http://blog.livedoor.jp/goldentail/archives/38777618.html
※ オレの意見を言わせてもらえば、「役に立たないから。」だ…。
※ 自分の頭で考えるのが好きな人には、「自分の頭で考えるのに、役に立たない…。」、エモーショナルな感情ドーピングが好きな人には、「エモくなるのに、役に立たない…。」、ほっこり癒しを求めている人には、「ほっこり気分になるのに、役に立たない…。」、単なる暇つぶしを求めている人には、「暇つぶしの、役に立たない…。」。
※ そういう「この世の中に、役に立たないもの」は、衰退していく他はない…。
※ 今だに視ている層はと言えば、「他のメディアにアクセスできず、しかたなく視ている」という層だけだ…。
※ そういう層は、上記の「役に立たない」と感じている層とは、乖離している…。
※ そこで、そういう「今だに視ている層」向けのコンテンツを作成せざるを得ないとなると、ますます「世間の流れ」とは乖離する内容となる…。
※ そして、ますます「役に立たないな…。」と感じる層を、増やしていく…。
※ そういう「負のスパイラル」が生じ、そこから脱却できなくなっている…。
『最近のTV業界は、ユーザー離れが顕著で、そもそも視聴者の絶対数が減っているようです。そもそも、一人暮らしを始める学生が、テレビを買わず、スマホを買っている状態なので、受診契約数自体が減っています。この理由なんですけど、一般的に言われている「テレビがつまらなくなった」という事では無いと思っています。
日本のNHKのテレビ受信契約者数は減少しています。
受信契約数の現状
最新の契約数: 2026年度第1四半期(4月〜6月)末時点で4,019万件です。
減少数: 第1四半期の3か月間で14万件減少しました。
ピーク時からの推移: 受信契約数は2019年度末の4,212万件をピークに減少傾向が続いており、4,000万件を割り込む寸前となっています。
背景: 「テレビ離れ」の進行や、物価高などが影響しているとされています。また、NHKの受信料収入も7年連続で減少しています。
結論から先に言いますと、視聴スタイルが変わったという事です。放送時間やスケジュールに、視聴者が合わせるのではなく、用意されているコンテンツを、観たい時に観たいスタイルで観る事が、視聴スタイルとして定着してしまった。なので、録画などしないと、タイムシフトもできず、自分のスケジュールが拘束される番組スケジュールを追う視聴スタイルが廃れてしまったのですよね。それゆえ、何億円も製作費をかけた豪華なドラマが、Youtubeの「猫大好き系癒し動画」に視聴者数で負けたりします。既にスマホで撮った映像でも、4Kの画像品質があり、映像エフェクトや編集すら可能です。よって、その場に居合わせないと撮れないようなスクープ系や、何度も繰り返して観れる癒し系や、瞬発力で気を惹く一発芸系の動画を短いサイクルで観るのが主流です。映像がありふれていて、それ自体に価値を見出して、自分の時間を調整するのがだるくなっています。
趣味的な話をすると、画像品位とか、音の良さとか、金を掛ける場所は、いくらでもあるのですが、そこで再生される音楽や映像が、世の中に溢れて来ると、むしろ、そこに金をかけることより、「いつでも、どこでも、何にでも」視聴できる事の方が重要になります。極端に言うと、「観たい時に、自分のタイミングで観れれば良い」という事で、品質のグレードに拘らなくなります。こういう時代に、素人と差別化するには、企業じゃないとできない事、つまり、大金を投入して豪華にするしかないのですよね。なので、ハリウッドでもテレビ局でも、予算は膨らんで、費用対効果が下がるという頭の痛い現象が起きています。何しろ、一本の映像にかける手間と情熱からすると、いくらでも手間をかけられる素人の方が上だったりします。注ぎ込む手間と時間を考えると、まったくペイしない作品が、報酬をアテにしない素人から生まれてますからねぇ。そして、補佐する道具の質も上がっています。
つまり、単純に広告媒体としての価値が下がって、関心も無くなりつつあるという事です。実際、スマート・テレビで、視聴時間で比べると、Youtubeを上回っているコンテンツは、日本TVだけで、他の地上波は、のきなみ負けています。つまり、モニター的TVでは、地上波は「観れるコンテンツの一つ」に格下げされていて、メインでは無くなっているという事です。私は、Youtubeがテレビより優れていたり、面白いから、そうなっているとは思いません。いわゆるダラ観ができるコンテンツじゃないと、リモコンを操作する気にもならない視聴スタイルが主流になっているという事です。その時に関心のあるコンテンツを検索して、観る。番組表から探して、自分の予定の合わせるのではなく、観たい時に観たいモノだけ探して観る。そうでないコンテンツは、いくら豪華に制作しても、「観るのが面倒」という身も蓋も無い理由で、キャンセルされる時代という事です。
凄く端的に言ってしまうと、「観るモノの質は、問わない。関心があるかどうかだけ」という時代に入りつつあるという事です。なので、「テレビを面白くする」みたいな、コンテンツの質を議論しても、恐らく未来は暗いし、この路線にストップはかからないと思われます。チラシで広告料を取って、家庭に配達するスタイルの新聞が廃れて、本当に日々の情報が欲しいなら、電子版を契約して購読するのが便利で主流になりつつあるように、中身より視聴する手段とスタイルでコンテンツの価値が決まるという事です。しかし、多くの場合、仕組みに資金を投入するより、コンテンツの規模と豪華さに資金を突っ込む事が主流で、爆死を連発しています。金額で語れば、判り易いからですね。だが、金額で観るコンテンツを選ぶ程、受動的な視聴者は、今は主流じゃないのですよ。楽しみ方が、街頭テレビ->ご近所様集合->お茶の間集合->個室と変化していったように、映像がコンテンツとして一般化したゆえに、希少性が無くなって、もう、自分で視聴の楽しみ方を選択し、設計する時代に入ったという事です。なので、テレビが、タクトを振って、扇動しようとしても、誰も演奏しない楽団みたいになっています。
大昔は、テレビという希少コンテンツに出演して、「ガッチョーン」とか意味の無いポースや言葉でも、日本中で流行りました。コンテンツに希少性が無くなると、先日、紹介した「INMU KING」みたいに、AIを使って、物凄い手間をかけて、個人が制作したコンテンツが、大ヒットするのですよ。コンテンツの裏で注ぎ込まれた、並々ならぬ熱量が見えないと、感心されないし、流行りにも乗れない。楽しみ方も、関心の対象も多様化していて、誰もかれも同じフレーズで乗る事ができない時代です。なので、テレビのような中央集権型のコンテンツは、今後は相応しい位置まで後退すると思われます。
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