北朝鮮、巡航ミサイルまた発射 黄海に向け数発
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM3025N0Q4A130C2000000/
『【ソウル=甲原潤之介】韓国軍合同参謀本部は30日、北朝鮮が同日午前7時ごろ、黄海に向けて数発の巡航ミサイルを発射したと明らかにした。24、28日に続き1週間で3回目となる。米国と韓国の軍事力に対抗するため、攻撃手段の多様化を進めている。
北朝鮮は24、28日の発射について、新型戦略巡航ミサイル「プルファサル3-31」の試射だと明らかにした。28日は日本海で潜水艦から撃ったと主張している。
北朝鮮は28日のミサイルの飛行時間がおよそ2時間だったと公表した。韓国軍合同参謀本部は29日の記者会見で「飛行時間などが誇張された可能性に重きを置いている」との見方を示した。
巡航ミサイルは弾道ミサイルより速度が遅いが、低い高度の複雑な軌道を飛ぶ。米韓の迎撃システムをかいくぐる技術を確保するため、開発を進めているとみられる。潜水艦を用いることで、米韓側に発射拠点の探知を難しくさせる効果を狙う。』