ウイルス共存へ最低3年 レッドフィールドCDC前所長

ウイルス共存へ最低3年 レッドフィールドCDC前所長
コロナと世界 針路を聞く(1)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN23F090T21C21A2000000/

『感染が世界に広がり、3年目に突入した新型コロナウイルス。各界の第一人者や論客に意見を聞く。初回は米疾病対策センター(CDC)前所長のロバート・レッドフィールド氏。今後のワクチン接種や検査のあるべき姿、経済や教育を継続するための手法、事態収束への道筋などを示してもらった。さらなる感染症のリスクについても見解を求めた。

レッドフィールドCDC前所長

急速に広がるオミクロン型への対応で最も重要なのは依然としてワクチンの接種だ。ワクチンは時間の経過とともに効果が下がる。持続性の高い次世代ワクチンが開発されるまで、これから何度も打ち続けるのだろう。

いま開発を急ぐべきなのは信頼性の高い「免疫検査」だ。私と妻は同時に接種を受けたが、抗体の量を調べたら結果が大きく違った。追加接種を時期で判断するのは無意味だ。各個人が免疫の有無を年3~4回調べて、いつ次を打つか判断できるのが望ましい。

定期的な感染の検査が不可欠だ。無症状の陽性者をあぶりだし、感染の連鎖を止める必要がある。例えば学校で週2回の検査をして、陽性者は家に居てもらうといった具合だ。

安全で責任ある形で経済を回し、学校を開き続ける手段はある。飲食店であれば立食はなくし、席の間隔を空ける。唾が飛ぶような大声で話さずに済むよう音楽の音量を下げる。単純に店を閉めるのは間違いだ。

「集団免疫」は当初から新型コロナには通用しないと考えていた。感染したり、ワクチン接種を受けたりしても予防効果が長続きしないからだ。感染しにくい集団と感染しやすい集団が常に存在することになる。

このウイルスは人類が地球にいる限り、存在し続けるだろう。消えることはない。うまく共存する方法を学ぶことが大切だ。ワクチン、感染や免疫に関する知識、抗ウイルス薬など、我々は共存するなかで対抗策を見つけていくべきだ。

失望する必要はない。このウイルスは変化している。既にオミクロン型は発病の方法が大きく変わり、従来の肺ではなく気管上部で複製しているようだ。最終的に喉や鼻で複製するようになれば、普通の風邪と同じようになる可能性がある。

新型コロナと共存する手段をすべて手に入れるには3~5年かかるだろう。抗ウイルス薬の開発や検査能力が拡大すれば2022年はより平穏な年になる。ただ今後2~3年「新型コロナからどう自分を守るか」を考え続けることになる。

新型コロナは「大パンデミック(感染症の大流行)」ではない。いまできる最も重要なことは大パンデミックへの準備だ。より深刻な呼吸器系のパンデミックに直面する高いリスクがあり、それは鳥インフルエンザの可能性が高い。

幸い我々はメッセンジャーRNAの技術を獲得し、ワクチンを数年単位ではなく数週間で開発できるようになった。次のパンデミックに向けてワクチン、検査、抗ウイルス薬の生産能力を高めなければいけない。

(聞き手はワシントン=鳳山太成)

Robert Redfield 2018~21年にトランプ米政権でCDC所長。エイズウイルス(HIV)の臨床研究で知られる。米陸軍の医療部隊に20年間所属した。現在は公衆衛生当局に助言する会社AMの上級医療顧問

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多様な観点からニュースを考える

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上野泰也
みずほ証券 チーフマーケットエコノミスト
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分析・考察

レッドフィールド氏の「いま開発を急ぐべきなのは信頼性の高い『免疫検査』だ」という主張は傾聴に値する。

ワクチン接種で形成された抗体の持続期間には個人差があり、年齢が同じでもブースター接種が必要かどうかは変わってくる。個人の実情を把握する手法の普及が必要という主張である。

国内で24日に新型コロナウイルス経口治療薬が初承認されたが、重症化や死亡のリスクを減らす効果は30%程度にとどまり、医療の専門家からの評価は「ないより良い」といったものである。

有効性が高い経口治療薬の開発・普及までにはまだ時間が必要であり、それまでの間はワクチン接種をグローバルに展開することによる「時間稼ぎ」が必要になる。

2021年12月27日 8:41

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詫摩佳代
東京都立大学 法学部教授
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分析・考察

先週のWSJの記事でも、新型コロナのパンデミックはいずれエンデミックに移行するだろう、ウイルスのリスクをゼロにすることはできないが、感染が続いても社会が混乱することがない状態に持っていくことは可能であり、そのような状態がどれだけ早くに訪れるかは、ウイルスと社会の綱引きだという専門家のコメントが紹介されていました。

https://www.wsj.com/articles/covid-19-marches-toward-endemic-status-in-u-s-as-omicron-spreads-11640255407?page=1

そのためにも、社会のウイルスに対するコントロール能力を高めることが不可欠です。日本に関しては、検査の拡充やワクチン開発・量産体制など、多くの課題がありそうです。
2021年12月27日 9:50 (2021年12月27日 9:51更新) 』

