北朝鮮の「祖国統一」からの方針転換はキム・ジョンウン個人の威厳を増すためか……

北朝鮮の「祖国統一」からの方針転換はキム・ジョンウン個人の威厳を増すためか……統一関連組織は廃止、統一記念塔も爆破: 楽韓Web
https://rakukan.net/article/502265516.html

 ※ 韓国から、「西側自由主義陣営の文化・思想(Kポップ、Kドラマ、K映画、脱朱子学思想など)」が、「流入」してくることを「極度に嫌っている」という説もあるようだ…。

『 2024年02月04日 カテゴリ:北朝鮮関連 コメント:(42)

タグ: 北朝鮮関連 キム・ジョンウン 祖国統一三大憲章記念塔

金正恩氏、南北統一放棄にロシアの影 軍事力に自信(日経新聞)

北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)総書記が韓国との統一政策の放棄を宣言した。南北の統一事業は進展と停滞を繰り返しつつ50年以上続き、北朝鮮は対米交渉に利用してきた。統一放棄の宣言からは、米韓に対抗する軍事力の整備が順調に進んでいるという自信が透ける。

韓国メディアが最近、話題にする北朝鮮の「変化」がある。域内放送の朝鮮中央テレビが映す天気予報の地図だ。以前は朝鮮半島全体が塗りつぶされていたが、最近は北朝鮮側の陸地だけを目立たせた地図に差し替わった。

「『統一』『同族』という概念を除去する」。金正恩氏は15日の最高人民会議(国会に相当)で表明した。南北対話を担う祖国平和統一委員会など3組織を廃止。「同族の南北朝鮮」は過去の遺物だと断じ、北朝鮮の主権が及ぶ領域を明記する憲法改正を提案した。
(引用ここまで)

 キム・ジョンウンが北朝鮮の国是であった「南北統一」から明白に足抜けをする方向性になっている、とは何度か伝えています。

 楽韓Webではこれを「キム王朝の存続のための方針転換」として解説してきました。

 「存続のため」がほとんどではあるのだけども、そこに加えてキム・ジョンウンが個人の威厳を強めるための施策かな……という感じもしてきましたね。

 北朝鮮は国父である金日成による言葉、「祖国統一」を国是としてきたわけです。
 朝鮮戦争もそのための手段でした。

 キム・ジョンウンは建国の祖である国父の言葉を超えて「第二の建国を果たす」っていう部分が大きいのではないかと感じます。

 「偵察衛星」を打ち上げるなどしている「宇宙開発」は実効的なものと考えるよりも、キム・ジョンウンの威厳としての打ち上げであるとすればだいぶしっくりきます。
 そもそも宇宙開発には国威発揚の部分が少なからずありますしね。

 一月末には祖国統一記念塔を爆破したとの話です。

北朝鮮、南北統一象徴の「祖国統一3大憲章記念塔」を撤去…金正恩氏「見苦しく立っている」(読売新聞)

 金大中と金正日による南北首脳会談を記念して建てられた塔だったのですが、あっさりと爆破。

 南北連絡事務所を爆破したように、あるいは金剛山観光用に現代峨山が建てたホテルを撤去したようにですね。

 金剛山のホテルについても「みすぼらしい建物は撤去しなければならない」と述べたとされています。
 統一記念塔の撤去とまったく同じコメントといえます。
 統一に関わるもの、南北関係に関わるものはすべて破壊。
 自国の「北朝鮮」としてのアイデンティティを高める方向性に向かったということでしょう。

 自分の考えをまとめるエントリになった感じですかね。

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