フィリピン周辺海域から、インドネシア近辺で、赤道を通過することになる。
その時、行われたと見られるのが、これだ。
赤道祭

神主や、巫女まで登場してるようだな…。
ジャカルタ入港

東南アジア及びアジア、インド方面の物流の一大拠点だ。大量のコンテナが、見受けられる。
そして、おそらくチョーク・ポイントの一つたるズンダ海峡を脱け、インド洋方面に向かった、と思われる。
洋上訓練


艦艇間の情報のやり取りは、通常は無線なんかで連絡し合うものと思われるが、どうしても人の往来が必要な時は、こんなリフトみたいなものも、使うんだろう…。相当、難易度は高そうだ…。
そして、インド洋を抜け、アラビア半島近辺へとやって来る。
最初に寄港したのは、UAE(アラブ首長国連邦)のフジャイラだ。
フジャイラ入港

次は、同じくUAEのアブダビだ。

砂漠地帯に忽然と現れる高層ビル群と、おそらく砂煙だと思われるが、それが霞んで見えるのが、幻想的だ…。
次は、バーレーンのミナサルマンだ。
ミナサルマン入港

何かの遺跡のようだな…。おそらく、要塞の遺跡だろう…。古くからの、海運の要衝地だ…。

移動中の様子だ…。おそらく、歓迎セレモニーの会場に向かう途中なんだろう…。
上記、3港は、ホルムズ海峡にある要衝地だ…。対岸は、イラン領だ…。ここが封鎖されると、日本だけで無く、インド、東南アジア、中国、韓国、ヨーロッパ及び全世界に影響が及ぶことになる…。
その時は、世界経済はガタガタになって、オイルショックの時みたいなことに成り兼ねない…。
その後、アラビア半島の先端を回って、アラビア半島の西側に回って行く…。
そして、サウジアラビアのジッダに入港する…。
ジッダ入港

やはり、砂漠地帯の中に、忽然と近代的ビル群が現れる感じだな…。

歓迎セレモニーの様子だろう…。万国共通で、子供は可愛いよな…。
西太平洋海軍シンポジウム(WPNS)というものを、開催したようだ…。
西太平洋海軍シンポジウム(WPNS)



それぞれが、将来は自国の海軍を背負って立つ人材だ…。当然、英語で議論し合ってるんだろうな…。
そして、スエズ運河を通過し、地中海を渡って、スペインのバルセロナに寄港する…。この間が、8日くらいだ…。それくらいは、水と食料の補給無しでも、活動が可能…、ということか…。
バルセロナ入港

夜になって、寄港したようだ…。観光絵ハガキみたいに、キレイな景色だな…。
しかし、現実は厳しい…。
親善訓練 スペイン海軍「MENDES NUMEZ」

「親善訓練」とあるから、必ずしも「有事」を想定した「演習」では無い…、ということか…。
お互いの操船技倆を披露し合うということか…。
しかし、武道の試合に見られるように、対面して向き合えば、それぞれの実力がどの程度のものかは、直ぐ分かる…、ということなんだろう…。そうやって、お互いに「コイツ、手強い…。」と思わせて、味方になるときは、安心させ(または、味方になる方向に誘導し)、敵になるときは、抑止力を高める(または、敵対しない方向に誘導する)という話しなんだろうな…。