新型コロナの特徴とは?かぜやインフルエンザと肺炎の違い

新型コロナの特徴とは?かぜやインフルエンザと肺炎の違い、重症化について
https://www.nhk.or.jp/kenko/atc_1253.html

※ 雑用に見舞われているんで、今日は、こんなところで…。

※ もう一度、風邪(かぜ)、インフルエンザ、新型コロナ感染症肺炎の違いなんかを、復習しておこう…。

※ まず、「炎症」が起きる”場所”が違うんだよね。

※ 風邪の場合は、上気道がやられるというくらいで、「とどまって」いる…。

※ しかし、そこからさらに「奥に侵入される」と、気管や気管支までやられてしまう…。

※ インフルエンザは、こういう辺りまで侵入する…。

※ さらにはその先にある「肺胞」までもやられてしまう…。「肺胞」までやられて、「炎症」状態になると、「肺炎」となる…。

※ 新型コロナは、ここまで「侵入してくる」んだ…。

※ 身体にあらわれる「症状」にも、違いがある…。

※ 肺胞までやられて、「肺炎」となると、「酸素を体内に取り込むこと」ができなくなるから、いくら「呼吸しても」「息苦しい」状態となる…。

※ 血中酸素濃度も下がるから、身体の各細胞に、「酸素が、供給されなく」なる…。

※ この血中酸素濃度を、簡易的に測定するのが、「パルスオキシメーター」だ…。

※ こういう状態の人が、肺炎となりやすい…。

※ 肺炎になるのは、別に、「ウイルス」だけが原因では無い…。

※ 新型コロナが問題となる前には、「肺炎球菌」という細菌(ウイルスよりも、大きい。黄色ブドウ球菌とかの名前は、聞いたことがあるだろう)の方が、問題だった…。

※ 毎年、高齢者が罹患(りかん)して、けっこうな数が亡くなるんで、その「対策ワクチン」を一定の年齢に達した「ご老人」に、無料で接種したりしてた…。

※ そういう状況だったところへ登場したのが、この「新型コロナウイルス感染症」だ…。

※ 一定の割合で「重症化」し、肺炎を引き起こして、「人口呼吸器」が必要となる人が、「続出した」…。

※ どこの国でも、そんなに「大量の人口呼吸器必要患者」が発生することは、想定されていなかった…。「医療提供体制」が対応できず、どの国も右往左往したわけだ…。

※ トリアージ(医療リソースが限定されているんで、患者に”優先順位”をつけて、治療する患者と、そうでない患者を”選別”すること)を、泣く泣く実行した国もあった…。

※ 日本でも、「入院できず」「自宅待機」を迫られて、「自宅で亡くなる人」も出て、散々だった…。

※ いろいろ調べると、この新型コロナウイルスは、「ACE2」という受容体(細胞に侵入するときに使用するたんぱく質の配列(いわゆる、スパイクたんぱく質)を持っていて、「肺で増殖しやすい」性質を持っている…、ということが分かった…。

※ そして、また最近の報告では、「オミクロン株」は、この「肺炎まで引き起こす」ケースが、以前の株より「少ない」のでは、との説も出されている…、という状況なわけだ…。

『肺炎を起こすのは高齢者に多い

肺炎は、かぜやインフルエンザと同様に感染症の一つで、肺に炎症が起こる病気をまとめて「肺炎」といいます。一般には、細菌やウイルスの感染による急性のものを差し、重症化して命に関わることもあります。
また、高齢者は肺炎を起こしやすく、肺炎による死亡も高齢者になるほど多いといわれており、かぜやインフルエンザにかかると、肺炎になることがあります。
高齢者の場合、入院しているときや介護を受けている場合も、肺炎にかかりやすいとされています。

かぜ・インフルエンザと肺炎の違い

かぜのウイルスは、鼻やのど、いわゆる上気道に感染することがほとんどです。インフルエンザの場合は、ウイルスが上気道に加え、気管や気管支に感染することもあります。

一方、肺炎は肺そのもの、いわゆる「肺胞」にウイルスや細菌が感染し、炎症を起こします。肺胞は酸素と二酸化炭素の交換を行う組織ですが、肺炎の場合、この肺胞が炎症を起こすために息苦しさが起こります。

かぜやインフルエンザのウイルスが肺胞まで達することは、あまりありません。ただし、かぜやインフルエンザにかかって、気管や気管支まで感染して炎症を起こしていると、肺炎の原因である細菌が肺まで侵入しやすくなり、肺炎になるリスクがあります。

また、かぜと肺炎では発熱や症状も異なります。

かぜの場合、発熱はあまり持続せず、症状も鼻水やのどの痛みなど上気道の症状にとどまることが多いのですが、肺炎の場合は、発熱が持続し、せきやたん、呼吸困難などの呼吸器症状が目立つほか、寒気さやだるさといった全身の症状も起こります。また、肺炎になると、黄色や緑色の膿のようなたんが出るのも特徴です。

ただし、高齢者は肺炎にかかっていても発熱やせきといった症状が出にくいため、肺炎に気づきにくいことがあります。食欲がなかったり、ぐったりしているなど、普段と違って活動に乏しい様子があれば肺炎を疑うようにし、家族など周囲の人も注意しましょう。

肺炎を防ぐには

肺炎の予防が特に重要なのは、肺炎にかかりやすいとされている高齢者のほか、次のような人です。

呼吸器病(COPDなど)
喫煙している
心臓病、脳卒中、肝臓病、腎臓病、糖尿病
えん下機能が低下している
低栄養・運動能力低下で体がぜい弱

これらの肺炎のリスクが高い人は特に、「肺炎球菌」のワクチンを予防接種することがすすめられます。肺炎球菌は、市中感染の肺炎では原因としてもっとも多いとされ、特に高齢者の感染が非常に多い細菌です。

ワクチンには23価ワクチンと13価ワクチンがあり、13価ワクチンのあとに23価ワクチンを接種することで、予防効果が増強される可能性が期待されています。23価ワクチンには高齢者などに一部公費助成がありますので、市区町村に問い合わせてみましょう。

肺炎の検査と治療

肺炎が疑われると、発熱や呼吸数などを調べ、胸部X線検査、尿検査、たんの検査、血液検査などを行います。肺炎球菌が原因の場合、抗原が尿中に出てくるため、尿検査をするとわかります。たんも結核との鑑別を行うために必要な検査です。

肺炎とわかれば、原因となる病原体に合わせた抗菌薬を使って治療します。症状が軽ければ外来で治療できますが、重症化しやすい人は入院治療になります。

新型コロナウイルスと肺炎

新型コロナウイルスに感染すると、発症した人のおよそ80%は軽症のまま治りますが、20%は1週間ほどで重症化します。さらに5%は集中治療室に入り、2~3%は致命的な状態になると報告されています。

重症化する人は、当初、かぜのような症状がだらだらと続き、1週間ほどたってから呼吸困難があらわれます。重症化すると、血液が固まってできる「血栓」ができやすくなるといわれ、エコノミークラス症候群(肺塞栓)、や脳梗塞など血管の障害が起こることがあります。

