中国中枢で「極度の集権」の弊害を突如議論、地方も政局変化を察知
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCD141GE0U5A710C2000000/
『2025年7月16日 0:00 [会員限定記事]
中国共産党の中枢で「極度の集権体制」の弊害が突如、議論され始めた。総書記、習近平(シー・ジンピン)を頂点とする一部組織とその権限が肥大化し、越権行為に及んでいる問題である。表面化したのは6月30日に2カ月ぶりに開催された政治局会議だ。
公表された決定事項は「共産党中央の政策議事決定調整機構(の権限と任務の進め方)に関する新条例」の制定である。今後の中国政局の行方まで左右するその中身が、徐々に明ら…
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