。モディ首相による政権長期化について「強力なリーダーシップとマンデート(権限)の両方を備えることが重要だ」と述べた。「この10年の追い風はこの先も変わらない」と説いた。』