新型コロナウイルスは鼻やのどに感染しやすく、この点はかぜと似ていますが、さらに肺自体にも感染して肺炎を起こします。新型コロナウイルスは、細胞のACE2という受容体と結合して侵入するのですが、肺の細胞にはこのACE2が多数あるため、感染しやすいのです。

新型コロナウイルスの場合、発熱は長くは続かず1日か2日で治ることもあります。そのため、治ったと勘違いする人も少なくありません。また、新型コロナウイルスは、症状のない人でも感染力があるということが知られています。このことから、無症状でも肺炎を起こしている可能性があると考えられます。

たとえ症状がなくても、感染を広げないためには、マスクをつけることが大切です。

新型コロナウイルスの治療

発症の2、3日前から発症の8日後くらいまで、新型コロナウイルスは増殖するため、感染しやすい状態になっています。この時期には抗ウイルス薬(レムデシビル)が有効といわれています。酸素吸入が必要な中等症から重症の成人の患者では(バリシチニブ)も併用します。

重症化する場合、発症後5日目くらいから症状が重くなるとされ、サイトカインストームという過剰な免疫反応が起こりやすくなります。この時期は、ステロイドなどの免疫調整薬が有効といわれています。

詳しい内容は、きょうの健康テキスト 2020年10月号に詳しく掲載されています。』

オミクロン株 南ア医師“デルタ株と症状異なり 呼吸困難ない”

オミクロン株 南ア医師“デルタ株と症状異なり 呼吸困難ない”
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211203/k10013373951000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_024

『 オミクロン株 南ア医師“デルタ株と症状異なり 呼吸困難ない”

2021年12月3日 20時41分

新型コロナの新たな変異ウイルスオミクロン株の存在を最初に発表した南アフリカでは、感染が急速に拡大しています。

NHKの取材に応じた地元の医師は、オミクロン株とみられる感染者はデルタ株とみられる感染者と多くが症状が異なり、呼吸困難に陥っていない、などと証言しました。

南アフリカでは、2日に確認された新型コロナウイルスの新規感染者が1万1535人とこの2週間ほどで30倍以上に増えています。

NHKの取材に応じた首都プレトリア近郊の医師、モゼセ・ポアーネさんは保健当局によるウイルスのサンプル調査で、ことし9月には全体の91%がデルタ株だったのに対し、先月には74%がオミクロン株だったことから、ことし9月以前に診察した患者はデルタ株に感染し、この1週間余りで診察した7人の患者はオミクロン株に感染していたとみています。
ポアーネさんは以前のデルタ株とみられる感染者と最近のオミクロン株とみられる感染者は多くが症状が異なると指摘し「冬の間やことしの始めごろ、患者は頭痛、めまい、食欲の減退、体力の低下、せきなどを訴えていたが、せきは肺の奥深くからだった。だから多くが酸素が必要で、入院治療が必要だった。私が今、目にしている傾向は、のどにとどまっているせきで、入院治療の必要がない」と証言しました。

また、ポアーネさんは「先週、診察した感染者のうち、何人かはワクチンを接種済みだった」と述べ、オミクロン株でいわゆるブレイクスルー感染が起きた可能性があるとしています。

一方でその感染者たちの症状は軽いと述べ、オミクロン株に感染してもワクチンが重症化を防いでいるのではないかとの見方を示しました。

オミクロン株の感染力やワクチンの効果に及ぼす影響などはまだ分かっておらず、世界各国の科学者が調査を進めています。』

新型コロナによる肺炎 通常の肺炎と何が違うのか

https://style.nikkei.com/article/DGXMZO56484540W0A300C2000000/  

※ 今までずっと、この「コロナ肺炎」について語るとき、「肺胞」がウイルスにやられてしまう…、というスタンスで説明してきた…。

※ 上記のような画像による、説明だ…。ネットで流通している情報でも、そういうものが多かったからな…。

※ しかし、上記の記事は、ちょっと違っている…。ウイルス性肺炎は、どちらかというと、「間質性肺炎」になることが多い…、特にこの「コロナ肺炎」は、CTスキャンで見ると、「曇りガラス様」の画像が見られるんで、すぐ分かる…、というスタンスで説明している…。

※ それで、「間質性肺炎」とはなんぞや…、という話しだ…。前にも貼っておいたが、肺の実質とは、上記の「肺胞腔」という袋状の空間だ…。ここに呼吸によって吸い込んだ「空気」を送り込んで、この空間で「ガス交換」を行うわけだ…。「袋状」の形態を保っておかないとならないので、周辺をそういう役目の組織が取り囲んで、そういう形態・形状を保持する役目を担っている…。それが「肺胞隔壁」とか、「肺間質」とか言われている組織だ…。そこがやられてしまって、「炎症」状態になるのが、「間質性肺炎」なんだろう…。『肺胞壁やその周辺の「間質」で炎症が起きるもので、悪化すると、肺胞の組織が線維化して硬くなっていく』と説明されているので、まったくの素人の考えだが、最悪、袋がつぶれてしまったりするんだろう…。いずれ、うまく「肺胞腔」を保持しておくことができなくなるんだろう…。

※ 前に、「肺浸潤(※上記記事では、「肺湿潤」という用語が出て来るが、程度の違いなんだろう…)」のところで、「肺胞腔の空間が、液体で満たされると、ガス交換ができなくなる」という説明をしたが、「間質性肺炎」により「肺胞腔の空間」が保持できなくなっても、話しは同じだ…。

※ 病態としては、「肺胞に炎症が発症」する場合も、「間質部分に炎症が発症」する場合もあり、別々に発症する場合ばかりとは、限らない…。両方、いっぺんに発症する場合だって、あり得るわけだ…。

