外為12時 円相場、大幅上昇 一時150円台 日銀利上げ観測や株安で
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFL0736G0X00C25A2000000/
『2025年2月7日 12:37
7日午前の東京外国為替市場で、円相場は大きく上昇した。12時時点は1ドル=151円61〜62銭と前日17時時点と比べて96銭の円高・ドル安だった。日銀の早期利上げ観測が強まり日米の政策金利差が縮小していくとして円買い・ドル売りが活発となった。日経平均株価が下落したのも「低リスク通貨」とされる円の買いを誘い、一時150円96銭近辺と2024年12月上旬以来およそ2カ月ぶりの高値をつけた。
6日に日銀の田村直樹審議委員が「2025年度後半には少なくとも1%程度まで短期金利を引き上げることが必要だ」などと語った。7日の国内債券市場で政策金利の影響を受けやすい新発2年物国債の利回りが16年4カ月ぶりの高水準をつけるなど日銀の利上げを織り込む動きが加速し、円相場を押し上げた。日経平均が一時300円あまり下げたのも円買い・ドル売りにつながった。
買いが一巡すると円相場は151円74銭近辺まで上げ幅を縮める場面があった。10時前の中値決済に向けて輸入企業など国内実需筋の円売り・ドル買いが意識され、相場の上値を抑えた。7日には1月の米雇用統計の発表や日米首脳会談など重要イベントが控えており、150円台後半で円相場の上昇が一服すると次第に利益確定や持ち高調整を目的とした円売り・ドル買いが増えた。
円は対ユーロでも大きく上昇し、12時時点は1ユーロ=157円43〜45銭と、同93銭の円高・ユーロ安だった。一時156円83銭近辺と昨年12月上旬以来の円高・ユーロ安水準をつけた。
ユーロは対ドルで横ばい圏で推移している。12時時点は1ユーロ=1.0383〜84ドルと同0.0004ドルのユーロ高・ドル安だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕』