中国でiPhone神話崩れる ファーウェイ台頭で出荷2割減
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN2604H0W4A221C2000000/
『中国でiPhone神話崩れる ファーウェイ台頭で出荷2割減
生成AI
2025年1月17日 5:32 (2025年1月17日 8:12更新) [会員限定記事]
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窪田真之さん他2名の投稿
窪田真之柯 隆上野泰也
【シリコンバレー=中藤玲】米アップルの中国戦略が揺れている。シンガポールの調査会社が16日発表した2024年の中国スマホ出荷台数でアップルは前年比2割減った。現地勢に押される構図が鮮明になる一方で、アップルは「iPhone」に続くイノベーションを打ち出せず、中国に代わる新興国も開拓できていない。
「できるだけ早く中国で展開したい」。ティム・クック最高経営責任者(CEO)は2024年11月下旬、中…
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窪田真之
楽天証券 チーフ・ストラテジスト
ひとこと解説米中の経済分断が進むと、苦境にたたされる米企業の代表格がアップルとテスラであることは、早くから知られていた。アップルが中国で生産して米国に輸出しているスマホに高関税が課せられると、アップルが受けるダメージは大きい。トランプ次期政権がアップルを例外とするのかどうか、同社の政治力が試されるところだ。
アップルはスマホ(iPhone)、テスラは電気自動車(EV)という違いがあるが、両社の共通点は、高機能で高価格帯の製品中心に展開していること。富裕層中心に根強い人気があるものの、中国製スマホ・EVの機能向上が著しい今日、大衆への普及が進む段階で低価格の中国勢に対して劣勢となりつつある面もある。
』