※ また、細菌性肺炎の場合は、肺のどちらか一方に発症するケースが多いが、この「コロナ肺炎」の場合は、両方の肺に発症するケースが多い…、というネット情報も見たぞ…。ウイルスは、喉で「増殖」するケースが多いので、一気に「両方の肺」に送り込まれるケースが多いんだろうな…。前にも言ったが、「ハアハア、深い呼吸をする」のは、禁物だぞ…。「スポーツジムで、トレーニングに励む」、「熱心にジョギングする」「ライブハウスで、大声上げて応援する」「カラオケボックスで、大声で歌う」…。みんな、ウイルスを「肺の奥深くまで、送り込んでいる行為」だ…。平時だったら、ストレス発散に最適な行為だろう…。しかし、こういう状況下においては、「アホウのやること」だぞ…。

『新型コロナウイルスによる肺炎は、当たり前だが、「ウイルス性肺炎」だ。ところが、「健康な人がなる肺炎は、多くの場合、細菌性肺炎です。細菌性のほうが、ウイルス性に比べると、診断や治療がしやすいのです」と大谷さんは話す。

細菌性とウイルス性では、肺の中で炎症が起きる場所が異なる。細菌性肺炎の場合は、肺炎球菌や黄色ブドウ球菌などの細菌が、気道の末端にある「肺胞」という小さな袋の中で増殖し、炎症を起こす。高熱が出て、咳とともに、膿ともいえる黄色や緑色の痰がたくさん出てくる。このように、肺胞の中で炎症が起きる肺炎を、「肺胞性肺炎」という。

一方、ウイルス性肺炎は、今回の新型コロナウイルスのほか、インフルエンザウイルスや、RSウイルス、麻疹ウイルスなどによって、肺胞壁やその周辺の「間質」で炎症が起きるもので、悪化すると、肺胞の組織が線維化して硬くなっていく。このように間質で炎症が起きる肺炎を「間質性肺炎」といい、ウイルス以外には、カビなどのアレルギーが原因でも起きる。』
『「細菌が原因の肺胞性肺炎は、レントゲンなどの画像診断で、濃い影が写ります。これは、肺胞の中に炎症物質が充満しているからで、このような影を『湿潤影』といいます。一方、ウイルスが原因の間質性肺炎は、薄いすりガラス状の影しか出ず、軽症の場合はCT(コンピューター断層撮影)でなければ分からないほど薄い影になることもあります」(大谷さん)

細菌性肺炎では、画像診断で濃い影が出るうえに、黄色や緑色の痰が出るので分かりやすく、また聴診器をあてると、特徴的な音が聞こえるという。一方、ウイルス性肺炎は、画像診断ではぼんやりとした影になり、そもそもケースとして数が少ない。』
『「高齢者は、インフルエンザになったときに肺炎を併発する率が高いのですが、その場合でも、ウイルス性ではなく細菌性であることが多い。つまり、インフルエンザで免疫力が落ちたときに、肺炎球菌などが原因となって、肺炎が起きるわけです。一方、ウイルスが原因の肺炎は、数としてはずっと少ないのです」(大谷さん)
『ここまで、そもそもウイルス性肺炎が、細菌性肺炎に比べて、診断や治療が難しいという話をしてきた。それに加え、新型コロナウイルスが未知のウイルスであるがゆえの難しさもある。

その1つとして、新型コロナウイルスが当初、考えられていたよりも感染力が強いことが挙げられる。1人の感染者から何人に感染するかを示す「基本再生産数」は、新型コロナウイルスの場合、WHO(世界保健機関)が暫定的に出した値は1.4~2.5だが、ほかの機関はそれよりも大きく見積もっているところが多い。なお、基本再生産数は、季節性インフルエンザが1.3程度、SARS(重症急性呼吸器症候群)で2~4だ。

「感染力が強いのは、無症状の感染者からもウイルスが排出されていることと関係しているかもしれません[注2]。また、ウイルスの生存期間が比較的長いことを示唆する報告もあります[注3]」(大谷さん)』

細菌性肺炎が疑われる場合、抗菌薬(抗生物質)を投与すれば、症状が良くなることが多い。複数の菌に対して効く抗菌薬もある。一方で、ウイルス性肺炎の場合、その原因となっているウイルスを退治する抗ウイルス薬があればいいのだが、そもそもインフルエンザウイルスなど一部のウイルスしか治療薬がないのが現実だ。ご存じのように、新型コロナウイルスもまだ治療薬が作られていない。』
『そして、新型コロナウイルスには、インフルエンザウイルスにあるような治療薬やワクチンはまだない(治療は基本的に対処療法のみ)。また、連日報道されているように、検査体制が整っておらず、簡易検査キットもまだできていない。これが多くの人を不安にさせている大きな要因になっている。

だが、検査や治療薬については、明るい話題もある。ウイルスを特定するための「PCR検査」が、これまでは1日に限られた件数しかできず、医師が保健所に要請しても断られるケースがあったが、3月6日より保険適用されるようになり、この問題は解消される可能性が出てきたのだ。』
『また、治療薬については、新しい薬を開発するのには1年以上の時間がかかるものの、一方で「既存の薬を適応外使用することが検討されています。新型コロナウイルス感染症にも効果が出る可能性があります」と大谷さん。

WHOでは、ロピナビルやリトナビルといった抗HIV薬や、抗ウイルス薬のレムデシビルの試験を始めており、3月半ばには結果が出るとしている。日本でも、新型インフルエンザ薬「アビガン」(一般名ファビピラビル)などの試験を始めた。これらが新型コロナウイルス感染症の治療薬として使えるようになるかもしれないのだ。』

新型コロナ、死亡するのは「肺浸潤」というものが原因だった…。

 こういう情報を提供すると、やたら「狼狽(うろた)える」人が出るからな…。
 まず、落ち着こう…。
 これまでの情報で、分かっていることを、整理しておこう…。

 1、新型コロナで「重症化する割合」は、20%くらいだ…。8割の人は、たとえ感染したとしても、「風邪ていど」の軽症で済む…。
 2、重症化しやすい条件は、
 (1)高齢者(65才以上、としておこう…)
 (2)持病(基礎疾患。糖尿病、肝炎、高血圧、高脂血症なんかの生活習慣病…)のある人
 (3)喫煙習慣、労働環境等で、肺がダメージを負っている人

 3、そういう「悪条件」を抱えている人でも、
 (1)高リスクな場所を避ける
 (2)マスク予防(無ければ、自作する)
 (3)手洗い・手指の消毒
 (4)うがいの励行
 により、感染リスクを下げることができる。
 そして、
 (5)ハアハア深い呼吸をせず、おとなしやかにシンナリと呼吸することにより、肺胞がウイルス感染する リスクを下げることができる…。

 よろしいですな?

