日本のウクライナ支援、無人機検出システム等の調達に3,700万ドルを拠出
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/japan-contributes-37-million-to-support-ukraine-and-procure-drone-detection-systems-etc/
『日本のウクライナ支援、無人機検出システム等の調達に3,700万ドルを拠出
日本の上川外相はキーウを訪問し「無人航空機を検知するためのシステム調達などに約3,700万ドルを拠出(NATO信託基金経由)する」と発表した。一方で米下院議長は「ホワイトハウスが対ウクライナ戦略を說明するまで支援資金を認めない」と示唆した。
日本が無人航空機をを検知するためのシステム調達を支援
7日にキーウを訪問した日本の上川外相はウクライナのクレバ外相と会談、無人航空機を検知するためのシステム調達などに約3,700万ドルを拠出(NATO信託基金経由)すると発表した。さらに上川外相は日本の越冬支援として「移動式のガスタービン発電機5基と大型変圧器7基がウクライナに到着した」と明かし、このシステムで500万人以上(ウクライナ側は600万人以上)の市民に電力を供給できるらしい。
現地時間1月7日、#ウクライナ 訪問中の #上川外務大臣 は、ドミトロ・クレーバ外務大臣と日・ウクライナ外相会談及びワーキング・ランチを行いました。
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— 外務省 (@MofaJapan_jp) January 7, 2024
現地時間1月7日、#ウクライナ 訪問中の #上川外務大臣 は、ヴォロディミル・ゼレンスキー大統領への表敬を行いました。
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— 外務省 (@MofaJapan_jp) January 7, 2024
現地時間1月7日、#ウクライナ 訪問中の #上川外務大臣 は、デニス・シュミハリ首相への表敬を行いました。
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— 外務省 (@MofaJapan_jp) January 7, 2024
ウクライナのドミトロ・クレーバ外務大臣との会談とワーキング・ランチ後の共同記者会見が、空襲警報により急遽、ウクライナ外務省の地下シェルターに変更され行われました。 pic.twitter.com/oLkeTrQUGO
— 上川 陽子 KAMIKAWA Yoko (@Kamikawa_Yoko) January 7, 2024
上川外相はゼレンスキー大統領やシュミハリ首相とも会談しており、同紙は「両者の記者会見は空襲警報のため急遽、ウクライナ外務省の地下シェルターに変更された」とも報告している。
追記:上川外相はガスタービン発電機と大型変圧器の提供する式典で「まもなく追加の変圧器提供を国際連合開発計画(UNDP)を通じて発表する」と述べ、ウクライナ側は「日本政府とUNDPは1,200基の発電機と1,000基の電源を提供済みで、JICAを通じて500基の発電機と6台の移動電源者も提供している」と明かした。
参考:Япония внесет $37 миллионов на системы обнаружения БПЛА в Украине
参考:日・ウクライナ外相会談
オルバン首相が欧州理事会と欧州連合理事会で「支配的な立場」を手に入れるかもしれない最悪なシナリオ
欧州理事会のミシェル議長(EU大統領)は6月に行われる欧州議会選挙の候補者と立候補すると明かし、仮にミシェル議長が同選挙で当選すると7月中旬までに欧州理事会の議長を辞任しなければならない。
出典:European Union
EU加盟国が速やかに後任人事で合意できない場合、7月から欧州連合理事会の議長国を引き継ぐハンガリーのオルバン首相が欧州理事会の会議を主導することなり、Politicoは「オルバン首相とEUの関係を考慮した場合、これはハンガリーを除く加盟国が最も避けたい最悪のシナリオだ。ミシェル議長が11月末までの任期を全うするなら後任人事の調整には十分な時間があったが、7月までに後任人事を調整するとなると加盟国には新たな政治的重圧が加わるだろう」と指摘している。
