北の国から猫と二人で想う事 livedoor版:プーチン、選挙に向け兵員増強と外資を統制、排除へ走る
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『ウクライナ侵攻を続けるロシアのプーチン大統領(71)は来年2024年3月に予定されている大統領選挙に向けて、今月2023年12月にも立候補を表明するという見方が出ている。次回選挙で当選すれば5期目。
首都モスクワではロシアの発展を誇示する大規模な博覧会が開かれていて、メディアは大統領の業績をアピールする事実上の選挙活動が始まったと伝えている。
博覧会はプーチン大統領の政策によってロシアが発展したと誇示する内容が中心となっていて、博覧会には「ロシアと地方、そしてすべての企業の成果が集約されている」とされている。
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また会場では、2014年にロシアが一方的に併合したウクライナ南部クリミアのほか、去年、ロシアが併合を宣言したウクライナ東部のドネツク州とルハンシク州、南部のザポリージャ州とヘルソン州を紹介するブースも設けられ、軍事侵攻の成果を強調した。
ロシア大統領府はまた、12月1日、プーチン大統領が軍人を最大132万人に増やす大統領令に署名したと発表した。従来より最大17万人、約15%の増員となる。
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ある男性はモスクワの博覧会について、「興味がないので行くつもりはない」と話した上で、「プーチン大統領以外の人に投票する。刑務所に行きたくないので、理由は言うつもりはない。ロシアでは自分の考えすら口にできない」と話していた。ウクライナ侵攻下、プーチン氏は世論調査で約80%の高い支持率を保っており、5選は確実な情勢となっている。
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ロシアの内政に詳しいカーネギー国際平和財団ロシア・ユーラシアセンターのアンドレイ・コレスニコフAndrei Kolesnikov上級研究員はNHKのインタビューに対して、「クレムリンと体制側の唯一の目標は権力の維持だ。国民の幸福への配慮ではない。選挙後に何かが根本的に変わるとは思えない。最もありそうなのは惰性のシナリオだ」と述べ、ロシアの将来に悲観的な見方を示した。 参照記事より抜粋 参照記事 参考:プーチンは「ロシアを失う」のか ―― 幻想と恐怖の政治の終焉?:
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またプーチン大統領は、サンクトペテルブルクのプルコボ空港:右 に出資する外国人投資家から経営に参加する権利を取り上げる大統領令に署名した。外国人投資家の持ち株は全て新たなロシアの事業体に移転される。
同空港にはドイツのフランクフルト空港を運営するフラポートや、カタールのウェルスファンドが投資している。
11月30日遅くに発表された大統領令によると、同空港の運営会社はこれまでキプロスに登記されていたが、この会社の株式は全て新たなロシア企業に移される。
アブダビ首長国の政府系ファンド(SWF)、ムバダラ・インベストメントが加わるコンソーシアムなど、既存の投資家は株式の保有を継続できるが、議決権は失う。この決定は「特定の外国法人による義務違反があり、ロシアの国益と経済的安全が脅かされている」ことが理由だと、大統領令は説明した。
ロシアはウクライナ侵攻で西側から受ける制裁の報復として、非友好的と見なす国の企業のロシア事業について接収を続けている。これまでにフランスのダノンやデンマークのカールスバーグのロシア工場を奪い、プーチン氏支持者に経営を委ねた。参照記事 参照記事
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プーチン政権の動きとして注目すべきはウクライナだけでない。
プーチン政権がバルカン半島の旧ユーゴスラビア諸国に照準を定めて選挙に介入し、政治家ら有力者の取り込み工作を進めている疑いがある。地域安定を目指して東方拡大をうかがう欧州連合(EU)を揺さぶる狙いが指摘されている。
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1990年代に欧州最悪の民族紛争が起きた地域をロシアがかき回し、プーチン大統領が旧共産圏バルカンを再びロシアの勢力圏にしようと、この地域における分裂や社会・経済的な弱点につけ込んでいる。
モスクワは、バルカンを北大西洋条約機構や欧州連合から遠ざけ、その地域へのエネルギー供給を支配することでバルカンを完全にロシアに依存させたいと考え、プーチンロシアは、バルカン半島をヨーロッパの弱点とみなし、なかでもセルビアをもっとも脆弱なポイントと捉えている。
これに同調しているのが中国で、この中欧地域で活発に動いている。
危険を感じたイタリーItalyやチェコCzechは、中国との経済関係解消を表明した。 参照記事 参照記事 過去ブログ:2023年10月ドイツ、中欧、東欧の極右政党に接近する中国:8月ロシアの愚行でとばっちり、 遠回り強いられる「中欧班列」?:
2022年7月露寄りだったハンガリーがウクライナ向け武器通過を容認:6月チェコが中国との経済同盟から離脱検討、脱ロシアも:2021年6月イタリアの親中国路線転換の要因と中国外交の失敗:、、、、
しかし、専制国家の独裁者が行う選挙に、どんな意味があるのだろう?
政敵が対立候補に名乗り出れば、プーチンもそう簡単に暗殺は出来ないだろうが、言論が反国家的だと難癖つけられて、刑務所に送られるのが現実だ。 』