What does the coronavirus do to your body? Everything to know about the infection process
https://www.usatoday.com/in-depth/news/2020/03/13/what-coronavirus-does-body-covid-19-infection-process-symptoms/5009057002/

※ ウイルスが喉や上気道で「ブロック」できず、肺の方まで送り込まれたとする…。

※ すると、肺炎となり、患者によっては、具合が悪いことが起きてしまう…。それは、本来は、「袋」状態になっていて、「空気」で満たされるはずの「肺胞」が、「液体」で浸(ひた)されてしまう…、という状態だ…。「Air space filled」と言っているだろう…。

※こうなると、自力では「呼吸」ができず、「人工呼吸器」のお世話にならないといけなくなる…。当然だ…。本来は、「空気」で満たされていて、「酸素」と「二酸化炭素」の「ガス交換」を行うはずの「肺胞」に、液体が貯まっているんでは、「ガス交換」など、できようはずも無い…。

※ たとえ人工呼吸器で、「酸素」を肺に送り込んだとしても、肝心の「肺胞」が「液体」で浸潤されているのでは、体内に十分な酸素を取り込むことが、できない…。

※ 体内でいろいろな「臓器」が必要とする「酸素」が十分に行き渡らない状態になれば、「臓器」も活動することができない…。「多臓器不全」となり、どうしようもなく、お亡くなりになる…。

※ これが、「肺浸潤」→呼吸困難→「多臓器不全」のメカニズムだ…。

肺浸潤
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%82%BA%E6%B5%B8%E6%BD%A4
『肺浸潤 (はいしんじゅん、Pulmonary infiltrate) とは、肺実質、典型的には肺胞内に膿や血液、タンパク質などの空気よりも密度の高い物質が浸み出した状態である。肺浸潤は肺炎や結核、ノカルジア症などの感染症に付随して見られる[1]。過去には肺結核の初期の状態を意味した。

肺浸潤は胸部X線撮影では肺実質の透過性が低下した像として捉えられ、真っ白にベタ塗りされたように見える[2]。』

※ それで、もう少し情報を集めた…。

肺の構造(気管から肺胞まで)
 http://nagasawanorio.cocolog-nifty.com/blog/2012/11/post-ddc0.html

このサイトが、参考になり、画像もここからキャプチャした…。

※気管支は、ドンドン枝分かれしていって、末端に「肺胞」が「ブドウの房」のようについている…。

※ 肺の「実質」とは、「肺胞腔(くう)」という「空間」で、ここで「ガス交換」を行うわけだ…。そういう空間を、形作るのに役立っているいるのが、「肺胞隔壁」、すなわち「肺間質」というものだ…。こっちがやられてしまうのが、「間質性肺炎」というわけだ…。

※各部の名称と、構造図…。これをすべて「記憶」しなければならないのだから、「医者」という職業は、大変なものだ…。「看護師」もなのか…。

※「肺胞」が病変して、「空気以外のもの」で「置き換えられた」状態を説明している…。ここでは、「レントゲン撮影」などの「影像」では、どう見えるのか…、という観点から説明している…。

※ そういう状態(病変)の原因としては、種々の原因があり、「細菌感染」や、「マイコプラズマ感染」や、さらには「間質」が感染してしまう「間質性肺炎」などもある…。

※ そして、今回、「新型コロナ・ウイルス」による「ウイルス性感染」による「肺炎」も、加わった…、という話しになる…。

※ 正常な場合と、「病変」がある場合の、撮影映像の違いを「模式図」で説明している…。本来は、「空気」で満たされているはずの部分(それで、「大きく息を吸って、そのまま止めて。」「はい、いいですよー。」とやっているわけか…。)が、「空気以外のもの」が多くあれば、マズいわけだ…。右上画像とかだと、もはや「肺胞」として機能していないと考えられる…。

※やや、専門的だが、細部の名称のイメージだ…。

※ 末端の「肺胞」が「細菌感染」し、それが「感染部分を、他に広げていく」イメージ図…。「ウイルス感染」の場合も、同様だと思われる…。

※ちょっと、画像が小さいので、拡大して見てくれ…。けっこう、重要なことを説明している…。肺胞内にウイルスがやって来たときの、免疫体制の「免疫反応」を説明している…。マクロファージが活性化されて「活性化マクロファージ」になり、「異物」を攻撃している…。そのとき、「蛋白濃度の高い浸出液」が出る…、と言っている…。毛細血管が損傷したせいだろう…。血小板も集められている…。血栓もできている…。そういう免疫反応により、肺胞内には「液体」が貯まり、肺胞自体も「損傷」し、「硬化」していく…、という話しになる…。

※ 肺のどういう部分が「炎症」状態になっているのか…、という観点からの分類だ…。

全部の「肺胞」がやられずに済んで、「正常に機能している部分」が多く残り、「全身の各臓器」に必要な「酸素」を取り込むことができる程度で済めば、なんとか「生還」することが可能となる…、という話しになるだろう…。

※ X線画像と、実際の「病変」の関係の説明だ…。医者は、そういう画像から、実際はどういうことになっているのかを、読み取って、的確な治療方針を決めていくわけだ…。

※ 実際のレントゲン写真の例…。「ここに、ちょっと影がありますねえ…。」とか言われたりするわけだ…。

※ さまざまな感染症によって、「肺の容積」に変化が生じることを説明している…。

※ ということで、話しを整理する。

1、この「新型コロナ」は、「重症化」する場合、肺胞内に「液体」が浸潤してしまうことがある。

2、そういう「液体が浸潤した肺胞」が多くなって、「各臓器」で必要な酸素を、供給するに不足する場合は、「多臓器不全」になって、死に至ることがある…。

3、そういう「液体が浸潤」してしまうメカニズムは、完全には明らかになっていない…。「サイトカインストーム」(免疫の過剰反応)も、一役かっているんだろう…、程度の推測がなされているというのが、現状だ…。

