これに反発した中国外務省は4日、「わが国はフェンタニルのような物質を世界で初めて規制している国の一つ」だと主張。 同省はAFPの取材に対し、「米国による中国の企業や個人に対する制裁と訴追、および関連する企業・個人の正当な権利と利益に対する深刻な侵害に断固反対する」と述べるとともに、「米国のフェンタニル危機は、米国自身に根差している」と批判した。参照記事 英文記事:2023年10月4日・Fentanyl crisis: US takes action against Chinese drug imports 参考:中共が麻薬カルテルと協力 フェンタニルを米国に輸出:
FireShot Webpage Screenshot #1032 – ‘China’s Carte
また過去の記事(Aug 20, 2022,New York Post)で、麻薬取締局のアン・ミルグラム長官Drug Enforcement Administrator Anne Milgram は,「メキシコの麻薬カルテルは、主に中国の化学物質を原料としてフェンタニルとメタンフェタミンを大量生産しており、これらの物質を米国全土に流通させている。私たちはあらゆる州でこれらの致死性の薬物を発見しています。全国の都市、郊外、農村部、地域社会で。」と述べた。
メキシコのカルテル、特にシナロアとハリスコのカルテルは、(中国の犯罪組織)三合会と提携 Sinaloa and Jalisco ones, have partnered with the Chinese Triadして、フェンタニル前駆体(原料)を中国からメキシコに輸送しており、そこでは致死性物質が製造されており、その際には頻繁に中国の化学者の協力を得ている。
-9 – NIDSコメンタリー第275号 1 United States Senate Committee On Armed Services, Hearing To Receive Testimony On United States INDOPACIFIC Command In Review Of The Defense Authorization Request For Fiscal Year 2022 And The Future Years Defense Program, March 9, 2021, pp.47-48, https://www.armed- services.senate.gov/imo/media/doc/21-10_03-09-2021.pdf. 2台湾は自らの実力のみによる対応の限界を認識し、米国をはじめとする国際社会からの協力を引き出すべく外交努力を重ねてきた。安田淳・ 門間理良編著『台湾をめぐる安全保障』慶應義塾大学出版社、2016年;五十嵐隆幸「台湾に対する懲罰か?米国に対する挑戦か?:ホンジュラ スと国交を樹立した中国の狙い」『NIDS □ メンタリー』N0.259、2023年5月11日、防衛研究所。 3台湾に関する国際政治ないし国際法の枠組みにおける分析についても、各種専門家によって議論が重ねられてきた。加茂具樹他『中国対外行 動の源泉』慶應義塾大学出版社、2017 年;Noffke, Ariel N,, International Law In Absentia: Legal Constraints and Clarity in a China-Taiwan Scenario, Air University, May 21,2021, https://www.airuniversity.af.edu/Portals/10/ISR/student-papers/AY21-22/lnternationalLawlnAbsentia_Noffke.pdf, pp.4-7. ノーフケは、台湾を取り巻く非公式な国際法の状況と、中国と米国のますます強固になる国内法によって、中国-台湾のシナリオが発 生した場合に米国が活動しなければならない不明確で不安定な状況がますます生まれる、と警鐘を鳴らしている。 4 Trent, Mercedes, Over the Line: The Implications of China’s ADIZ Intrusions in Northeast Asia, Federation of American Scientists, 2020, https://uploads.fas.org/2020/08/ADIZ-Report.pdf, pp.22-42. 5相田守輝「中国人民解放軍の台湾ADIZ進入①:この2年間を概観する」『NIDSコメンタリー』No.246、2022年11月17日、防衛研究所。 6 台湾国防部が公表したホームページやツイッター情報などを基に、筆者が集計・分析した。 (https://www.mnd.gov.tw/PublishTable.aspx?Types=%E5%8D%B3%E6%99%82%E8%BB%8D%E4%BA%8B%E5%8B%95%E6%85%8B&title=%E5 %9C%8B%E9%98%B2%E6%B6%88%E6%81%AF) yこれまで通信式機能を有するY-8Cが1機、Y-9CCが16機と進入しているが、集計作業上、Y-8EWとY-9EWにそれぞれ計上した。また、KJ- 200 (早期警戒機)も2機が侵入してきているが、集計作業上、KJ-500に計上した。なお、この1年間でY-9CCが19機も進入が増えているこ とには注目に値する。 