日ASEAN、法務「対等関係」に 法の支配推進で協力
法相会合を初開催
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA060DF0W3A700C2000000/
『日本と東南アジア諸国連合(ASEAN)は6日、都内で法相会合を開いた。法務・司法分野を巡り、共同声明に「友好、協力、対等なパートナーシップの精神に基づき協力関係を次なるフェーズに昇華させる」と書いた。「法の支配」の推進での提携を確認した。
日本と東南アジア諸国連合(ASEAN)の法相会合で挨拶する斎藤健法相(6日、東京・千代田)
日ASEANの友好関係が50周年を迎えるのにあわせて開催した。ロシアによるウクライナ侵攻など力による現状変更への懸念が強まっている。ロシアや中国への対抗を念頭に、国際法の順守といった理念の共有を東南アジアに広げる狙いだ。
日本は1990年代から東南アジアを中心とする10カ国以上の法令の制定を後押ししてきた。支援を提供する側と受ける側という関係を対等に近づけ、ASEAN各国にも法の支配への積極的な関与を促す。
声明は知的財産の紛争解決や法教育などを挙げ「法の支配や基本的人権の尊重の促進に資する法務・司法分野での協働を模索する」と明記した。
日ASEANは2月に国際ルールに基づいた商取引や犯罪防止の協力を盛り込んだ実行計画を採択した。今回の会合でも計画を推し進めると確かめた。
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