4、残念ながら、現状では、「感染を防止・軽減化するワクチン」も、「決定的な治療方法」も、確立されてはいない…。

※ しかし、この「国内感染状況」のデータからは、「致死率」は4%くらい(クルーズ船を除いた場合)…。クルーズ船を含めて計算すると、2.8%くらいだ…。

治療が効いて、退院できた「退院率」は、24.4%(クルーズ船を除いた場合)。含めて計算すると、45.8%くらいだ…。クルーズ船を含めて計算すると、良い結果となるのは、クルーズ船参加者は、「元気なお年寄り」が多いせいだろう…。なんらかの「持病があって、日常生活がシンドイ」ならば、「東南アジアを廻るクルーズ」なんかに参加しようとは、思わないだろうからな…。

※ だから、無闇に恐れる必要は無い…。やることをやって、この緊急事態を凌いで行くだけだ…。

新型コロナ感染、肺にウイルス到達すれば命に関わる恐れ

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-03-10/Q6WVA9T0AFB601

※ けっこう重要な情報と思われるので、紹介しておく…。

『新型コロナウイルスに感染してもそれが鼻と喉にとどまる限り、症状は咳(せき)が出る程度にすぎない。不運にも感染した人の大半はそれくらいで済む。危険はウイルスが肺に達したときに始まる。

  世界保健機関(WHO)と中国の合同調査チームが先月まとめた報告書によれば、感染した患者の7人に1人は呼吸困難になるなど重い合併症を起こし、6%が重症化する。軽度-中等度から重度への進行は「非常に急速に」起こり得ると、合同調査を共同で率いたWHOのブルース・エイルワード事務局長補は指摘した。』
『軽度-中等度の患者の約10-15%が重度に進行し、そのうち15-20%が重症化する。最もリスクが高い患者には60歳以上の人や、高血圧や糖尿病、心疾患などの持病がある人が含まれる。

  新型コロナ感染は通常、鼻で始まる。米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)でウイルス病原性・進化の研究部門を率いるジェフリー・タウベンバーガー氏によれば、ウイルスは体内に入った後、気道を保護する上皮細胞に侵入する。

  ウイルスが上気道にとどまれば、通常はそれほど重症化しない。ただ、肺組織まで下りていった場合、より深刻な段階に進む引き金となり得る。肺炎を引き起こすウイルスの直接的なダメージに加え、感染に対する体の免疫反応が二次的な損傷につながるためだ。

  スペイン風邪の研究で知られるタウベンバーガー氏は、「肺の損傷が起こると、人間の体は直ちにそれを修復しようとする」と指摘。比較的深刻な新型コロナ感染のケースでは、体の免疫反応があまりにも強すぎて、ウイルスに侵入された細胞だけではなく健康な組織も破壊してしまうことがある。その結果、肺が二次的な細菌感染に対し脆弱(ぜいじゃく)になるという。

  二次的な細菌感染は、組織の活性化を可能にする重要な気道の幹細胞を破壊し得るため、特に大きな脅威となる。この幹細胞なしでは「肺の修復は物理的に不可能」になるとタウベンバーガー氏は説明。酸素を取り込む器官である肺の損傷は腎臓や肝臓、脳、心臓などの機能を損なう恐れがある。』

※ 『「肺の損傷が起こると、人間の体は直ちにそれを修復しようとする」と指摘。比較的深刻な新型コロナ感染のケースでは、体の免疫反応があまりにも強すぎて、ウイルスに侵入された細胞だけではなく健康な組織も破壊してしまうことがある。』 これは、「サイトカインストーム」のことを、言っているんだと思う…。「免疫」の過剰反応で、自分の正常細胞まで攻撃してしまう…。

※ 『その結果、肺が二次的な細菌感染に対し脆弱(ぜいじゃく)になるという。』これは、新しい知見のようだ…。「ウイルス感染」でなく、「細菌感染」と言っているから、「空気中に普通に存在する細菌(通常は、健康体であれば、なんなく対抗できるようなもの)」に対して、「脆弱」になってしまう… 、と言っているようだ…。

※ 『二次的な細菌感染は、組織の活性化を可能にする重要な気道の幹細胞を破壊し得るため、特に大きな脅威となる。この幹細胞なしでは「肺の修復は物理的に不可能」になるとタウベンバーガー氏は説明。』

※ まとめると、重篤な肺炎状態になるメカニズムは、こうだ…。

1、ウイルスが肺まで到達すると、重要な器官なんで、直ちに全力の「免疫体制」で防御しようとする。

2、それが「サイトカインストーム」になって、正常な細胞まで破壊することがある。

3、そうすると、細菌感染に対抗できない、脆弱な状態になってしまう。その結果、通常ならば感染しないような空気中の細菌に感染するようになる…。

4、そういう細菌感染が起こると、「気道の幹細胞」が破壊されてしまう…。そうすると、組織の活性化が不可能になり、「肺の修復が物理的に不可能」になる… 、というメカニズムだ…。

もう一度言うと、ウイルスが肺に到達→サイトカインストーム→細菌感染→気道の幹細胞の破壊→肺の修復が不可能に… 、という流れだ… 。

だから、「ウイルスを殺す」ことばかりに注力しても、肺が修復されない… 、ということが生じるわけだ…。

※ 素人のオレが言ってもしょうがないが、ざっと思いつく対策はこうだ…。ともかく、ウイルスを肺まで送り込まないようにすることが、肝心だ…。

1、飛沫感染が中心だから、ともかくウイルスが付着している手指で、顔(鼻と口)に触らないようにする。

2、ウイルスが付着している可能性のある手指は、マメに消毒・石けん等でよく洗う。

3、マスクは、飛沫感染対策に一定の効果はあると思われる…。やむを得ず、人なかに出て行くときは、極力マスク予防する(無ければ、自分で作る)。

4、喉か上気道までで留まっていれば、大事に至らないので、マメにうがいする…。

5、閉鎖空間では、「深い呼吸」はしない…。そう言えば、クラスターが発生したのは、スポーツ・ジムとか、ライブハウスとか、卓球教室とか、「ハアハア… 」深い呼吸をするようなところが多いな…。

