ウクライナ軍の特殊部隊が活用しているATV。
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『ストラテジーペイジの2022-5-10記事。
ウクライナ軍の特殊部隊が活用しているATV。
もともとは米軍のSOCOMがデューン・バギーにATGMを搭載してみたのが嚆矢であった。米国のメーカーのポラリス社は1980年代からデューン仕様のATVを製造しているのだ。
ポラリス社の最新型のATVである「MRZR」は、JP-8燃料で、ターボ・ディーゼル・エンジンを駆動させる。
ATVは、米国内の民間で売れるようになって進化し、軽量化した。初期(80年代)のバギー車は、今よりずいぶん重かった。
それが砂浜疾走あそび用に軽量化したおかげで、たとえばウクライナの泥濘地でもスタックしないまでになったのである。
MEZR ATVは、ペイロードが700kg(このなかに燃料27.4リッターや乗員も含まれる。荷物は正味は400kgくらい)で、総重量が1.5トン。
ドアも屋根もついておらず、スチールのフレーム(ロールバー含む)があるだけ。シートは2~6座の間で変更できる。「担架×2」+2座 の仕様にもできる。
88馬力の四駆。舗装路上なら96km/h出せる。
「MRZR4」は全長3.59m×幅1.52m×高さ1.87m。
空荷重量853kg。最大ペイロード680kg。
MRZRを軍隊や警察が調達している国はすでに20ヵ国以上ある。
「MAZR2」は2008年からある、より小型(総重量1.1トンでペイロード450kg)の四駆ATV。全長3m。
また、MRZRには「空気なしタイヤ」も用意されている。網状の樹脂とゴム輪帯を組み合わせたもので、12.7ミリ機関銃弾が貫通しても走り続けられる。
ただしユーザーの感想によると、この非空気式タイヤは、湿地では使い物にならぬそうである。ということはアフガニスタンのような田舎の沙漠国専用か。
※じつは米国市場ではHONDAがこのATVカテゴリーに参入していて、1000cc.の「タロン」だと値段は300万円しないようである。
ところが日本国内ではこの車種は公道を走れないのだという。
つまり陸自がSOCOMの真似をしようと思ったら、ジムニーを使うしかないのだ。まあ、屋根があるほうが日本の多雨な気候には合ってますよ。間違いなくね。』