ゆりかもめ 停電 一時全線で運転見合わせ 乗客が徒歩で避難
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20250125/1000113491.html
『01月25日 13時07分
25日午前、東京の臨海部を走る「ゆりかもめ」で停電が起き、一時、全線で運転を見合わせました。
この影響で一部の車両が駅と駅の間で停止し、およそ200人の乗客が高架軌道上を徒歩で避難しました。
「ゆりかもめ」の運行会社によりますと25日午前11時半すぎ、芝浦ふ頭駅とお台場海浜公園駅の間で停電が起き、全線で運転を見合わせました。
この影響で芝浦ふ頭駅とお台場海浜公園駅の間で車両が停止し、係員を向かわせて近くの駅まで徒歩での避難誘導を行ったということです。
この車両にはおよそ200人が乗っていましたが、これまでのところ、気分が悪くなった人などの報告は受けていないということです。
ゆりかもめは午後0時40分現在も一部の区間で運転を見合わせているということです。
NHKのヘリコプターが午後0時40分ごろ撮影した映像では、6両編成の車両が「芝浦ふ頭駅」手前の高架軌道上で停止していました。
新交通システムの「ゆりかもめ」は、無人での自動運転が行われ、新橋駅と豊洲駅の間のおよそ15キロを専用の高架軌道で走行します。
高架軌道上で停止した車両に乗っていた男性によりますと、芝浦ふ頭駅を発車したあとまもなくして止まり、車内放送で「停電で停車していて、場合によっては外に出て避難します」と伝えられたということです。
その後、駅員の誘導に従って乗客が順番に車両から降り、芝浦ふ頭駅まで数十メートルほど徒歩で移動したということで、駅員からは「段差があるのでご注意ください」などと呼びかけがあったということです。
男性は、「駅員が迅速に誘導してくれたので、大きな混乱もなく落ち着いて避難することができました」と話していました。』