香港経済、23年3.2%成長 中国失速で伸び悩み
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM318ZI0R30C24A1000000/
『【香港=伊原健作】香港政府は31日、2023年の実質域内総生産(GDP)の伸び率(成長率)が速報値で前年比3.2%だったと発表した。経済再開で2年ぶりに成長に転じたが、中国本土の景気失速の影響で伸び悩んだ。
成長率は23年11月時点の政府予想(3.2%)通りだった。政府は31日の声明で「観光や個人消費を原動力とした回復が続いている」と主張したが、23年2月時点では最大5.5%の高い伸びを見込んで…
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『中国の景気失速のあおりで株式市場ではハンセン指数が年間で14%近く下げ、住宅価格も約7%下落。資産価格の低下が消費を押し下げる「負の資産効果」が鮮明だ。
香港の人々が物価の安い深圳など本土の都市に買い物に出かける消費の流出も足かせになった。
輸出は10.3%減少した。香港は中国本土と海外をつなぐ物流拠点で、本土の経済活動の停滞でモノの流れが鈍っている状況を映す。
10〜12月の成長率は前年同期比4.3%だったが、前年にコロナで落ち込んだことによる反動が大きい。景気の勢いを示す季節調整済みの前期比の成長率は0.5%にとどまった。政府は2月末に24年の成長率見通しを公表する予定だ。』