※ ともかく、この騒ぎが終息するまでは、「呼吸」すらシンナリ、おとなしやかにしないとならないと言う話しだ…。難儀な話しだが、これもサバイバル戦を生き抜くためだ…。生き残って行きたければ、実行して行く他は無い…。

【解説】新型コロナウイルス「大半は軽度」 中国大規模調査

『論文の主要点をまとめた。

■リスクが高いのは高齢者と基礎疾患のある人

 症状については全体の約80.9%が軽度、13.8%が重度で、致命的と分類された人は4.7%にとどまった。死亡率が最も高いのは80歳以上の人で14.8%だった。

 基礎疾患を抱える人で死亡率が最も高いのは心疾患の人で、次いで糖尿病、慢性呼吸器疾患、高血圧の順だった。

 9歳以下の子どもの死亡例はないが、母親を通じて感染した新生児の症例は少なくとも2例分かっている。

 39歳以下の患者の死亡率は0.2%で、依然として低い水準にとどまっている。死亡率は年齢とともに上昇する。40代は0.4%、50代は1.3%、60代は3.6%、70代は8.0%だった。また、男性の死亡率は2.8%で、女性の1.7%を上回っている。新型コロナウイルスによる全体の死亡率は2.3%。

 新型コロナウイルスによる感染症患者の86%近くが、湖北(Hubei)省武漢(Wuhan)在住または滞在歴があった。新型コロナウイルスの発生源と考えられる武漢の海鮮市場では、野生動物の違法取引が行われていた。

 新型コロナウイルスの流行は、1月24日から26日の間に「最初のピーク」に達したと、論文は指摘している。

 論文ではまた、2月11日以降は全体の流行曲線(エピデミックカーブ)に「減少傾向」がみられると示唆している。これは新型コロナウイルスの広がりが、特に湖北省以外で減速していることを意味する。

■「流行再燃の可能性」

 新型コロナウイルスは1月末の春節(旧正月、Lunar New Year)の休暇で、数億人もの人が中国国内を移動したことに伴い拡散した。

 現在多くの人が休暇から戻っており、中国は「流行が再燃する可能性」に備える必要があると、論文の執筆者らは警告している。』

※ 「子供に、感染者が少ないのは、「免疫体系」がまだ完成していないからだ。」と言っている人がいた…。

※ 50過ぎると、死者数・感染者数ともに、グッと増えるな…。そこに、免疫体系における何らかの「境界線」があるんだろう…。

新型肺炎、治癒後も再感染リスク 中国専門家(2020年01月31日18時22分)

『中日友好医院の※慶元(※簷の竹カンムリなし)医師は新型コロナウイルスによる肺炎に関し「感染後にできる抗体には長期間持続しないものもある。一度感染し治癒した患者にも再感染のリスクがある」と述べ、警戒を呼び掛けた。』

〔肺とコロナウィルスの話し…〕

※ 以下のサイトや資料から、キャプチャした…。

こども達を寒い時期の感染症から守る(神⼾⼤学 小児科 久保川 育子)
http://www.med.kobe-u.ac.jp/pediat/pdf/kubokawa9.pdf

間質性肺炎 ハンドブック(神戸市立医療センター中央市民病院間質性肺炎サポートチーム)
http://chuo.kcho.jp/media/chuo/department/D010106/pdfs/interstitial_pneumonia_handbook.pdf

肺の構造とガス交換|呼吸する(3)
https://www.kango-roo.com/sn/k/view/1617

病原体:ウイルスと細菌と真菌(カビ)の違い
http://www.seirogan.co.jp/fun/infection-control/infection/dengerous_pathogen.html

※ まず、そもそも「ウイルス」とは、何ぞや…、と言う話しからだ…。

ウイルス
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%B9 

『ウイルス(ラテン語: virus)は、他生物の細胞を利用して自己を複製させる、極微小な感染性の構造体で、タンパク質の殻とその内部に入っている核酸からなる。生命の最小単位である細胞やその生体膜である細胞膜も持たないので、小器官がなく、自己増殖することがないので、非生物とされることもある[1]』

『特徴
ウイルスは細胞を構成単位とせず、自己増殖はできないが、遺伝子を有するという、非生物・生物両方の特性を持っている。現在[いつ?]のところ自然科学では生物・生命の定義を行うことができていないため、便宜的に細胞を構成単位とし、代謝、増殖できるものを生物と呼んでいるが、ウイルスは「非細胞性生物」として位置づけられる。あるいは、「生物学的存在」ともいわれる[17]。感染することで宿主の恒常性に影響を及ぼし、病原体としてふるまうことがある。ウイルスを対象として研究する分野はウイルス学と呼ばれる。
遺伝物質の違いから、大きくDNAウイルスとRNAウイルスに分けられる(詳細はウイルスの分類を参照)。』

※ 自分自身は、細胞膜すらなく(それじゃ、「細胞」ですら無いのか…)、自己増殖できない…、とある。じゃあ、どうやって増えるんだ?と言うと、

『増殖

細胞(左)とウイルス(右)の増殖様式
ウイルスは、それ自身単独では増殖できず、他の生物の細胞内に感染して初めて増殖可能となる。このような性質を偏性細胞内寄生性と呼ぶ。また、一般的な生物の細胞が2分裂によって 2n で対数的に数を増やす(対数増殖)のに対し、ウイルスは1つの粒子が、感染した宿主細胞内で一気に数を増やして放出(一段階増殖)する。また感染したウイルスは細胞内で一度分解されるため、見かけ上ウイルス粒子の存在しない期間(暗黒期)がある。

