ネパールとインド,下流アルン水力70万KWと,プコットカルナリ水力48万KW開発で合意

ネパールとインド,下流アルン水力70万KWと,プコットカルナリ水力48万KW開発で合意
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『【日刊 アジアのエネルギー最前線】 ネパールとインド,下流アルン水力70万KWと,プコットカルナリ水力48万KW開発で合意
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2023年6月3日 土曜日 晴れ

ネパールのプシュパ・カマル・ダハル首相のインド公式訪問が話題になっている,両国は長い間,ネパールの巨大な包蔵水力を開発するために,交渉を行ってきたが,基本的には,ネパールの政治的因習と中国の介入で,合意が遅れてきた,今回の両国首脳の合意が最終的で,実現への期待が高まる,

ネパールとインドの両首相立会いの下,合意したプロジェクトの一つが下流アルン水力(Lower Arun)プロジェクト,約70万KW,で,ネパール東部のアルン川に位置し,インドの水力発電会社サトルジ(Satluj )が開発主体となる,発電の全量がインドへ輸出されるとされているが,国内需要も

両首相が合意したもう一つのプロジェクトは,ネパール西部カルナリ川の上流,プコットカルナリ(Phukot Karnali)水力,48万KWで,インドの国営水力開発NHPCが主導する,高さ109mのRCCダムを建設し,地下発電所を採用した,所謂,調整池式の水力発電所と考えられている,』