ウクライナも自国への支援に批判的なオルバン首相が欧州理事会と欧州連合理事会で「支配的な立場」を手に入れるかもしれない最悪なシナリオを懸念しているが、これを回避するための時間は残されていると主張している。
参考:Орбан может стать временным президентом Евросовета в случае отставки Мишеля
参考:Charles Michel to run for EU election, triggering top job scramble
他の国の国境を確保する前に我々の国境を確保する必要ある
民主党上院トップのチャック・シューマー院内総務と共和党のマイク・ジョンソン下院議長は7日、2024会計年度予算に資金(約1兆6,600億ドル)を供給することで合意したが、依然として両院は資金の分配方法や政策のギャップを埋められておらず、バイデン政権が要請している緊急予算(2024会計年度予算とは別物)についてジョンソン下院議長は「まだホワイトハウスからウクライナにおける最終目標が何なのか說明を受けていない」と指摘した。
出典:PRESIDENT OF UKRAINE
“私はプーチン大統領を倒す必要があるという立場を一度も変えたことはない。(緊急予算に含まれるウクライナ支援に共和党が反対しているのは)ホワイトハウスに対して「国民に明確な態度を示していない」というメッセージを送るためで、バイデン大統領は「ウクライナにおける最終目標が何なのか」「米国の戦略は何なのか」「目的は何なのか」「貴重な税金をどうやって監視するのか」を說明していない。我々には34兆ドルもの連邦債務があり、ウクライナを支援するための資金は事実上債務を増やすことになる”
“私が言いたいのは合理的な方法でやれということだ。私は自由を支持しているが(ウクライナ支援は)資金を提供している人々への說明責任が必要でホワイトハウスは何も說明していない。私はホワイトハウスに公の場、文書、個人的にも說明を行なうよう要請してきたが何もしてこなった。共和党は自由を守りウクライナ人と共に歩むという決意を欠いている訳では無いが、ホワイトハウスからの回答が得られないならプーチンを阻止するのに必要な資金を得るのは難しいだろう”
“2月までにウクライナ支援に必要な資金を獲得するのに必要なことは2つある。他の国の国境を確保する前に我々の国境を確保する必要ある”
出典:Office of Speaker Mike Johnson Public Domain ジョンソン下院議長
ジョンソン下院議長は「対ウクライナ戦略の最終目標とかかるコストを国民に說明せよ」「他国の国境を確保する前に不法移民が押し寄せるメキシコ国境の問題を何とかしろ」の2点を要求しており、特に前者は共和党議員らがバイデン大統領に提示した「12の条件」に似ている。
マイク・ガルシア下院議員は共和党議員7人と共にバイデン大統領へ書簡を送り「ウクライナ支援」と「イスラエル支援」を切り離すように昨年11月に要請、ウクライナへの追加資金は「具体的な勝利戦略の提示」「勝利戦略を実行するのに必要なコストの見積もり」「戦争状況に関する国民への報告」など12の条件が十分満たされるまで検討すべきではないと主張しており、バイデン大統領とゼレンスキー大統領は「勝利するまで支える」「必ず勝利しなければならない」という曖昧な言葉でなく「具体的な勝利への戦略」を示せと要求。
因みにガルシア下院議員は「ウクライナが勝利するにはどうすればいいのか、そのためには時間とコストがどのぐらいかかるのか、この見積もりは正確である必要はないものの最終的な目標と撤退基準を理解するのに不可欠だ」と述べている。
参考:Transcript: House Speaker Mike Johnson on “Face the Nation,” Jan. 7, 2024
参考:REP. GARCIA LEADS CALL FOR PRESIDENT BIDEN TO DECOUPLE ISRAEL AND UKRAINE AID
関連記事:岸田首相とゼレンスキー大統領が29日に会談か、日本での復興会議開催も準備中
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関連記事:共和党議員が提示した12条件、受け入れるまでウクライナ支援保留を主張
※アイキャッチ画像の出典:外務省
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投稿者: 航空万能論GF管理人 ウクライナ戦況 コメント: 108 』