ウイルスの増殖は以下のようなステップで行われる。

細胞表面への吸着 → 細胞内への侵入 → 脱殻(だっかく) → 部品の合成 → 部品の集合 → 感染細胞からの放出

細胞表面への吸着
ウイルス感染の最初のステップはその細胞表面に吸着することである。ウイルスが宿主細胞に接触すると、ウイルスの表面にあるタンパク質が宿主細胞の表面に露出しているいずれかの分子を標的にして吸着する。このときの細胞側にある標的分子をそのウイルスに対するレセプターと呼ぶ。ウイルスが感染するかどうかは、そのウイルスに対するレセプターを細胞が持っているかどうかに依存する。代表的なウイルスレセプターとしては、インフルエンザウイルスに対する気道上皮細胞のシアル酸糖鎖や、ヒト免疫不全ウイルスに対するヘルパーT細胞表面のCD4分子などが知られている。

細胞内への侵入
細胞表面に吸着したウイルス粒子は、次に実際の増殖の場になる細胞内部へ侵入する。侵入のメカニズムはウイルスによってさまざまだ』

…と言うことで、感染先の細胞に「侵入して」、自分のDNA・RNAを注入して、自分の複製を作り、増殖して行く…。「細胞分裂」で増えるのでは無いから、宿主の細胞が、皆んな(遺伝情報的に)乗っ取られて、ウイルスの持っている遺伝情報まみれになって行く…。それで、一気に(宿主の細胞の数だけ)数を増やして行く…、という話しのようだ…。

※ 悪名高い、HIVウイルスの形状だ…。見るからに、恐ろしげだな…。

※ それで、今回の新型肺炎を引き起こしている「コロナウィルス」についてが、次の話しだ…。

コロナウイルス
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8A%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%B9
『コロナウイルス(英: coronavirus)は、一本鎖(+)RNAウイルスのニドウイルス目人性のコロナウイルス科のウイルスをさし、コロナウイルス亜科、トロウイルス亜科を含む。
エンベロープ表面に存在する突起によって太陽のコロナのような外観を持つことからこの名が付いた。
ウイルスの増殖は細胞質内で行われ、小胞体やゴルジ装置から出芽する。
コロナウイルスの中にはエンベロープにヘマグルチニンエステラーゼを有し、赤血球凝集性を示す種が存在する。
SARSコロナウイルスは既知のコロナウイルスと大きく異なった塩基配列を持つことが示された[1]。
コロナウイルス属のゲノムはRNAウイルス中最大(約30kb)である。』

※ こういうものに、宿主の細胞であるヒトの肺の細胞(「肺胞」)が感染し、本来の正常な細胞としての機能を、果たせなくなって、「肺炎」の症状を発症するわけだ…。

※ その感染先の「肺」とは、どういうものなのか、の話しをする…。

このイラストは、上記の「こども達を寒い時期の感染症から守る」の.pdfからキャプチャしたもので、「RSウイルス感染」から引き起こされる「症状」について説明しているものなのだが、人体の構造が解りやすいので、キャプチャした…。

「気管」の上部の方までが、「上気道」で、ここら辺の「粘膜」がやられてしまうのが、「上気道炎」、いわゆる「風邪引いた」だ…。喉痛い…、鼻水垂れる…、咳が出る…、とかだな…。

もっと下部の方までやられると、「気管支炎」や、「肺炎」となるんだろう…。ここのサイトに、説明があった…。

肺炎と風邪との違い、肺炎のリスクを知ってください。
https://www.haien-yobou.jp/what_disease.xhtml 

※ この説明によると、「肺胞」までやられてしまって、正常な「ガス交換」ができなくなったものを、言うようだ…。

※ ちょっと詳細な、イラストだ…。「肺」は、気管がドンドン枝分かれして、より小さいものになって行く構造をしている…。

※ 一番先にあるものが、「肺胞」だ…。

※ ドンドン枝分かれした先は、直系0.2mmほどの小さな袋状のものになっている…。その袋の周囲には、「毛細血管」が網の目のように取り巻いていて、その毛細血管を通じて、「ガス交換」が行われる仕組みになっている…。

※ 「毛細血管」は、一層(通常の血管は、三層)の構造をしていて、酸素(O2)分子も、二酸化炭素(CO2)分子も、通り抜けるようになっている…。それで、「肺胞」と「毛細血管」との間で、「ガス交換」が行われる仕組みになっている…。

※ そういうところに、こういうものがやって来て、肺胞の細胞まで乗っ取られて、機能しなくなると、いわゆる「肺炎」となり、上手く「酸素」を体内に取り込むことができない事態となる…。

※ イメージ的には、こういう感じだ…。もっとも、大きさの比率が全然違うけどな…。ウイルスは、細胞よりも、比較にならないくらい小さい…。そうでないと、「侵入」できない…。

病原体:ウイルスと細菌と真菌(カビ)の違い ( http://www.seirogan.co.jp/fun/infection-control/infection/dengerous_pathogen.html )

※ ヒトの細胞の大きさは、0.006mm(ミリ)から0.025mm(ミリ)くらいだ。それに対して、細菌の大きさは、1マイクロメートル(千分の1mm)、ウイルスの大きさは、数十nm(ナノ・メートル)から数百nm(ナノ・メートル)くらいだ(ナノ・メートル=10億分の1=10-9乗メートル=0.000001mm(ミリ・メートル))。まあ、桁違いに小さいな…。

顕微鏡の倍率で比較すると、こんな感じ…(「今さら聞けない 「ウイルスと細菌と真菌の違い」」 https://www.med.kindai.ac.jp/transfusion/ketsuekigakuwomanabou-252.pdf )。

※ ウイルスは、光学顕微鏡では見ることができない…。電子顕微鏡じゃないと…。

※ 対策は、こんなところだ…。「インフルエンザ」と同じだな…。コロナウィルスは、「アルコール消毒」に弱い…、という話しもあるんで、セッセと手指を消毒した方がいいかもな…。

※ 「十分な栄養(肉ばっかり、喰ってちゃ、ダメだろ…)と睡眠」で、「免疫力」を高めておくのが、最大の対策なのは、どんなウイルスに対しても適用できる話しだな(たとえ、やられてしまっても、回復が早かったり、症状が重くならずに済む…)。

※ あと、「早め早めの、医療機関の受診」か…。流行が蔓延して、医療機関が満杯になり、診療が受けられずに重篤化するという事態にならないことを、祈るよ…。