国防会議
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『文民統制を確保し,国防に関する諸方策の総合調整を図るよう,国防に関する重要事項を審議するために内閣に設置された機関。
1954年防衛庁設置法により設立,56年〈国防会議の構成等に関する法律〉の成立をまって発足。
総理大臣を議長とし,議員はいわゆる副総理,外務大臣,大蔵大臣,防衛庁長官,経済企画庁長官からなる。
このほか関係の国務大臣として,内閣官房長官,通商産業大臣,科学技術庁長官が常時出席している。
国防の基本方針,防衛計画の大綱,防衛計画に関連する産業などの調整計画の大綱,防衛出動の可否などについては国防会議にはからなければならないとされている。
先進民主主義国家においては,国防会議と類似の組織を有する例が多く,アメリカでは国家安全保障会議がこれに相当する。文民統制の観点から,これらの国々においても軍人はメンバーに含まれないのが通例である。
執筆者:斎藤 康一
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について』