防衛省・自衛隊がウクライナの地雷除去支援に参加

北の国から猫と二人で想う事 livedoor版:防衛省・自衛隊がウクライナの地雷除去支援に参加
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『日本の防衛省・自衛隊は2023年12月1日、ウクライナ防衛問題コンタクトグループ会合(ラムシュタイン会合)を通じて、有志国がウクライナ支援の分野別に集まる複数取り組み「連合(コアリション」の内、IT支援と地雷除去支援の連合に参加することを表明した。防衛省が公式ウェブサイトで公表した。

発表には、「今般、防衛省・自衛隊は、ウクライナ政府等からの要請を踏まえて、欧州等の有志国が参加する『ウクライナ支援のためのITコアリション(編集注:連合)』及び『ウクライナ支援のための地雷除去コアリション』の活動を通じ、IT及び地雷除去の分野で支援を行うこととした」と書かれている。活動内容については、今後2つの連合の参加国の間で調整していくことになるとしつつ、「これまで我が国が地雷除去も含め様々な国際支援を行う中で培ってきた経験も活かしつつ、ウクライナ軍の能力向上を目的とした教育支援等を行う考え」だという。他方で、装備品の提供は現時点では想定していないという。

また防衛省は、両連合へ参加することにより、日本によるウクライナ支援の幅が広がる他、人道的な観点からも意義のあるものであり、また他の欧州諸国や北大西洋条約機構(NATO)や欧州連合(EU)との関係強化にも繋がるものと考えていると説明した。

その他、発表には、防衛省・自衛隊がこれまで、防弾チョッキ、防護マスク、防護衣、車両、小型のドローン、非常用糧食等をウクライナ政府に提供してきたこと、自衛隊中央病院にウクライナ負傷兵をリハビリ治療のため受け入れていることが喚起されている。

防衛省は、「今後も国際社会と緊密に連携しながら、ウクライナを最大限支援していく」と強調した。

なお、IT連合とは、今年6月に立ち上げが表明され、今年9月に活動の開始が発表されたもの。ウクライナとエストニアとルクセンブルクの3国が主導している。

地雷除去連合は、6月に立ち上げが表明され、リトアニアが主導している。その他、類似のウクライナ支援のための国家連合には、戦車連合、航空機連合が活動しており、今年11月には防空連合が形成されていた。参照記事 過去ブログ:2023年11月日・ウクライナ間の経済復興に向けた具体的協議始まる:10月日本からの大型変圧設備2基がウクライナに到着:
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自然には耐えて行くしかないが、ウクライナは2年続きで長時間の停電を強いられる冬を迎えようとしている。

ロシアのミサイル、ドローンによる容赦ない攻撃により、エネルギーシステムのあちこちで1年前よりも脆弱(ぜいじゃく)な状態が見られるためだ。

欧州連合(EU)で新規加盟希望国に対応する部門でエネルギー担当チームを率いるマーカス・リッポルド氏は、「破壊されたものを修理するだけで多くの労力が費やされた。レジリエンス(障害復旧力)を高められたか、昨年の冬より状況が改善されているかというと、そうは思わない」と語る。参照記事 、、冬を前に、ロシアは露骨に発電所などへの攻撃を繰り返していた。』