中国、対米追加関税を発動 石炭やLNGに最大15%
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM07D0T0X00C25A2000000/
『2025年2月10日 1:00 (2025年2月10日 18:54更新) [会員限定記事]
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上野泰也さん他2名の投稿
上野泰也鈴木一人柯 隆
【北京=塩崎健太郎】中国政府は10日、米国から輸入する石炭や液化天然ガス(LNG)などに最大15%の追加関税を発動した。4日に中国からのすべての輸入品に10%の追加関税を課したトランプ米政権への報復措置になる。
中国国営中央テレビ(CCTV)系メディアが伝えた。トランプ米大統領は中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席と直接協議する意向を示したが、実現していない。両国の首脳による協議などで一定の合…
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上野泰也
みずほ証券 チーフマーケットエコノミスト
ひとこと解説 「トランプ関税」の狙いは複数あるが、さまざまな形で話が出てきており(おそらく政権内での意見対立や決定権者であるトランプ大統領の迷いも反映されているのだろう)、全体像はつかみにくい。ロイター通信によると、トランプ大統領は2月9日、大統領専用機エアフォースワンで記者団に対し、米国に輸入されるすべての鉄鋼・アルミニウムに25%の関税を上乗せすることを、10日に発表すると述べた。これとは別に、日米首脳会談後の記者会見で話が出ていた「相互関税」は、11日か12日に発表し、ほぼ即時に発効させるという。こうした「トランプ関税」を巡る不透明感・経済への悪影響懸念は、先週末の米国市場で株安・債券安につながった。 』