8 Cozad, Mark and Nathan Beauchamp-Mustafaga, People’s Liberation Army Air Force Operations over Water: Maintaining Relevance in China’s Changing Security Environment, Santa Monica, CA: RAND Corporation, 2017. https://www.rand.org/pubs/research_reports/RR2057.html. Also available in print form. 9 BBC News T中国、台湾の「主要目標」攻撃をシミュレーション 軍事演習2日目」2023年4月10日、https://www.bbc.com/japanese/65229105, accessed on September 7, 2023. 10 BBC News「中国、空母も参加し台湾を「封鎖」:軍事演習の最終日」2023年4月11日、https://www.bbc.com/japanese/65229105, accessed on September 7, 2023. 11空母「遼寧」の艦載戦闘機J-15は、ロシアのSu-27をベースに改良しているが、エンジン出力が不十分でありながらも、スキージャンプ甲 板による短距離離陸方式(STOBAR)に頼らざるをえず、離陸総重量が制限されて武装がさほどできないため、空母からのエアパワー発揮の観 点からは不十分である。Demerly, Tom, China’s New Video of Their Naval Aviation Blows “Top Gun” Away, The Aviationist, Jun 26, 2018, https://theaviationist.com/2018/06/26/chinas-new-video-of-their-naval-aviation-blows-top-gun-away/, accessed on 11 February 2021. 12張青宝「“飛^”教育的藍天伝奇」『当代海軍』2019年11月干リ、人民海軍報社、2019年、9頁。 13相田守輝「中国空軍をめぐるデジタル・トランスフォーメーション:新しい整備管理システム導入から見える取り組み」『安全保障戦略研 究』第3巻第2号、2023年、pp. 85-104. 14 「這是国慶閲兵移到了台湾海峡0阿!解放軍干得漂亮!J『環球時報』2021年1〇月3日。 15同上。 16同上。 17同上。 18同上。 的柳田修「米軍エアー・タスキング・サイクルとその課題:作戦サイクル構築の視点から」『エアパワー研究』第5号、2018年12月、124- 141頁。 20 AT (Air Tasking)サイクルは、膨大な事前調整が必要なATOを継続的に発出するために、作戦司令部内における各部署の任務分担や作成ス ケジュールを明確にしたものである。 -10 – NIDSコメンタリー第275号 21 Porch, Douglas, The Taiwan Strait Crisis of 1996: Strategic Implications for the United States Navy, Naval War College Review, Summer 1999, Vol. 52, No. 3, pp.15-48. 22 Allen, Kenneth W.,’logistics Support for PLA Air Force Campaigns\ China’s Growing Military Power Perspectives on Security, Ballistic Missiles, And Conventional Capabilities, September 2002, Lulu.com, pp.279-314. 23 T光照「面向イ方真試験床的空地突撃指令生成系統框架」『指揮控制与イ方真』2014,vol.36, No.2、2014年、国防大学。 24 Lu, Lishih, “PLA war of attrition takes toH on air force,” Taipei Times, March 2, 2021, https://www.taipeitimes.com/News/editorials/archives/2021/03/02/2003753073, accessed on September 27, 2021. 25陳元「外軍空中任務指令研究」『電子質量』第6期、2020年。 26 「東部戦区海軍航空兵某師努力ネ勾設体系練兵環境:新質作戦力量融入連演連訓」『解放軍報』2020年12月21日。 27梅世雄「牢記統帥関愛重托在新的起点上不断創部隊建設新局面——習近平主席春節前タ視察看望空軍航空兵某師在全軍引起強烈反口向」『新 華社』2021年 2 月 7 日、http://www.gov.cn/xinwen/2021-02/07/content_5585786.htm, accessed on October 27, 2021. 28飽振峰、李耕「朕合空中作戦与指揮的内在机理」『解放軍報』2023年9月5日。 -11- Tokyo Japan NIDS防衛研究所 National Institute for Defense Studies NIDSコメンタリー 第275号 2023年9月28日 PROFILE 守輝 地域研究部米欧ロシア研究室所員 専門分野:中国をめぐる安全保障 本欄における見解は、防衛研究所を代表するものではありません。 NIDSコメンタリーに関する御意見、御質問等は下記へお寄せ下さい。 ただし記事の無断転載•複製はお断りします。 防衛研究所企画部企画調整課 直通:03-3260-3011 代表:03-3268-3111(内線 29177) 防衛研究所Webサイト:www.nids.mod.go.jp -12 –